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Archive for 9月 2011

op-dbuf2簡易版

で、なんとかブレッドボード上でまともに動作させるところまで、たどり着いたときにはすでに日付も変わってしまって、日曜日の未明となっていた。まぁ、それなりに満足感も得られたし、これでゆっくり眠れるんじゃないかと、床に就いた。まぁ、少しはゆっくり眠れたかなって感じだが、けっきょく朝6時過ぎには起き出してきて、基板への実装に着手したりしてたりして…。とはいえ、これまた、いきなりハンダごてを持ってなんて話には到底ならない。まずは、実体配線図を書かなくちゃだわって感じ。

部品面の配置図。自分だけわかればいいやって感じです、ごめんなさい。

もちろん、すでにブレッドボード上で回路そのものは再現できているので、基板上でどう配置して、どうはんだ付けして、どこどこを接続するかって話だけ、だけではあるのだが、ブレッドボード上では使用しなかったボリュームとINとOUTのミニプラグジャックの存在がある。一応、ネット上で調べて、2種類のパーツそれぞれの端子の種類とかをチェックしないことには、そのあたりの配線は実際にはできない。とは、いうものの、これらが実は微妙に探しにくくて、ちょっと苦労した。こうういうのって「定番」みたいな、ある程度きまった配置になっているのかな?まぁ、とはいえ、毎回一応データシートなんかをあたることにはなるんだろうけど。

まぁ、まさに自分だけわかればいいやっていう書き殴りだけど、残念ながら一カ所ミスっている。ボリュームの端子の配置を間違えたらしく、右に回すと音量が絞られる結果になってしまった。何でかな?確かに、端子の図が部品面から見た図なのか、はんだ面から見た図なのか、わからんなとは思ったんだよな~、結局確信のないまま、部品面からの図(すなわち普通の平面図)だと考えたんだが…。ん?ちがうか、それならGNDが反対になるから、そもそも音が出ない気がする。ってことは、やはり自分が見た部品とは、配置が異なっていたってことなんだろうな。外部からのIN側と、内部への入力側が反対だったってことだから。

はんだ付け自体は、もうさすがに大きな障害になることはない…はずだと思ったのだが、やはりユニバーサル基板ではいろいろ起こる。全部、自分の設計の甘さというか、設計そのものがなされていないことに起因するものだが。まず、SOP変換基板が基板の分だけ出っ張るということを理解していなかったため、基板と、その下のDIP8ピンオス-オスがボリューム部品に、おもいきり干渉すると言うことが、すでにSOP変換基板セットを基板にはんだ付けしてしまってから発覚。仕方ないので、変換基板も、変換基板内部のプリント配線ぎりぎりまでやすりで削り落とし、それだけでは足らなくて、ボリュームもかなりごりごりとやすりで削って、むりやり配置した。まぁ、無理矢理でも配置できたから幸いだったが、これがうまく行かなかったら、計画自体が瓦解してしまうところだった(まぁ、ボリュームなしという選択があることはあるが)

結局高さの問題で電源のCはLGの2.5V3900uFを使った

しかし、まぁ、なんと言いますか、いろいろ苦労してきた甲斐があって(特に無安定バイブレータがらみで)、ユニバーサル基板上でのはんだ付けも、かつてよりは随分ましになってきたと思う。思うのだが、やはりプリント基板のようには手際よく行かないので、熱に弱い部品のはんだ付けは未だにひやひやというか、今回も、電解コンデンサの取り付け自体はよかったのだが、(プリント基板ならこれで終わりだし)その後の電解コンデンサに接続するジャンパ線などの配線のはんだ付けにもたもたしてしまい、一度は、はんだだと思って真鍮線を左手に持って「なかなか熱がのらないなぁ~(融けないから)」とかなりの時間こてを配線に当てていたために、そのあとコンデンサの頭を指で触れると、それとわかるくらいアッチッチになっていて、「あ~、壊れたなー」と確信したりもしたものだ。

ま、そんなこんなもありながら、基板上の実装も、これまたもうどっぷり日が暮れてしまうまでかかってしまった。

ちなみに、セリアのボリュームアンプのケースに収めるためには、パナのEEU-FR6.3V1800uFでは背が高すぎることがわかったので、音的にどうなるかとは思いつつ、LGの2.5V3900uFを使うことにした。

