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2008年6月24日(火曜日)|Daily archive page

postheadericon Mercury F-3 設置

というわけで、ババデンキさんは鹿児島のお店だったので、昨日午後の発送ながら、本日午前8時過ぎにはクロネコヤマトから「お届けものですが~」の電話がかかってくるというテンポの良さ。

さすがに、F-1と比較すると「でかい」。サイズ的には「204mm×840mm×275mm(グリル含む)」って感じで、高さもさることながら、断面積もF-1と比較すると、それなりに大きくなっている、ウーファー口径が大きくなっているんだから、当然といえば当然だが。また、底部にはスパイクという、ねじ込み式の尖がった釘みたいなものを4本取り付けるようになっている、実はこんなのを取り付けるようなスピーカーは初めてだったりする。もちろん、このままフローリングに置いたら、思い切り床にめり込んで4つの穴ぼこが空いてしまうので、それらのスパイクを載せる「ベース」と言われる、まぁ小さなコースターみたいなものもスパイクと同じ個数だけ付属するので、それに載せるようにして設置する。

のだが、普通に考えたらわかるようにかなりめんどうくさい。広々としたところに設置するのならまだしも、狭苦しいところになんとか設置するとなるとスパイクそれぞれの下に、ちょうどこのベースを置くというのはかなり厄介な仕事だ。

結局、設置予定場所の手前のスペースに余裕のあるところで、とりあえずスパイク4つをすべて取り付けて、いらない雑誌(A4大)の上に、先ずは前二つのスパイクを乗せるようにして後ろを浮かせて、手探りでなんとか後二つのスパイクの下にベースを置いて、それができたら、重心をベース設置済みの後二つに乗せて、前二つを浮かせてから、雑誌を引き抜き、後と同様にベースを設置した。その後は、少々フローリングが痛んでもいいやって感じで、設置予定場所までずりずりとベースが外れないように気をつけながらゆっくりずらしていってどうにか完了。

見苦しいケーブル類がモロ写りなのが恥ずかしいただスパイクは設置場所の面が微妙に同一面じゃない場合のためなんだろうけど、出っ張り具合を調整できる仕組みなっているので、もし設置場所の平滑度がそれなりに見込めるのなら、スパイク取り付け時にそれなりに気を付けて同じ出っ張り具合になるようにしておかないと、あとからレンチを差し込んで高さ調整っていうのは相当に面倒そう。自分の場合は、ほぼ平滑と言ってよさそうだったので、とりあえず設置後にぐらついちゃうということはなかった。

このF-3は、いわば型落ちモデルだ。昨年末発売の新モデルのシリーズではMercury Fx custom という具合に最後に「custom」接尾辞が付いている。この新シリーズと比較すると、見た目で違うのはまずケーブルターミナル。F-3の方はなんかプラスチックのいかにも安物という感じで、customでは、これが金属製のリッチな感じのものになっている。また、内部のネットワークとか、実際はいろいろグレードアップしてはいるらしい(その分、価格もアップしている)とのことだが、見た目的にはわからない。さらに、customシリーズは、FR, F1, F4, FC というラインアップで F-3に関していうと F-3 custom というのはなくなっているようなので、customになって、音的にどう変わったか、よくなったかという比較はできない。結局、F-2, F-3という中途半端なクラスはなくなってしまって、ブックシェルフがいい人はより小さいF-1を、トールボーイがいい人は 大きくて低音もたっぷりなF-4にするでしょっていう話なんだろう。しかし、自分みたいな貧乏くさい人間にとっては F-3 クラスがセットで5万台というコストパフォーマンスには十分存在意義があると思うのだが…。とはいえ、F-4 customがセットで8万台だと F-3 custom がもしあるとすると7万弱くらいになっちゃうのかな。だとすると、やはり F-4 custom に行っちゃうかなぁ。

で、今までフロントだった Mercury F-1 custom は、サラウンドに移動。さすがに、ここを高いケーブルにするには 1,200円/m x 15m ほどは必要そうだったのでパスして、前のサラウンドスピーカセットについてきた安物ケーブルで間に合わせることにした。さすがに1,200円/m とかは無理でも、ヤフオクとかの安めのスピーカケーブルくらいは使ってあげた方がいいなぁとは思っているんだけど…、あ~、バナナプラグもヤフオクの安いのでいいや…。

ということで、早速まずは取り付けただけ状態で、鳴らしてみることにした。献立はたまたま聴いていた YeLLOW Generation の「Carpe Diem」。基本、ボーカル系JPOPしか聴かないので。で、この段階での感想だが、箱が大きくなった+ウーファーの口径も大きくなった効果はかなりのもので、結構ボコボコな音。バスレフポートはスポンジで塞いだ状態なのだが。低音が大きいので、全体としてこもったというか、霞んだ感じの音に聴こえる。で、ポートのスポンジを外してみても、あまり違いは感じられない。ま、F-1と比較すると、低音が豊かになるのは確かなようだ(って当たり前やろって感じか)。

ウーファーの位置が高くなったなもちろん、セッティングが Mercury F-1 custom のときのままで聴いているわけだから、基本低音鳴らしすぎになるのは当然なので、この段階では気にしない。スピーカーの変更でどんなふうに違うかをちょっと試してみただけってところ。

で、おもむろに窓とドアを閉め切り、カーテンも全部閉じて、典型的な視聴環境にしてから、アンプにセッティング用マイクを取り付けて、オートセッティングプログラムを開始。例によって、ひとしきりガーガー・ボーボー言わせてセッティング完了。さすがに珍しくもなくなってきたので、特にセッティング内容を見ることもなく一旦適用して、さっきのイエジェネの続きを鳴らしてみる。

「よっしゃ~」。ちゃんとそれぞれの音の粒立ちを保ちながら、低音の拡がりが豊かになった感じ。また、F-1のときは感じられなかった、音というより振動に近い音波も感じられるようになった。さらに仕組みはわからないが、中央の定位も良好になり、さらにいわゆるスイートスポットも若干広くなったのではないかと思われる。

F-1のときは、シャープではあったが、こじんまりとしていたんだなと、こうして比較するとよくわかる。まだ F-1のときの感じになれているせいか、F-3にして、それぞれの音がより広い空間でのびのびと響いているのが、逆に散漫な感じに思えてしまったりもしたが、少しボリュームを上げてやるとそういう感じも消えて、より広い空間が音に満たされる感じになる…、っていうかそんな気がする。

そういうわけで、フロントスピーカのレベルアップは期待通りの効果を上げてくれたと言えると思う。コストパフォーマンス的にはどうなんだろうか、自分の中に比較基準がないので正直なんとも言えないのだが、とりあえず「損した」って気はまるでしていない。まぁ、他のスピーカで「失敗した~」という経験がないからなのだが(なにせ、まともなスピーカ購入なんて今回のTANNOYの2種が生まれて初めてなんで)、それは、とても幸運なことだと思う。

あ、ちなみに昨日F-1 でホルストの「惑星」のオーケストラライブを聴いてみたが、正直これはいただけなかった。そもそもクラシックを全然聴かないので、よくわからない面もあるのだが、それにしてもまるで面白くなかったなぁ。やはり、このあたりを感動的に鳴らそうと思ったら、アンプにしろ、スピーカーにしろ、もう一桁か二桁くらいのコストアップをしないとダメなんだろう、自分にはほとんど関係ない世界だな。

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