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遠近両用とMDR-EX500と自作ポータブルアンプと…

タイトルの最後の「…」は、本当はこの週末に再チャレンジするはずだった「無安定バイブレータ回路」をユニバーサル基板に実装する件だったりする。本当は、今日の午後にでもやるはずだったのだが、いろいろあって来週に延期となった。

第一には台風の影響による天候不良で、いろいろ計画が微妙に狂ったこと、そもそもは新調した遠近両用眼鏡が届いてから、再チャレンジしないと先週と同じ轍を踏む可能性も高いわけなのに、受取が日曜日になっているし。

ケーブルが細いのでプラグの入り口部分は何かでふさがなくちゃ

で、予定外に発生した問題というのが、愛用しているイヤホン「SONY MDR-EX500SL」の断線。実は今までイヤホンケーブルの断線というケースに遭遇したことがなかったのだが、どうも運が悪かったらしく、まだ1年も経っていないのに、MDR-EX500君が断線してしまった。断線箇所はありがちでプレーヤー側のステレオミニプラグ部分の付け根辺り。プラグがL字でなくストレート形状であるため、プレーヤーをバッグにしまうために、コードをプレーヤーにぐるぐる巻きにするのがよくなかったようだ。プラグ部分とコードの付け根の部分が常にL字に曲がってよろしくない力が加わり続けていたのだと思われる。

う~ん、買い換えるしかないか…と思ったのだが、どうも旧機種であるMDR-EX500SLは市場在庫がはけてくるとともに、投げ売り状態ではなくなっているようで、手元のEX500のときみたいに、3,500円ほどで新品が手に入ることはなくなっている。現行機種のEX510も、まだ7,000円以上だし…。で、ふと、おいおい「自作系」に目覚めたんじゃないんかい!?と自問自答(笑)。だとしたら、ここはプラグの付け替えを自分でするべきでしょ?って話になるわけで、せっかくお高いハンダごてとか、いろいろ道具だけは揃えたんだから活用せんでどうする?

そういうわけで、ステレオミニプラグを探して、最終的にはeイヤホンさんでオヤイデのL字型ミニプラグを購入。680円とちょっと高級品。通常のパーツ屋で探すと100円程度らしいのだが。ま、送料無料だし、送料込みで考えるとコスト差はあまりなかったりする。で、土曜日の午後だったか?に注文して翌日にはメール便で届くという手際の良さも、超好感度アップ。

台風一過の好天を期待したのだが、あいにく、ときどきぱらつく感じのどんより天気で、眼鏡の受取に行けるかどうかも危ぶまれたが、正午くらいにどうにか落ち着いたようだったので、出かけることにした(それでも、往路はにわか雨に遭遇してしまったが)。で、生涯初の遠近両用眼鏡にチャレンジとなる。まぁ、遠近両用と言っても、要するに両レンズの鼻寄りの下半分にかけて、徐々に近視向けの度数が弱まってくるように「度数グラデーション」がかかっているってことらしい。で、近くを見る場合は、近視度数が強いと焦点を合わせられなくなるのが「老眼」なんだそうで、寄り目な感じで下向きに眼鏡を通すと、焦点が合わせやすいということ。実際、今その眼鏡を装着しているのだが、なかなかいい感じだ。今まで、目に近いところはまるで焦点を合わせられなかったのが、眼鏡の特定の部分を通して見ることで、焦点を合わせられるというのは悪くない。

ただし、問題ははんだ付けの時などに効果があるか?なのだが…。絶大というわけではないが、一定の効果はあるように思える、というところか。結局、より細かい作業をする場合は、眼鏡を外して、さらに顔に近づけるようにして、作業する必要がある(悲しいかな、お年寄りの方々がよくやっている「あれ」である)。ただ、はんだ付けなどのようにそんなに顔を近づけられないような作業の場合は、新しい近視度数が弱い部分を通して見ることで、前より随分見やすくなったと思う。

そういうわけで、本来ならこの眼鏡で「無安定バイブレータ回路」のリベンジにチャレンジするべきところなのだが、割り込みでイヤホンの修理となった。が、これがまた、意外と細かい作業で、眼鏡の効果を確かめるのには、なかなか悪くなかったかもしれない。要するに、イヤホンのケーブルってあんな細くて柔軟なのに、中にLRステレオ分のケーブル2本分が通っているのだ。スピーカーとアンプを繫いでいる片チャンネル分の2本のケーブルだけ考えても、すごい太さになる(自分の場合、直径1cmほどが2本で片チャンネル分だ)のに、両チャンネル分で直径が1.5mm程度しかないのだから、びっくりである。