結局、それでもおさまりきらなかったのだが。で、セリアボリュームアンプの電池ケースと電源の配線も終わって、いざ火入れである。前述の通り、コンデンサ問題でかなり悲観的だったので、まるで期待していなかったのだが、奈々、奈々、岡田奈々んと、一発できれいに鳴りだしてしまった。この段階でボリュームの配線が逆だったことに気づくのだが、まぁ、それほど問題ってことでもないのでよしとする。次回からは鰐口クリップとかを使って、ちゃんとブレッドボード状で動作確認をする必要があるなと痛感。鰐口クリップを注文しておかなくちゃ(あ、っていうか、来週は博多のマルツ無線に行ってこようと思っているから、そのとき買ってこよう)。

蓋は閉まらないので、輪ゴムで固定(笑)。

で、音なんだけど、これがまた驚くくらい「いい感じ」で鳴っている。まだ、エージングできていないので、繊細な高音部がちょっとざわつく感じがしないでもないが、キットのop-dbuf2とは違う、これもまたよしという感じに鳴ってくれている。

が、問題はケース…。やはり、これが、あまりにもいい加減すぎたため、まるでダメ。いろんな意味で習作というか、プロトタイプというか、どういう風なところを緻密にやらないと、どんな結末が待っているか、についてお勉強するための、まさに「課題」作品って感じだ。何がダメだったかって、もう挙げていったら、書き終わるのに朝になっちゃいそうなので、ご容赦願うしかない。

とりあえず、ケース自体はまるで閉じてくれない(っていうか、そもそもネジ穴のブロック自体を基板を納めるために削り取ったりしてしまったし(笑))ので、見ての通り、輪ゴムで留めている状態。また電池ケースの蓋も、ケース内部に引っかかるストッパー突起が、メイン基板に干渉して、輪ゴムで蓋を固定している状態では、電池ケースの蓋は開きはするが、開けたが最後、閉まらなくなってしまう。輪ゴムを外して基板が少し浮かせるようにしないと閉まらない(笑)。

そもそも、このHPAにはスイッチがないっ!使わないときは電池を外すしかないのだが、前述の通り、電池を外すために蓋を開けると、二度と閉まらない…。わははは、はぁ。

こんな感じに汚いはんだ面だけど…

という、致命的とも言えるハンデを抱えながらも、今日は、MGR-A7と、イヤホンはfinal audioの「Piano Forte II」である。このイヤホン、きらいじゃないのだが、まぁ、音がちょっと安っぽい(ま、安いイヤホンなんだけど)のと、音圧が上がるところで、どうもプラスチックボディが「がなる」感じになるのが気になって、あまり積極的には使っていなかった。今日、通勤で、この出来損ないHPAで聴いてみると、かなりの大音量なんだが、あの「がなる」感じがまるでない。音の立ち上がり、立ち下がりのスピードの違いのせいなんだろうか。ま、ちょっと繊細とは言えない感じの音ではあるのだが、悪くはない感じだった。明日はATH-CKS70を試してみようと思う。

その後で、定番のキット版op-buf2+MDR-EX500に戻してみて違いを感じてみようかと思う。

あ、それはいいとして、性能的にはなかなか魅力的な簡易版op-dbuf2なのだが、この通り、ケースに収まらない出来損ないっていうか、不遇の息子なので、なんとかこいつがおさまるケースを見つけて生まれ変わらせてやるか?あるいは、今度こそちゃんと設計した弟を新規に作成して、きれいに「セリア・ボリュームアンプ」のケースに収まるものにしてやるか?といいつつ、実は、簡易版じゃないop-dbuf2のパーツをフルセットすでに注文してあったりする。(イヤ?あれ、LME49721はないような気がする?マルツで買うつもりだっけか?

