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フルサイズ対応レンズ

左からSAL50F14, 50mm F2.8 DG Macro, SAL2875。

フォーサーズだけを使っているときは、いやマイクロフォーサーズ導入後も、結局センサーサイズ自体は同じなので、レンズの対応イメージサークルについて気にすることはなかった。というか、基本的にフォーサーズのセンサーはコンデジよりは大きいが、いわゆるDSLR中ではもっとも小さいセンサーなので、気にする必要がなかったのだ。

で、今回A850を導入して戸惑うのが、この「レンズが対応するイメージサークル」の話。同じマウントであるにもかかわらず、対応するレンズ、しないレンズがあるという面倒くささ。これは、同じマウントでありながら、センサーサイズの異なるカメラを作っているキヤノン、ニコン、ソニーの3社製のカメラ・レンズで問題になる。もちろん、レンズについては、それらのカメラのマウント向けのレンズを作っているレンズメーカーでも同じ。

で、ニコンだとFX/DXとなるし、ソニーだとDT表記、シグマではDG表記となるわけだが、結構ややこしいというか、レンズ探しをするときに、気をつけておかないと間違いそうになる。自分は今のところ(というか、できれば今後もそうあってほしいが)APS-Cセンサーのαマウントカメラをもっていないので、間違ってDTレンズを入手してしまっても、お勉強代の差額を覚悟してドナドナするしかない。

まぁ、しかしいまのところ、フルサイズ対応のレンズは総じて、APS-Cサイズ専用より、少しお高いのと、数が少ないので、あまり間違うということはなさそうなのだが。

で、A850入手とともに、あっという間に三本もレンズを揃えてしまった…。おもしろいのは、焦点距離のかぶり具合で、3本中2本は同じ50mmで、さらにもう一本のズームも標準域の28-75mmと、これまた50mmを含んでいたりする。

DG Macroの写真。F3.5まで絞ってる

50mm2本のうち、SAL50F14は、その明るさと、レンズ自体のコンパクトさ、さらに使い勝手の良さが気に入っている。写りについては、まだそれほど撮っていないので、これと言って感想はないのだが、フォーサーズ時代のような「おぉ~」というサプライズもないのも確か。レンズよりもセンサーがフルサイズになったことによるインパクトの方が今のところ大きくて、自分のキャパシティでは、レンズ云々を気にするに至っていないって感じだ。とはいえ、デジタルでF1.4というのは、初めての明るさなのでどこかで活かせるといいなとは思う。A850のボディ手ぶれ補正とF1.4のダブル効果でかなり暗くても、それなりの打率を確保できそうなのがうれしいところ。

で、もう一本の50mmは、SIGMAの50mm F2.8 DG MACRO。当たり前だが SAL50F14は全然寄れないので、やはりマクロが欲しくなって、激安の2万円強というこのレンズを入れてしまった。ZD 50mm F2と比べるとさすがに、その写りの雰囲気はがさつな感じだが、国内でなら3倍ほどの価格差があるわけだから致し方ないだろう(自分はB&Hから4万円強で入手したけど)。とはいえ、フルサイズならではの柔らかいボケも手伝って、上品な感じの絵になってはくれる気がする。ただ、残念ながら、まだまだまるで使いこなせていない。かなり寄るわけなので、開放なんかだとF2.8とはいえ、DOFはかなり薄いのに、ちゃんと狙うべきところにピントを合わせていないとか、残念写真の連発。特に、ライブビューがないので、低い姿勢からファインダーをのぞこうとするとメガネというのが相当ハンデになる…。真剣にコンタクトにすることを考えなくてはいけない…って、本当に冗談じゃなく。

先々週の日曜日のSAL2875での写真。焦点距離は40mm

最後が、A850より先に手元には届いていた、SAL2875。いわゆる標準ズームという位置づけ。基本的にはタムロンから出ている同等製品をリファインしたものらしい。おかげで、DMF(ダイレクト・マニュアル・フォーカス:オリンパス機で言うところのS-AF+MFのこと)機構が働かないので、MF時にはレンズ側のスイッチを切り替えないとフォーカスリングがスムースに回ってくれない。切り替えなくても、一応回ってはくれるのが救いだが。ワイド端の28mmはフォーサーズの14mmに相当する焦点距離で、まぁ「標準的」な広角画角と言える。が、まぁ、せめてZD11-22mmなみ、すなわちフルサイズでは22mm程度の広角レンズが別に必要かなとは思う。

このズームの写りについては、ズームなのに50mm F2.8 DG Macroよりは好印象。それが何でなのかは、まだ自分的に腑に落ちるような説明が見つかっていない。DG Macroはその性質上マクロっぽい撮り方をするせいで、無意識にZD 50mm F2と比較する気持ちがはたらいてしまい、なんか、ちょっと不満な気持ちが残るのかもしれない。印象としては、2875の方が「抜け」がいいというか、スコーンという感じの絵になるようなイメージ。

というわけで、しばらくは標準ズーム1本だけになるはずだったフルサイズ導入なんだけど、その舌の根も乾かないうちに、同じ50mmという画角でありながら、異なるレンズを2本追加という、どうも先行きかなり心配な滑り出しとなっている。9月には、おそらくE-3後継の動きもあるだろうし…。だ、大丈夫なのか、俺?っていうのが、最大の心配。

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