Archive for 2010 年 5 月 8 日
QNAP TS-109II
長いこと使ってきた、玄人志向の安物NASボックスであるGW3.5MM-U2/LANなのだが、さすがにファンが異音を発するわ、筐体は変なびびり音を発するは、でなんかやばい感じになってきていた。その上、これは使い始めた当初からなのだが、読み書きともに非常に遅いし、なんか動きもちょっと信用できない感じだった。
さらには、USBでPCと接続できることも売りだったのだが、最初からなのか、いつからなのか、USBケーブルでPCとつないでも、まったく認識しないようになっていた。もちろん、LANケーブルは外した状態である。というか、ケーブルつなぎ直して再起動しているのだが、全然認識しない。
ということで、しばらく前から新しいNASの導入は懸案だったのだが、たまたま、このQNAPのTS-109IIを発見してしまった。送料別で16,000円である。QNAPは業務用のもっと大きなNASを作っている会社で、いくらSOHO用の1ドライブとはいえ、この値段ならかなりのお買い得という気がする。新品のQNAP TS-110がAmazonなんかだと18,000円ほどだが、TS-109IIの方が機能的には上だったような気がするし。
機能が上と言ったって、その機能を使うわけでもなかったりはする。基本的にはNASとしてしか使わないし。しかし、そもそもの基本仕様というか、NASとしての「ちゃんとしてる具合」が、GW3.5MM-U2/LANとは比較にならない。まず、そもそも内部にハードディスクを取り付けるために筐体を開けたときの、その内部のきれいさが全然ちがう。これだけで、製品に対する好感度は急激上昇だ。見た目だけでなく、ハードウェアの完成度というか、精緻さというか、ちょっとしたパーツのかみ合わせみたいな部分で、いやぁ~、こりゃはっきりとは見えないところにもそれなりにコストをかけてるのかなぁという感じがする。
そういうわけなので、ハードディスクの取り付けなんて、もう何の問題もなくすんなり取り付けられてしまう。あ、そうだ、引っかかったところと言えば、マニュアルかもしれない。マニュアルというか、クイックスタートのA3版程度のかみっきれなのだが、これによると、筐体を開けるさいに、ボディの半身をスライドさせて外して、ハードディスク取り付け後にねじ止めすることになっているのだが、このボディの半身が押しても引いても外れない。おかしいなと思ったら、後でしめることになっていたねじが最初からつけてあり、これを外さないとスライドしない(当たり前)。だが、マニュアルを読む限りでは、その固定ねじは別パーツで同梱されていて、ハードディスク取り付け後にしめるようにしか読めない。おそらく、マニュアル作成後に、輸送中に半身ボディが外れたりすることを防ぐためにあらかじめねじ止めするようになったのだろう。
とは、いうものの、細かいところの作りがちゃんとしているので、この程度のひっかかりはほとんど気にならない。NASなのでインストール自体は、特に問題ない。電源ケーブルとLANケーブルを接続して、起動スイッチを入れると、DHCPからアドレスを取得して、そのまま起動し、ネットに接続する。あとは、PC上に「QNAPファインダー」というソフトをインストールして、ネットワーク上のTS-109IIを見つけ出して、ファームウェアをインストールする。付属のCDROMに、もちろんそのファームウェアは収録されているのだが、QNAPサイト上のものの方がかなり新しいようだったので、最初からそちらをインストールした。その上で、再起動すると、あとは、このTS-109II自身が管理サーバーも兼ねるので、ブラウザでアクセスし、管理ページを開けばよい。
そうすると、そこで、このNASが持つ多彩な機能を有効化したり、設定できたりする。細かい話は、次の機会ということにして、少なくとも、この管理ページのさくさく感からして、相当の底力があることが窺われる。そのあたりも、次の機会だが、とりあえず、前NASからの転送などファイルサーバーとしての使用感だが、まず、データのリードだが、うちの場合、旧態然たる100BASEのネットワークであり、理論的にも10MB/sほどの転送速度しかでないわけだが、このNASからの読み取りでは、実はこれがボトルネックになる。すなわち、転送速度が10MB/s弱くらいで頭打ちというか、ずっとこのあたりの速度で読めてしまうのだ。TS-109IIのアダプタはGBit仕様なので、実はそういう環境で使ってあげないとかわいそうなのかもしれない。ただし、ライト性能については、残念ながら5.0MB/sほどまで落ち込む。まぁ、どこがボトルネックになっているかはわからないので、あながちTS-109IIのせいだけだとは言えないのだが。