まだ少しだけ、思いつきで注文したものもあるんだけど…。

op-dbuf2のその後

なぜかいきなり昼飯の写真…、これを食べた後に取りかかった

で、とりあえず試しに通勤で使用中のop-dbuf2なのだが、少し気になるところがないでもないが、おおむね良好で、試しにMGR-A7内蔵アンプの音に戻してみたら、やはり物足りない…って感じ。懸念していた「プレーヤ本体の重箱状態」と「太くて長いイヤホンのケーブル」の煩わしさだが、確かに面倒は増えたのだが、何とか工夫をして、どうにかというか、最初の懸念ほどには鬱陶しいことにならずにすんでいる。まぁ、それでも、まだしばらく工夫や新しい選択肢の模索は続きそうだけど。

で、新しい選択肢の一環だったりするのだが、op-dbuf2のblogページには、出力段のダイアモンドバッファを省いた「簡易版」の回路図もあったりする。こちらは、まさに簡易版でトランジスタだのSBDだのもっとも面倒なところがごっそり省略されている。で、低音のスピード感以外はそれほど音質に大差はないってことだったりする。さらに、同記事のコメントからたどらせてもらったのだが、100円ショップの「セリア」に「ボリュームアンプ」なる、ヘッドホンアンプが、な、な、なんと100円で売られているらしい

ってことで、早速金曜日に近くのセリアを探して買いに行ってきた…。さらには、前回の3連休のうちに、改造人間計画のためのパーツを注文していたりしたのだ。で、この内臓を、op-dbuf2の簡易版に入れ替えてやるのにチャレンジしてみようと思い立ったわけだ。っていうか、同じことを、この商品を紹介したコメントした方がやっておられたので、まんまパクリってことなんだけど。ま、よく言うと「習作」ってことだな(笑)。で、前回とまったく同じパーツで作ってもおもしろくないので、同じものが見つからなかったりしたものは、自分なりに考えて、それらしいものをチョイスしてみた。ま、どれにしろ、極めて根拠は希薄なんだが。

たとえば、電源のコンデンサには、おすすめの「OS-CON 2.5V/2700uF」を使わずに、LGの「LG2.5V3900uF」とかパナの「EEU-FR6.3V1800uF」を用意してみたりした。抵抗のたぐいも全然オーディオ用とか気にせず、普通の10本40円とかのものだ。あ、OPアンプ側のフィルムコンデンサもMTFF050J683すなわち0.o68uFのやつにしてみたりした。これは、一応リード線がオーディオ用に無酸素銅線とからしいが、それで選んだとかそういう話でもない、なんか変わったものにしてみたかっただけだったりする(笑)。

さすがに、いきなりユニバーサル基板に取り付け始めるほど、向こう見ずな年齢ではないので、とりあえずブレッドボードに構成してみることにする。そもそも、自分で勝手に選んだパーツで、本当にまともに動作するかどうかも、まるで自身がないわけだし。

最初にやったのは、SOPであるLME49721チップをブレッドボード上で、かつユニバーサル基板上で扱えるように、DIP8PIN形式変換基板にはんだ付けする。これは、前回かなりビビりながらやったのだが、思ったほど失敗しそうにないことを学んでいたので、それほど気負わず、さらっと完了させることができた。で、この変換基板を8PINのオス-オスピンに挿して、ブレッドボードに挿すことができるようになるというわけ。ここまでは、非常に順調…、っていうか、まだ鳥羽口なんですけど(笑)。

低電圧HPA簡易版のブレッドボード上実体配線図

さっそく、ブレッドボード上で再現しなくてはいけないが、これまた無計画に抜き差ししていって何とかなるような、自分のレベルじゃないことくらいはわかっているので、まずはブレッドボード上での実体配線図を書いてみた。しかし、こうして「実体化」しようとすると、わかっていたつもりで、実はわかっていなかったことなどが、いろいろあぶり出されてきておもしろい。そんなこんなで、かなりシンプルな回路なのに形になるまでに数時間を費やしてしまった。まぁ、何しろ経験値がかなり低いのでやむを得ないところだろう。こうしてみると、まさにRPGを地でいっている気分になる。まだ、せいぜいレベル1かレベル2になろうかというところって感じのような気がする。魔法使いなら、まだ見習いってところだ。

