2010年7月4日(日曜日)|Daily archive page
無線ルーターの置き換え
またまた衝動的なのだが、ちょっと前から色気はあったルーターの置き換えをやってしまった。
そもそもは、さすがに7月にもなると、夜の冷房のない寝室が寝苦しくなってきたので、窓からの冷気を部屋に取り込むためのサーキュレーターが欲しいなと思ったのがきっかけ。実はおんぼろ扇風機が2台はあるのだが、一台は首を振らせると、立て付けが悪いせいかギシギシと耳障りな音を立て続けて寝られたものではないし、もう一台も、なんかいまいちおしゃれじゃなくて…(と、まぁとってつけたような、子供じみた理由だったりするわけだが)と、言い訳しながら、Amazonで物色し、Electroluxのサーキュレーター「Electrolux サーキュレーター Resortシリーズ アンダルシアン・オレンジ EFN930(AO)」をカートに入れた。
で、カートを見てみると、カートにはパナのLeica ELMARIT DG 45mm と、バッファローの無線LANルーター「BUFFALO おまかせ節電 11n/g/b対応 無線LANルーター Air Station WHR-G301Nシリーズ]」がすでに入っていた。さすがに、LEICA-ELMARIT Macroは「今は買わない」としたのだが、な、なんとルータの方は勢いで「ええ~ぃっ!」とそのままポチってしまった。
というわけで、今朝届いたサーキュレーターとルーターなのだが、まずはサーキュレーター。これは実はけっこう大失敗。さすが外国製品らしく大ざっぱな造りで、回転数は、強と弱しかなくて、弱にしてもかなりの高回転、ぶんぶんとかなりうるさい音で回ってくれる。う~ん、さすがに就寝時にこれではかなりつらい気がする。一応、チャレンジはしてみるが。[追記:で、寝る前に弱運転でチャレンジしたのだが、思ったよりは気にならない。それなりに眠かったというのもあるが、最終的には未明3時頃にはスイッチを切ったが、それまでは普通に寝ていられたようだ、深く眠れたかどうかはよくわからないが。どうも、風が狭い範囲に集中的にながれる仕組みのようで、その風の道から外れると、少しだけ騒音が緩和されるのかもしれない。また、音自体が風そのものの音が中心で、本体の共振などによる音が、それほど耳障りじゃない(ネット部分が振動する音がそれなりに混じってはいるのだが)せいではないだろうか。このあたりは個人差が大きいだろうから一概には言えないが、しばらくは寝る前に回してみようかという気になった]難点はデザイン重視のElectroluxなので、お値段が見かけの割に張るってところだろうか。メーカー名を隠して値段を聞かれたら、絶対実際の価格では答えられない気がする。
で、問題の無線LANルーター。これがまた、かなりの曲者というか、これはルーター側に責任があるわけではなくて、我が家の環境の問題なのだが、かなり苦労した。結局朝の10時から5時間以上の苦闘の末、なんとか満足できる環境にはできたので、苦労も少しは報われた気分ではあるが。
我が家はわりとまじめにサーバーを立てていて、プロバイダとの接続も、固定IPを複数もらって、Unnumbered で接続するようにしている。で、WAN向けに自前の各種サーバーを公開しているのだが、それとは別に家庭内ではWAN向けのアドレスは使いたくないので、アドレスをローカルアドレスに変換して、LANは別アドレス空間としている。
今までは、WAN向けに専用の有線ルーターを置いて、LAN用には、そのルーターのunnumberedのIP一つをWANと見なして、接続する別の無線LANルーターを、WAN側は固定IPとしてつないでいた。
今度、導入したWHR-G301Nは、Unnumberedで接続していてもNATで自身のIPを使ってLANを構築できるとのことで、そういう設定ができそう。これまでWAN用の有線ルータと、LAN用の無線ルーターと2台必要だったのが、なんと1台ですむようになりそうだと、喜んでいたわけだが。