そういうわけで、もうこれだけでも、十分すぎるほどの対費用効果を得られたと言えるわけで、さらにNASすなわちファイルサーバーとして以上の機能のことを考慮すると、いや~、やっぱりいいもの買わなくちゃだめだねと、安物買いの銭失いとはよく言ったものだと。
というわけで、気が向いたら、あまり使ってはいないのだが、ファイルサーバーとして以外の機能についても触れていこうと思う。
ダークな気分で
「こころが死んでいて、とても写真など撮る気がしない…」なんて内心つぶやきながら、それでも、バッグにカメラは忍ばせている。目にとまると、ついついバッグのふたのベルクロをベリベリと開けようとしている。そうして、あぁ、とため息をつきながら、その手を戻したりしているのだが、そんなことを繰り返しながら、結局はカメラを取り出してしまったりしているわけで。
たいした写真が撮れるわけでもないのに、そんなに悩まなくていいよ、体が反応するままにバシャバシャ撮れば。誰のためというわけでもなく、ただただ自分のためなんだし、ちょっとした間でもコンセントレートすれば、考えたくないことを考えずにすむし。
というわけで、一昨日の朝と、昨日の夜。いや、まったくもってたいした写真じゃないです、すみません。
- 踏切そばの白小さい
絞り開放だからだろうか、ピントがきているようなところでも、ぴりっとしない。1/1000とかなので、ぶれているわけではないと思うのだが。
- 踏切近くのもうひとつの白小さい
こちらは少しましだが、やはりぴりっとしていない。せめて、f2.8位までには絞るべき何だろうな
- 青い夕空と白小さい星
5月ともなると、19時台でも、少しだけ空に明るさが残っている。
- 木の陰
まだかすかに紺色の夕空をバックに、黒い木の陰を撮ってみる
MEDIA keg MG-F516 part2
で、まずは、KenwoodのMEDIA keg だが、結論としては、けっこう正解だったと言える。iTunes+iPodの豊富な機能、アルバムアートとか、曲情報のみならず、個人の再生情報も生かした、ダイナミックなプレイリスト作成とか、さらにはネットを通じてユーザー全体の再生情報や保有情報から作成されるGeniusなんて、かっこいい機能はいっさいない。あ、ちがうか、付属のBeat Jamだっけかを使えば、それなりにあるのかもしれないが、自分が個人的に使っていないだけなんだった。
繰り返しになるが、さらには無圧縮のwavファイルを転送するので、「ファイル名」以外の曲情報が一切ない。まぁ、シンプルと言えばシンプル。そのため、再生も、アルバム単位でトラック順にリピートするか、アーティスト単位で同様に、アルバム順→トラック順にリピートするという聴き方になる。本当のところは、ランダムリピートもあるが、MEDIA kegで聞く場合はどちらかというと、作品を意識している気持ちが強いのか、ランダム再生しようという気には、今のところならない。おそらくは、そのうち、アーティスト単位でのランダムとか、後はもう内容全部のランダム再生は使うようになるだろう。新譜を聴き込むときには、アルバムだけをトラック順にリピートするだろうし。
再生品質には、とても満足しているというか、ポータブルオーディオでも、こういう世界があるんだぁ~と、ちょっと新鮮な感じ。とはいうものの、大きな通りの横など、車の騒音の大きい町中、放送などの騒音がすさまじい駅のホーム、当然走っている列車の中などでは、その良さも半減どころか、四半分になるくらいの感じはあるが、それでも「だから、再生品質がよろしくないプレーヤーでもいっしょ」とは言い切れないくらいの差はある。これがスムーズに走っている(都市高とか)バスの中くらいの騒音程度となると「音楽っぽさ」はなかなかのもので、じっくり聴く気になる。
で、これは通勤事情によるのだが、自分の場合、ド田舎に住んでいるので、20時くらいに、駅から自宅まで20分程度歩くのだが、とにかく静かなので、その環境での「音楽度」はちょっと圧巻である。田舎の初夏の夜、まだ青さの残る中に輝くいくつかの星々を見上げつつ歩いているのに、これだけの「音楽」に包まれていられるというのは、ちょっとした贅沢感をもたらしてくれる。まだ、バランスド・アーマチュアのSE-CLX7では試していないのだが、ATH-CKS70のsolid bassなズンズンサウンドもなかなか悪くない。そうでありながら、ちゃんと繊細な音も埋もれてしまわずに、しっかり意識にのぼってくれるし。自分の場合、特に、このkegで聴くのは、ボーカル系ばっかり、熊木杏里とか、kokiaとか、矢野真紀とかなので、そのせいもあるのかもしれない。というわけで、MEDIA kegについては、今のところ、大正解だったと言える。特に新譜をがっつり聴くという場合に、静かな公園とかを探して、草のにおいを感じながら鑑賞できるというのは、ちょっとした贅沢になると思う。
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