で、ちゃんと事前に実体配線図まで書いて、わかっていなかったことなんかも潰した上で、構築したブレッドボード上の回路だったのだが…。かなり残念なことに、まるで鳴ってくれない…。どこか間違えたのかとか、コンデンサが悪いのかとか、あぁでもない、こうでもないといじ繰り回したが、現象は改善されない。SOPのはんだ付けが問題なのかと、そこまで戻ってチェックしたが、明確に問題があるような気配がまるでない。

何か、やばい感じである。このまま「何でかわかんないけど、動かないから、や~めた」ってことには、したくない。まぁ、これが許されるのは、個人的には中学生、それも1年生か2年生までじゃないかと思っているし(笑)。

鳴らないブレッドボードのHPA回路…。

とは言え、調べる手段もあまりあるわけじゃない、ま、それが「見習い」ってもんなんだけど。が、とりあえず、思いつくことをいろいろやったり、回路図を見直したりしてみた。で、そもそも、なんか雑音が聞こえるとかいうこともなく、完全に無音っておかしくないか?ってこと。ま、もうちょっとレベルが上がったら、テスターをあてがって電流が来ていることを確かめたりもできるのかもしれないが…。そうこうしていじっている間に、SOPの変換基板を8PINから引き上げてやろうとしたら、その途中で、一瞬「鳴った」りした。え~、どういうこと~。と思って、イヤホンをしたまま、変換基板を上下してやると、その途中とかで動いたりする。え~、ようするに変換基板は挿しただけの状態では、接続が安定していないらしい、すなわちPINとはんだ付けが必要ってことじゃないのか?って感じ。

これに気づくのに何時間かかかってしまったよ、まったく…。な感じなんだが、とりあえず一歩前進である。ところが、前進した先も、まだまだぬかるんでいたりする…。ようやく「鳴る」ようにはなったのだが、その音たるや、ちょっと音楽とはほど遠いものだったりする。完全に壊れたメガホンスピーカーって感じで「ガビガビ、ガーガー」なのだ。今思えば、パーツの品質が…、とか言うレベルじゃないくらいなのだが、そのときはよくわかっていないので、自分で選んだパーツ、ってコンデンサくらいしか影響しそうにないのだが、それらのせいだろうと、手持ちの近いパーツに変えて見たりしたのだが、まるで改善しない。

何をどうパーツを変えてみても、とにかく、改善も改悪もしない…、さすがにここまでくると、迂闊の極みの自分でも、どうもパーツとか、そういう問題じゃないなぁ~っていうのが何となくわかってきたりした。それはわかっているのだが、どこがどうだめなのかは、すぐにはわからない…、ので、ひたすら回路とブレッドボードの配線を照らして、追いかけて「ここもOK,あそこも大丈夫…」とひたすらチェックあるのみ…、で、ようやく「ありゃ?ここってGNDにつながってないじゃ~ん?」と気付いた。ブレッドボードの横一線でL部とR部を分けて組んでいるのだが、その境目のところで共通にGNDに渡した回路の境目がジャンパされていない…。ちょうど電源の二つのコンデンサの接続部がGNDに接続する部分で、その先がGNDに接続してない状態になっていたわけだ。もちろん、そのせいでなぜこの現象になるのかはわかっていないのだが、少なくともこれではダメなことはわかる。

なんか一見何がかわったかわからないが、一応鳴ってます。

さっそく、その部分にジャンパを渡してみると、嘘のようにちゃんと鳴り出した。ここまで到達するのに、結局12時間ほどかかってしまったことになる。まぁ、見習いとしては、妥当な時間か?いや、ちょっと「ダメ見習い」気味だな。で、その状態で音質というか、音の感じを確かめてみる。あ、写真のとおり、イヤホンやライン入力を接続するジャックとかはブレッドボード上には乗らないので、昔、これまたプラグ部の断線で使わなくなったオーテクのイヤホンのケーブルをぶった切って、L/R/GNDそれぞれにリード線の切れ端をハンダ付けして、ブレッドボード上に挿せるようにしている。これはこれで、実はいろいろ「迷い道、くね~くね~」があったりしたせいもあって、時間がかかっていたりするのだが。とりあえず、MGR-A7のLINEOUTからの入力を、この現役引退しているイヤホンで聴いてみると、これがなかなか悪くない。で、一応フィルムコンデンサー2種類、電解コンデンサー2種類の4つの組合せで試してみたが、フィルムコンデンサーの方は変えてみても、違いはよくわからない。それに対して電解コンデンサの方は、明らかに、というか、全然違う。LGの2.5v3900uFでは、なんか音が「キンキン」してしまい、ちょっと聴くに堪えない感じ。それに比較すると、PanasonicのEEU-FR6.3V1800uFでは、ある意味、きわめて普通。だが、それでも感触はかなりいい感じだ。で、本番では、このEEU-FR6.3V1800uFを使用することにする。

