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Archive for 2009 年 1 月 26 日

復活

土曜日、1月の24日だが、その午後からサーバーダウンが続いていた。

何をやっていたかというと、サーバーマシンのリプレース。と言っても、マシンそのものを置き換えるわけではなく、サーバーマシンのマザーボードを新調したのだ。今までは AMDのAthlonXP、すなわち、まだ64でもないころの、それなりに年代物のCPUで、あんまりエコにうるさくないころの、CPUアンドマザー(チップセット)、もちろんHDDもSSDとかなわけもなく、これもちょっと古めのサムスンの160GBの3.5″パラレルATA。さらに、USBには、二つ目のNICも付いていたりするもんで、90W(120Wだっけか?)のACアダプタ電源で運転していると、なんか負荷がかかったりするとどうも電圧が下がるのか、ハングアップしてしまう現象が、けっこう頻繁に(といっても、2週間に1回程度だが)起こっていた。ACアダプタ電源にするまでは、せいぜい家全体が停電になった時くらいしか、このサーバーが止まることはなかったのだが。

そういうわけで、前々から、このサーバーの省電力化は懸案だったわけ。

まったく、根拠のない予想では、けっこう高めの確率でそのまま動くんじゃないかと思っていたのだが、残念ながら予想は思いきり外れてしまった。

ケースにセットしたD945GCLF2

ケースにセットしたD945GCLF2

最初から、順を追うことにしよう。まず、そろそろ D945DCLF2マザーが、8,000円台に落ちてきて、1GBメモリと込みでも9,000円弱くらいで手に入りそうになってきたこともあり、このタイミングでしょうというわけで、リプレースに踏み切ったわけだ。

通 販では送料が馬鹿にならないということで、土曜日の昼前、雪がやんだ頃合いを見計らって、博多のTWOTOPに出かけた。TWOTOPのインターネット ショップでは、同マザーボードが8,200円強だったので、あわよくば同じ程度の値段で店頭に並んでいることを期待していたのだが、予想に反して、なんと 9,980円という値付け。さすがに、これじゃ~ダメでしょう。ネット販売と店頭で15%以上も値札が違うというのは、さすがにいただけない。

そ れなら、通販で買った方が送料含めても安いじゃんと、そそくさと手ぶらで店を出た。で、あまり期待はしていなかったが、ついでに、帰り道の博多のドスパラ にも寄ってみた。すると、なんと、こちらでは同製品が 8,980円ではないか。これなら、送料を入れると通販とどっこいどっこいという値段。ちなみにノーブランドの1GB DDR2(スピードは忘れた)は980円くらいということで合わせて、10,000円弱。これなら、通販と比較しても送料を考慮すると同程度なので、手を 打つことにした。あ、ちなみに博多までの往復交通費は通勤定期なので、考えなくていいという前提。これがないと、交通費が1,000円を軽く突破するの で、通販の方がお得ということになる。

で、そそくさと帰って、軽く腹ごしらえなどを済ませて、さっそくサーバーをシャットダウンして、マ ザーボードの換装を始めた。いや~、mini-ITXって本当に小さいなぁ~。と思いつつ、ほとんど換装が終わって最後に電源を接続するところで、いやな 予感。マザーのメイン電源である20pinコネクタは、DC-AC変換つき電源から出ているのだが、最近のマザーボードのお約束の2×2スクエアの 4pin電源コネクタは、これからは出ていない。

ま、もったいぶっても仕方ないからぶっちゃけちゃうと、やっぱり、この4pin 12Vが出ていないと、PCが起動しないという結果に。うぅ、このACアダプタ電源(と変換セット)はけっこう高かったのに…。と、嘆いていても仕方ない。

もともとこのケースについていた電源、ファンがうるさくてACアダプタ電源に交換されてしまっていた

もともとこのケースについていた電源、ファンがうるさくてACアダプタ電源に交換されてしまっていた

ど うしようかと思ったが、とりあえず、もともとこのマシンのケースについていたATX電源を押入れから引っ張り出してきて、再登板させることにした。こちら は、一応、20pin+4pinのコネクタが出ているので、両方に接続できて、マザー自体もちゃんと起動させることができた。

次に予想されていた問題は、果たして旧マザーで動いていたサーバーのHDDがそのままで新しいマザーのマシンで起動して普通に動いてくれるかどうか?というあたり。

が、またまた希望的観測は見事に外れてしまい、起動しない。なぜか、initrd(といっても普通は意味不明だが)を読み込むまではうまくいくのだが、その後に /dev/sda2パーティションにあるlvmのボリュームグループをさがすところ(具体的には lvm vgscan)で、それを見つけられない。んで、ルートデバイスが見つからないので、当然、そこから先の起動シーケンスは走らないって感じ。

