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Archive for 2008 年 6 月 13 日

ジェイソン・ボーン3部作

THE BOURNE ULTIMENTUMマット・デイモン主演のアクション3部作、「ボーン・アイデンティティ」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」を観た。もちろん、さすがに、一気に観たわけではなく、5月から間をおきながらって感じで。

ここに書くからには、ものすごくよかったか、ものすごくひどかったかのいずれかなのだが、って3作観たってことからわかるように、超おもしろかった、というか、すごかった。まさしく「食わず嫌い」って感じで、今まで興味の外だったのだが、危うく観ないままにしてしまっておくところだった…、もったいない、もったいない。

3作とも、大きな見せ場的なポイントは2点ある。一つ目は、主人公ボーンと敵工作員との、タイマンアクション。これが本当にすごい。っていうか、マット・デイモン本人があれだけリアルな、まさしく死闘を繰り広げているというのにびっくり。どっちも工作員なので、正々堂々とか、スマートにとかまったく関係なくとにかく相手を殺すことだけを目的にして殴り合う。手当たり次第にそこら辺にある致命傷を負わせられそうな道具を使う。ボールペンを突きたてようとしたり、分厚いハードカバーの本の角で顔面を殴りつけようとしたり…。

「あぁ~、相手を殺す」という意思って、こういうことだよなぁ~」と寒気を覚える感じ。もちろん、それぞれがそんなことは承知の上なので、微妙に急所を外す感じ、というか、防御も考えて道具も選んでいるっていうのもあるみたいだが、一撃必殺でかたがつくってこともなく、どちらかというと、地味なというか、がっぷり四つになりながら、「ごふっ、ボゴッ」って感じの殴り合いが続いたりする。プロ同士なので、そう簡単に関節がキマタッリもしない。だいたい決着も、ボーンが絞め技(ってタオルとか使うのだが)で落とす(っていうか、死んでるんだけど)感じで決まる。3作ともに、こういうプロの工作員同士のタイマン・肉弾戦の殺し合いがあるのだが、どれも見ものだ。

もう一つが、ストリートでのカーチェイス。これも、とにかくすげーの一言。カーチェイスと言っても、どちらかというと、ボーンが追っ手から逃れるシーンの一部としてのカーチェイスで最終的には、車はぼろぼろで、その車で逃げ切るということはなく、車から降りて他の交通手段で逃れることになるのだが、とにかく、反対車線の逆行は当たり前、というかおそらく車での逃亡ではこれがセオリーなのだろう、追っ手はそのうち、淘汰されていくから。しかし、もちろん、追っ手は「組織」なので、前方や脇からもわらわらと迫ってくるわけで、それらとガッツンガッツンぶつかりながら、もちろん、中のボーンもかなりぼろぼろになりながら、ってことになる。なんせ、立体駐車場の屋上から、わざとバックで落ちて、大破した車から這い出して逃げたりするんだから。

一応、この3部で、ジェイソン・ボーンの物語は終わりなんだそうだが…。いやいや、終わらせてくれないでしょう、っていうくらいの面白さ。

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