本番とは、もちろん、これをユニバーサル基板上に実装して、例のボリュームアンプの中に移植すること。とりあえず、ファーストトライは一段落して、これを書いているのだが、きりがいいので、とりあえず今回はここまで。

2011の彼岸花 using mZuiko 45mm F1.8

今年は、遅いなって感じがしていた彼岸花がようやく咲き始めた。毎年のことながら、咲き始めたと思ったときには、もうあっという間にそこら中満開ってことになっている。

今年最初に見かけたのは、先週金曜日の朝、通勤で駅に向かう途中。金曜日は、朝お腹の具合がよろしくなくて(と言うか、どうも風邪のウイルスをもらっちまったらしく、会社でも久しぶりに頭痛がひどくて、かなりグロッキー気味…って死語だな)、家を出るのが、遅くなってしまい、カメラを置いてきていた。「う~ん、残念っ」とも思ったが、たとえカメラがあっても撮っている時間はなかったと思う。

ってことで、昨日になるのだが、新しい週のための買い出しに行く途中の河原や田んぼの畦道のそこら中に、いい感じに咲き誇る彼岸花を見かけたので、新しいレンズで撮ってみることにした。45mmで、あまり寄れないので「どうかなぁ~?」って思っていたのだが、被写体がそれなりに大きいこともあって、寄れないこと自体はまるで問題にならなかった。むしろ、換算90mmでのワーキングディスタンスに対する不慣れの方が問題で、なかなか「撮り位置」がぴたっと決まってくれなくて苦労した。「このあたりかな」と思って、屈んで液晶を覗いて構図を決めようとすると、いやもうちょっと退かないと…って感じで。平地だと、背面液晶を見ながら、前後するのだが、道路と田んぼの境の斜面であるために、少し移動するためにも、目を液晶から離して、腰を上げなくてはならないために、けっこう面倒なことになった。最近、ZD14-54mmで撮ることが多いせいで、ズームに頼る癖がついちゃったかもしれない。

そういうわけもあって、あまりバリエーションがない。まぁ、この被写体の場合、バリエーションがあまりないのは毎年のことのような気はするけど。

op-dbuf2―低電圧ヘッドホンアンプキット その3

ライターで適度に熱するとこういう感じで縮んで密着してくれる

タイトルのヘッドホンアンプもなのだが、今週はMDR-EX500の断線対応でちょっとバタバタしてしまった。ヘッドホンのステレオミニプラグの付け根内部で断線してしまったらしく、音量が大きくなったり小さくなったり、片チャンネルになったりとけっこう精神衛生上悪いので、プラグ自体を好感してしまえと言うのが発端。で、いったんはオヤイデから出ている1個600円以上もするL字型プラグを取り寄せて交換したのだが、なにしろヘッドホンのケーブルというかコードというか、付け心地のために非常に細く軽いケーブルが使用されていて、新規プラグのケーブル口が直径6から8mmほどありそうなのに対して、ケーブル自体が2mmもあるかな?って感じでいかにもかっこわるい。