まず、最初にけつまづいたのが、WHR-G301Nのインターネット設定。ここで、IPアドレスの取得方法で「Unnumbered」に切り替えなくればならないのだが、設定ページでは、選択画面になるべきところが、『「インターネット@スタートを使って接続」に設定されています。』という「現状設定を教える」だけの記述になってしまっていて、Unnumberedに切り替えることができないという「ささり」。
おそらくは、この設定ページのどこかで「アドバンス設定に変更」みたいのがあって、そこでじゃないと変更できないのだろうと踏んで、さんざん探したのだが、まるで見つからない。マニュアルのUnnumberedの設定方法を見てみても、それに関係するような記述がどこにもない。どこか別の設定が関係しているのではないかと、いろいろいじったがどれも効果なし。途方に暮れて、Q&Aやググったりと試したが解決せず、サポセンに電話するかなぁ~とまで思ったが、なんかのタイミングで、「ルータ機能 ON/OFF」スイッチっていうのが、ON/OFFだけじゃなくて、「AUTO」という設定があって、なんかの設定がAUTOではできないという記述にぶち当たった。「あ~、これか~」って感じ。この「IP取得方法」もAUTOでは、自動セットされるので、設定画面からは変更不能というわけだ。これに気づくのに、1,2時間はかかってしまった。
出荷状態が「AUTO」なんだから、Unnumberedの設定のところで、AUTOをONに切り替えろって書くべきだと思うのだが。そもそもUnnumberedで使用するという需要が割合的には圧倒的に少ないだろうからなぁ。仕方ないところか。
とりあえず、これで何とかUnnumberedに設定できて、かつ新ルーターの背面から出ているLANジャックに、グローバルなアドレスを持つマシンもつなげるし、DHCPで接続すると、IPマスカレードでローカルIPが振られて、ルーター自身のIPで外部と通信できるという環境が完成した。
ところが、最後に「痛たたた」という問題が発生。なんと、そうして新ルーターからローカルIPで接続したマシンと、UnnumberedのグローバルIPで新ルーターと接続しているマシンは直接には通信できないのだ。これは新ルーターの制限。おそらく、この便利な混在環境を実現するための制限なんだろう、詳細はわからないが、実現方法を推測するとなんとなく理解できる気がしないでもない。
もちろん、自宅のローカルPCもUnnumberedなグローバルIPで新ルーターと接続すれば、問題なく通信できるが、そうすると当たり前のことながら、ローカルにあるNASやネットワークプリンタと通信できなくなってしまう。さすがに、これではお話にならない。この段階で、克服手段はないかのように思われたが、幸運なことに、我が家のサーバーマシンはマルチホームになっていて、LAN側へのインターフェースを持っていたのだった。そういうわけで、ns.ttj.nuとするところをサーバーマシンに振られたIPアドレスに置き換えれば、クライアントがローカルネットワーク内にいてもサーバーにアクセスできる。と、喜んだのもつかの間…、本Blogへのアクセスに問題が…。本Blogのいろんなページへのリンクのアドレスが、ほぼ全部「ns.ttj.nu」直書きだったりするのだった。そのため、最初のアクセスはいいのだが、どこかに飛ぼうとすると、結局 ns.ttj.nu すなわち、グローバルIPの方にアクセスできないという問題にぶつかってしまう。
が、これは要するに「ns.ttj.nu」という名前がグローバルIPに解決されてしまうのが問題なので、これがローカルIPに解決されれば丸く収まる。そう、hostsファイルの登場というわけだ。で、システムファイル領域にある、このhostsファイルに管理者権限で立ち上げたメモ帳で、ns.ttj.nuをローカルIPに解決するようエントリーを追加して、とりあえず万事順調と相成った。サーバーがローカルネットワークへのインターフェースを持っていないとどうしようもなくなるところだったが、なんとか苦労が無駄にならずにすんで「やったー」って感じ。