もともとのマザーのチップセットはSiSのもので、initrdでも pata_sis.koというパラレルATA用のドライバをinsmodしている。これが悪さをしているのではないか?これをどうにかすれば、すんなりVolume Groupを見つけられて、起動シーケンスに入れるんじゃないか?と思ってしまったのが、運のつき。

後で考えると、Fedora8のレスキューdiskで起動して、そこから/dev/VolGroup00/LogVol00をマウントし(って、これはrescueディスクでは、何もしなくてもマウントしてくれるが)、そこにchrootして、initrdとかを作りなおせばよかったのだが、そのときは、とにかく、initrdの中身を自分でいじって、lvmの問題をクリアさせることしか頭になく、いわゆる「ササってしまった」状態になってしまっていた。

この状態での試行錯誤が、土曜日の夕方くらいから、結局昨日日曜日の夜の11時くらいまで続く。その過程で、FedoraのLiveCDをUSBメモリに入れて、起動する方法とか、lvm関係のごちゃごちゃとか、今まで知ってはいたが面倒で、ついつい避けていたようなことも、少しだけ勉強できたのは収穫だった…、とか負け惜しみくさい。

で、最終的には、まず、現在のディスクの /dev/VolGroup00/LogVol00 配下の内容を tar で固めて、USBに挿してある外部ドライブにコピーし、その後、マザーの内蔵ディスクに、Fedora8を1からインストール。っていうか、実際は USBから起動した Fedora8LiveCDで、「ハードディスクにインストール」を選んで、最小限インストールを実行。実際は、それでも多すぎるくらい。だって/dev/sda1 に initrd など最初の起動シーケンス分だけセットアップしてくれて、/dev/sda2 にある Logical Volume さえ読めるようになっていさえすればいいんだから。

まぁ、最小限インストールだったので、それほど時間もかからず、完了した。そこで、今インストールが済んで /dev/VolGroup00/LogVol00 に、さっきコピーした、もともとの LogVol00の中身を固めた tar を上書き展開してしまう。という作戦。それでも、かなり心配だったが、行幸にも、これで、ちゃんと昔のサーバーのシステムが起動してくれた。

これがマザーの入っていた化粧箱。インテル製のマザーボードとか買ったのは初めて。

これがマザーの入っていた化粧箱。インテル製のマザーボードとか買ったのは初めて。

時すでに、日曜日の真夜中、日付も変わろうかというあたりの時刻になっていた。まぁ、その後もethデバイス関係でちょっと「ん?」なところもあったが、場当たり的に対応して、どうにか事なきを得た…。と思ったら、なんとなぜかマザー内蔵のLANがちゃんと動いていない。って、まぁこれは、丸1日半悪戦苦闘している間に、ネットですでに読んでいて、わかってはいたので、実は全然驚いていない。が、なにせ、ほぼ丸二日もこんなに根をつめたのは久しぶりだったので結構疲れ果ててしまった。

すでに36時間ほどサーバーを止めてしまっているので、かなり後ろ髪ひかれる思いではあったが、続きは明日会社から帰ってからということにして就寝した。

で、本日会社から帰ってきて、米を研いで、炊飯器のスイッチを入れて、炊きあがるまでの時間に、このD945GCLF2のLinux OSでのNIC問題に取り掛かった。これは、インストール時に、ネットワークカードドライバが誤認識なのか、どうもそうではなくて認識精度の低さが原因のようなのだが(おそらく、この新しいネットワークチップが出るまでは、この認識精度で問題なかったのだろうが、新しいチップが返すPCIデバイスの識別文字列のせいで、従来の認識パターンでは正常に識別できなくなったって感じじゃないかと)、とにかく別のドライバをインストールする必要があるらしい。ということで、このネットワークチップのメーカーが提供しているドライバソースを入手して、インストールすることで事なきを得た。その辺のやり方もけっこう親切に readme に書いてあるので迷いようがない感じ。とはいえ、kernel-develop をインストールしていないような環境だった利するとけっこうめんどうかな。

その後も、少しだけ引っかかったこともあったりはするが、なんとかクリアして、さっきようやくサーバーが復活。1つ1つは非力ではあるが、それでも4つの論理CPUコアがあるというのはサーバーにはもってこいのプロセッサだなぁ~と思いつつ。

あとは、電源の問題をどうするか。4pinコネクタつきのアダプタ電源を新調すると、それだけで7千円強の追加出費を強いられる。今の設置状況だと、騒音をほとんど感じないので、このまま古い電源でくみ上げてしまうか?とも思うが。先人たちのblogを見ると、どのみち、チップセットについているクーリングファンが結構ボロくて、すぐ「ガー」と異音を発するようになるんだそうだ。

それに組み付けてしまうとおそらく電源ファンの音もまたまた気になるほどに大きくなるんじゃないかと思う(だって、それでわざわざACアダプタ電源に変えたんだし)。一応、次善策を考えてはるので、それを試してみてまた結果を報告してみたいと思う。

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