じゃ~、ケーブルも変えちゃえ~ってことで、オーディオ用ケーブル、これは太さが5mm程度はありそう、って奴を買ってきて、MDR-EX500→ステレオミニプラグ♂|ステレオミニプラグ♀+新ケーブル+ステレオミニプラグ♂|MGR-A7って感じに使ってみたのだが、途中のミニプラグ♂♀のセットが洒落にならない重さで、さすがに装着感が悪すぎるっていうか、事実上使用できない…。ってことで、その♂♀セットの部分はプラグ接続をやめて、直接はんだ付けすることにした。が、これまた経験値の無さが露呈してしまい、なかなかうまく行かない。平日まで、帰宅してからハンダごてを引っ張り出して、ごにょごにょとトライ&エラーを繰り返したのだが、結局今朝何とかいい感じにおさまってくれた。何も特別なことではないのだが、こういうことって、微妙な「あんばい」の集積で全体として丸く収まるものなので、その「あんばい」というか「ころあい」というか、どこが調整可能で、どこがきっちりしないとだめなのかとか、本当に細かい経験値の「総合」なんだと思う。まだまだ、こういうことが一発でうまくできるには経験値不足だが、その端緒についたって感じではある。

その過程で、新たなノウハウとして「熱収縮チューブ」ってものを使えるようになった。パーツ屋さんで見かけていたりはしたのだが、それほど安いものでもなく、専用のヒーターがいるのかと思って「プロ」用だねって感じで流していたのだが、なんと「ダイソー」に100円で売ってあるのだっ!さらには100円ライターとかで熱するだけで、きれいに仕上がってくれる。

で、問題のヘッドホンケーブルが何とかなったので、気をよくして、標題のop-dbuf2のケースの工作に、そのまま突入することにした。とりあえずは、LEDがもっとも背が高くて、それがあたるためにケースの蓋が閉まってくれないって状態なので、LEDがはまり込む穴を開けることにした。最初は2mm程度のドリルで穴を開けて、徐々に大きくしていって、蓋が閉まる最小の大きさの穴を開けるというのが計画。で、3mmでもまだまだ、4mmでもだめ、5mmでもだめ…、とどんどん穴が大きくなっていくのだが、いっこうに蓋が閉まってくれない…。おかしいなぁ~とよくよく見るとどうも蓋が閉まらないのはLEDがあたっているからではないようだった…ガビーン。時すでに遅く穴はもうガボガボに大きくなってしまっている(っていうか、隙間からLEDの横のコンデンサが見えちゃうくらいの大きさ)。

今回かなり役に立ってくれたステップドリル。

実は、ボリュームとジャックの端子がかなり長く基板のはんだ面に飛び出ているため、その分全高が大きくなってしまい、LEDの高さ的にクリアしたとしても、次に背の高い電解コンデンサが当たってしまって閉まらなかったりしていたのだ。う~む、なんたる注意不足っ。ってことで、とりあえず、かなり激しく出っ張っているボリュームとIN/OUTジャックの端子それぞれをラジオペンチで折り曲げてみたのだが、それでも、ちゃんと閉まらない…。それ以外にも、ハンダ付け後もかなりたくさん残っていたリード線の切り残したちが邪魔して、基板全体が浮き上がりすぎているようだ。まぁ、しかたないので、目立って出っ張っているいくつかのリード線をニッパーで切ったりして、なんとかむりやりふたが閉じるくらいに調整した。かなり無理矢理って感じだけど。っていうか、コンデンサのあるところは明らかにケースが膨らんでますけど…(笑)。しかし、リード線を切りすぎて通電しなくなって、動作そのものが危うくなっては本末転倒なので、これくらいで良しとしよう。

で、次は、スイッチ・ボリューム、IN/OUT端子が出ているパネルの加工ってことになる。正しい位置に4つの穴を適切な大きさに開けなくてはいけない。このために、曲尺(さしがね)とか、ノギスとか用意したのだが、けっきょくほとんど役に立ってくれず…。と言うか、使う技術がないってことなんだけど。結局は本体に合わせながら、実地で位置決めってことになった。直径1cm弱というそこそこ大きい穴を開けなくちゃいけない。これもLEDのときと同じようにだんだん穴を大きくしながら、適切な大きさを探るやり方なんだが、一見うまく行きそうでちょっとした失敗が…。2つのジャックのための穴なんだけど、ジャックって入り口が2段になっていて、内側の端子が入る金属部分が通る大きさの穴を開けていたのだが、実はそれでは、パネルの厚みが邪魔をしてジャックにプラグのピンが奥までしっかり入ってくれないのだ。ジャックの金属部分を囲んでいるプラスチックの部分がパネルの表面まで出てくるような大きめの穴を開けなくてはいけなかった。

