Kensington Expert Mouse7(2)

Kensington Expert Mouse7(改修済)
しばらく、そう1週間ほどだろうか、悩んだのだが、結局最終的にはアマゾンでポチッってしまっていた。見たとおり、トラックボールとしては、これ以上ないだろうというくらい「ベタ」なデザインであり、製品自体も新発売から、5年がたっていることもあり、どちらかというと「カッコ悪い」かも~という風貌。で、ありながら値段の方も、それほどには値崩れしていなくて9,000円強(Amazon)という、かなり「高級品」クラス。
それが今朝届いたわけなのだが…。
まず、ボールのコロコロ感がかなり悪い。なんか建てつけが悪いのか、どうなのか、どこかを擦っているような感じ。もっと、驚くような快感を期待していたので、これには正直がっかりというか、残念度がけっこう高かった。
で、各所で酷評されているスクロールホイールなのだが、同じく、かなりの微妙な感触とうか、いや微妙ではなくあきらかに「ダメダメ」な感触。そのうえ、これは自分の個体だけなのかもしれないが、ホイールをゆっくり時計回りに回転したときにまるで回転を検知しないのには、正直愕然というか、とても9,000円の価値があるとは思えない~と、そういう感想。
ついでに言うと、これは最初の「建てつけの悪さ」からくるんだろうけど、テーブルに置いたときにガタついたりして、う~ん、おいおい…。
ということで、Amazonだったりしたので、ソッコー返品か…とも思ったのだが、基本的には、この建てつけの悪さが諸悪の根源なのであり、また、これについては価格COMの口コミ掲示板で、ねじの締め直しで解消するとあったので、そうすれば、これらの不具合は何とか克服できるのではないか…、なんて、届いてから、1時間もしないうちに分解を決心してしまった。
まず、ネット上でよく見かける、ホイールのクリック感を出すために取り付けてある磁石を取っ払うというのを実行してみると、確かにあのクリック感はいらないなって感じ。劇的に改善されたというわけではないが、かなりましになった。
さらに、その過程でいったんほとんど分解して…といっても合計9個のねじを外しただけだが、組み直した結果、建てつけの悪さがずいぶん解消されたようで、設置のガタつきや、ボールの擦れもなくなり、特にボールのコロコロ感はCT-100TrackManと比肩しうるヌルヌル感になってくれた、これだけでずいぶん好印象。

黒いコードの奥にあるのが発光部。これは近づけた後の写真
しかし、残念ながら、ホイールのスロー右回転時の誤認識(というか、認識しない)は相変わらず。どうも、光センサーの発光部と受光部が離れすぎていて、スリットじゃない部分が通過しても左右のスリットから回り込んでくる光のために、さえぎりを認識できていないんじゃないだろうか?そこで、再度分解して、発光部と受光部を指でギューっと曲げて近づけてみた。
が、組み立てると、その隙間を通るホイールの側面がホイールの内側にある受光部にあたってしまう。ホイールに少し遊びがあるせいで、この加減がなかなか難しい。が、幾度かの試行錯誤の結果、外側にある発光部は割と大胆にホイールに近づけても、当たらないことが判明というか、デフォルトが離れすぎていたのか?
結果、ホイールの回転検知が、正常になり、かつ無用なクリック感もなくなって、それなりに快適になったと思う。もちろん、ホイールそのもののチープな感触だけはいかんともしがたいが、構造的にここを高精度に気持ちよく回るように作るには結構なコストがかかると思われる。
まぁ、そこまでやったExpert Mouse8を使ってみたい気もするが、結局Kensington社はホイールを捨てて、ボール自体をスピンさせる道を選んだわけだ。まぁ、何年か経って、このExpert Mouse7が老いさらばえて、かつSlim Bladeが9,000円ほどになったら試してみることになるのかもしれない。
とりあえず、返品コースを免れて、Trackmanの後釜に座ったExpert Mouse7ということになった。
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