marantz CD6002 第2段階
鬼束ちひろの「Sugar high」を聴いていて、おそろしいことに気づいてしまった。な、なんと中高音部というのか、どうも周波数の問題でもなさそうなのだが、ノイズが乗るのだ。どうも経路で拾っているノイズというわけではなく、ある波形というか、音のみが歪む感じで、一部ノイズみたいな音になってしまうという感じ。
同じCDをONKYO DV-L5Xで再生してみても、そのノイズは出ない。これは光でつないでも、アナログでつないでも同じだ。ちなみに、CD6002を光でつないだケースでも、このノイズは出ない。
まず、疑ったのは、CD6002のアナログ出力部の不具合。というか、ほぼこれしかないという気になっていたのだが。
しかし、結果として、それは間違いだったようだ。DTX-5の入力モードを CD Direct にすると、な、なんと、このノイズがスパっと消えてしまう。これは憶測でしかないが、どうも DTX-5にアナログで入力された信号を、イコライズのためにアナ・デジ変換するところで何かが起こっているように思われる。一旦、デジタル化されたら、おそらく光からの入力が通る経路と同じだと思われるからだ。
ここでややこしいのは、DV-L5Xをアナログ入力した場合には、このノイズが出ないことだ。どうもCD6002はDV-L5Xでは出されない信号なのか波形なのか、そういったものを出力しているのではないかと思われる。
問題は、このDV-L5Xでは出ないものを CD6002が出していることが、CD6002の不具合なのか。さもなくば、CD6002の出力をアナ・デジ変換するときに障害が発生することが DTX-5の不具合なのか?さらにいうと、後者だとすると、これがDTX-5の仕様なのか、故障なのか?というのもある。
ただ、この過程での収穫は、CD6002からのアナログ出力を、DTX-5で「AD変換→イコライズ→DA変換」してスピーカに持っていかずに、CD Direct でスピーカーに出すと、なかなかいい感じにスピーカーが鳴ってくれるという発見があったこと。
最初、DV-L5Xを光でつないで、このDirectを試したときには、音が薄っぺらで、定位がはっきりせずに散漫に感じたので、それっきりほとんど試していなかったのだが、今回のように、それなりのDACを積んだCDプレーヤーをアナログでつないでいる場合は、そういう感じもなく「しっかり」鳴ってくれる。
というか、逆に今までのイコライズされた音はどうも無理にコントラスト上げすぎて不自然になってしまったレタッチしすぎのJPEG写真のような「加工しすぎ」な音だったようだ。
そういうわけで、CD再生時はイコライズなしの Direct 再生をデフォルトにすることにして、例のノイズについてはこれ以上追及しないことにした。おそらくは、DTX-5のADCあたりの劣化じゃないかなぁ~と思う。前の持ち主ももしかしたら、これで叩売りに出しちゃったのかも…とか思ったりもする。自分的には回避できる不具合だったのでOKなのだが。いや、待てよ?もしかして、CD6002が 44.1kHz/16bitのADPCMではおさまりきらない音を出しちゃってる?いやいや、もとのCD以上を出すなんてことはないはずのような気もするが。
あぁ、CD6002の箱はとっくに分解・廃棄してしまっていたし、CD6002の初期不良だったらどうしようかと真剣に落ち込んでいたが、あと一歩のところで踏みとどまることができたみたいだ。
いやいや、しかし、この今回のオーディオ関係の発狂現象には自分でもびっくり。そろそろ、このくらいで止んでくれないと、本当にピンチになっちゃいそうだ。
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