しかし、ステップドリルがこれほど便利とは…。プラスチックとは言え、このケースのパネルの厚みが3,4mmはあるんじゃないのという分厚さなのだが、1cm弱の大きな穴でも余裕できれいに開けてくれる。まぁ、なんだかんだとあって、この穴開けもどうなることかと思われたが、どうにか収まってくれた。

こんな感じで完成形。明らかに中央部が膨らんでるな(笑)。

問題のヘッドホンアンプの性能だが、今現在もエージングもかねて聴いているんだけど、すこぶるご機嫌な音で鳴ってくれている。MGR-A7の内蔵アンプの音と比較してみると、ちょっと聴いた感じでは、それほど大きな差が感じられない、ある意味、内蔵アンプがいかに頑張っているかってのを再認識させられるわけなんだけど、しばらく聴いていると、むしろ、このヘッドホンアンプがMGR-A7の解像度をまったく損なわずに増幅していることが、この「差がない」と感じる理由なんだということがわかってくる。内蔵アンプが、まさに「専用」にデザインされ、それこそダイレクトにつながれているという利点を存分に享受していることを考えると、LINE-OUTで接続しているとは言え、「汎用」でジャックやケーブルを介しまくっている外部アンプがこれだけ「きれい」に再生できている等のはかなり評価できると思う。とは言え、結果「音」の質にあまり変わりがないっていうのなら、わざわざこんなかさばるものを一緒に持ち歩く理由がないことになってしまう。

で、実際はどうなのかというと、結論としては、しばらくこの重箱状態で使ってみようってこと。内蔵アンプによる再生の「繊細さ」「上品さ」を失わずに、音のパンチとスピード感が加わった、この音はポータブルとしては個人的にかなり理想的だが、シャツの胸ポケットに収まらなくなって、おそらくバッグから長々とケーブルを引き回さなければならない不快感というマイナスを帳消しにして、おつりがくるほどか?というところが、まだ自分的に納得というか、結論が出きっていない。また、エージングによって、音的にもう一皮むけてくる可能性もある。

ところで、関係ないが、このポタアンのケース、さすがにLEDだけではさみしいのでなんかラベルを貼ってあげようということで、生まれて初めて「ラベルライター」を買ってみた。「本当に必要か?」って、さんざん悩んだあげく…、何しろ種類も多いし、機能も様々、でありながら、自分的に「絶対必要」とか、「めちゃめちゃ興味がある」というわけでもないために、かなり迷ったのだが、とりあえずものは試し、って言えるくらいのコストで「お試し」できるブラザーの「ピータッチ190」というやつにしてみた。QWERTYキーボード付きの方が自分的には絶対使いやすいことはわかっていたのだが、ちょっとお高い、さらに言うと、PCに接続して、PC上のソフトでラベルを編集できる方が圧倒的に「使える」ことも、明らかなんだけど、これまたかなり「お高い」。ってことで、最初からいろいろ不満はありそうだが、「ちょっと使い」ならいいんじゃない?ということでの商品選択だ。バリバリ使いそうってことになったら、ちゃんとPCにつなぐヤツに買い換えようと思う。テープも含めて3,500円弱のコストだから、ダメ元って感じだ。

op-dbuf2―低電圧ヘッドホンアンプキット その2

ちょっと淋しさをあおるためにモノトーン風味付け(笑)

とりあえず、買い出しにと思って玄関を出ると、玄関先に夏の終わりが落ちていた。

昨日届いた mZuiko 45mm F1.8にて。っていうか、なんか「mZuiko 45mm F1.8」の検索で引っかかって、うちのページなんかにいつもより一杯アクセスがあったりしている。みんな注目しているのかな?確かに、この値段で、このかっこよさで、この写りなんだから、標準ズームから、最初の一歩を踏み出したいと思いついた人にとっては、断然おすすめの一本だと思う。中望遠なので、微妙に不自由だけど、逆にその辺りを活かして腕を磨くことができるんじゃないか?と自分に当てはめて「よっしゃ~腕を磨くぞぉ~」とか思っていたりする。ま、実際α850なら90mmマクロ1本勝負で持ち歩いたりするけど、あれは「マクロ」という最強の逃げがあるからなぁ~(笑)。

で、ヘッドフォンアンプの方だが、買い物から帰ってきたら、昼飯にしなくちゃということで、作業途中でとっちらかっていたテーブルの上を、とりあえず簡単に片付けて、簡単に食事を済ませ、片付けなどをしてしまってから、続きを開始した。だいたい2時間ほどは間が空いただろうか、この辺りが若い頃とは随分違うな、と我ながらしみじみ。20代や30代前半とかのころは、こんな風に間を開けるなんてこと、思いつきもせずにそれこそ12時間くらいぶっ続けで、作業したりしていたものだが…。ま、落ち着いたというか、そういう「間」にも意味があると言うことをわかる歳になったと言うことなのか…、随分時間がかかってしまった気もするが。

とりあえず、電子部品を全部はんだ付けしました。

で、途中の取り付けについては、格別大きな事件とかもなく、粛々と進んでいった。まぁ、基板上の部品番号と実際の部品との対応とか、コンデンサやダイオードなど熱に弱いパーツについては、初心者本を調べながら、どのくらい熱に弱いのか、基板から浮かさなくちゃ行けないのかなどをいちいち確かめながら、ではあるが。やはり、これまでの失敗や経験などがいい感じに利いてきていて、何に注意するべきか?とか、こんな場合は、この道具をこんな風に使うんだとか、随分いろんなことがスムーズに進んで行く感じでなかなか気持ちがいい。

で、やっぱり、便利だな~と思ったのは「リードベンダー」。要するにパーツのリード線を基板の穴に入るように折り曲げるための「型」になる道具なんだけど、抵抗やダイオードにしろ、トランジスタにしろ、これのおかげで面倒がかなり軽減される。後は、普通に精密ピンセットかな、これがなかったらいろんなことがお話にならない。

キットに付属しない、LEDとLED用の抵抗もあるもので間に合わせてくっつけた。LEDはブルーだが、LED用の足に付けたので背がかなり高くなった。これのせいで、このままではケースの蓋が閉まらない。このLEDの部分は穴を開けて外にはみ出るようにする必要がある。抵抗は適当に100Ω。回路図には220Ωってなっていたが、特に問題はなさそうだろう。ちょっと明るすぎるかもしれないが。

後は、これにIN/OUTそれぞれのステレオミニプラグのジャックと、ボリューム、スイッチを付け、ケースの電池ボックスとVcc+/Vcc-/GNDの3本の電源コードを繫いだら感性となる。電源コードが撚り線じゃないのが気になるが、そうそう「グリグリ」しないので大丈夫だろう。

んで、それらを取り付け、接続して、電池は残念ながらエネループがないので、普通のアルカリ乾電池を入れて、動作確認の図がこれ。

ブルーLEDがまぶしいぜっ!

ドキドキしながらの「火入れ」だったのだが、見事に大成功。基本、ペシミストなので一発目はきっと何かやらかしているだろうと予想していたのだが、うれしい誤算。見ての通り、MGR-A7のLINEOUT→本アンプ→MDR-EX500っていう流れ。問題の音だが、熱で劣化したコンデンサが恢復するために丸1日程度はエージングが必要らしいが、その前の取って出しの音としては、とてもいい感じだ。MGR-A7のアンプ経由の繊細さ・緻密さを失わずに、全域にわたってエネルギッシュになったという感じだろうか。また、高音部で今まで聞き取れていなかったような音も鳴っているような感じもしている。ま、もっといろんなソースを聴いてみないと、このアンプが正解か、A7とセットで持ち歩くほどの価値があるか?については「確定的」なことは、まだ言えない。

そのためには、まずはケースを完成させなくてはいけないのだが、こんなに早くケース工作に着手するとは考えていなかったので、道具を揃えていない。一応、ある程度の選定は済んでいるのだが。あぁ~、やっぱりノギスもいるなぁ。

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