中はこんな感じ。

で、おそるおそるMDR-EX500のケーブルをニッパーで切断し、外皮をカッターで切り取って、中身を露出させると、いやはや、太さが0.2mm程度でありながら、それぞれ被膜されている線が3本出てきた、ほ、ほ、細すぎるぞ~って感じだ。線には色があって、赤・緑・カッパーとなっている。カッパーは被膜されていないのかとも思ったが、被膜を剥ぐためにガスコンロの火で熱したら、他の線と同様に「燃えた」ので被膜されていたらしい。で、悪戦苦闘して、これらの線をプラグ内部の端子に結わえるのだが、電子工作用に精密ピンセットがあって本当に助かった、っていうかなかったら少なくとも自分にはとうていちゃんとできそうにない。精密ピンセット様々である。

が、お約束というか、なんというか…の大失敗。一旦はんだ付けまで済ませて聴いてみると、「おぉ、ちゃんと音出るじゃん~」さらにはおそらくはプラシーボだが「音もすげークリアになったような感じ」と大喜び。確認のつもりで、media Keg MGR-A7の録音モードで、左右チャンネルを確かめてみた。録音モードにして、左右のマイクを軽くポンポンと叩いてみると…、ガビーン、Lマイクを叩くと右の耳のポンポンと…(笑)。ってことで、思いっきりLR反対にはんだ付けしてしまっていた。ということで、せっかく苦労して結わえてはんだ付けした3本の線をニッパーで切って、残骸をはんだ吸い取り線できれいにして…。ただ、ちょっとうれしいのはさすがに2度目になるとピンセットで結わえるのも、かなりコツがわかってきていい感じにできたことだろうか。まぁ、はんだを掃除するときに熱しすぎてプラグ内のパーツの絶縁用と思われるポリビニール部分が溶けちゃったという問題はあったが。

で、その過程というか、最近自作ネタをいろいろ見て回っている中で、見つけた「単三2本で駆動する自作ポタアン」にふつふつと興味が。っていうか、そこにぶつかる前にはもっと大物が竿にかかってしまうところで危ういところだったのだが、何とかそれを回避できたと思ったところで、小物というか、中モノが引っかかってしまった。それがこれ。nabeさんという方が設計されているもので、これだったらド素人の自分が悪戦苦闘するのにちょうどいいのでは?と思ってしまった。さらに最初「これつくろー」って思ったときには気づいていなかったのだが、委託頒布でキットが販売されているのを発見。これまたド素人には、とりあえずの安心保険になる。まぁ、例によって、パーツをパーにして、再入手なんてことにもなりそうではあるけど。

ということで、実はもうすっかりこのポタアンが完成して、MGR-A7のライン出力→本ポタアン→太めのステレオケーブル→MDR-EX500って感じの構成に決めうちしちゃっていて、ポタアンとMDR-EX500の間のケーブルもヤフオクで落札済(笑)。もちろん、ポタアンが完動するにはまだけっこうな時間がかかりそうなので、しばらくは上記の構成でMGR-A7のアンプ出力からヤフオクケーブルってことになるけど。

レンズの上側にフレームがないタイプ。

ってことで、自作ネタは、この単三ポタアン→「理解しながら作るヘッドホン・アンプ」→自作DACって感じになる予定。あ、もちろん、その前に「無安定バイブレータ」などの初心者トレーニングをいくつかこなさなければならないのは当然として。

ところで、遠近両用レンズの話に戻るが、遠くを見る領域と近くを見る領域のバランスが自分にはなかなか絶妙だったようで、とてもいい感じだ。特に今まで近場を見るときに、まるで焦点が合わなかったのだが、新しい領域を使うことで楽に焦点を合わせられる、まぁ、まさにこれが「遠近両用」ってことなんだろうけど。昔のようにレンズに明らかに「境目」があるってことでもなく違和感も少ない。ただし、眼鏡の全面を使って、全体を眺める場合、たとえばこうして大きめのモニタに何かを書いているときとか、モニター全体はほぼレンズの全面を使用する形で視野に入ってくるんだけど、近場用領域で見た部分で「線が太く」見えるようだ。あるいは、その領域だけ、はっきり見えているせいなのかもしれないが。でも、それが目の疲れの原因になると言うこともなさそう(実際、1時間ほか2時間ほどこうしてモニタを見ながら作業しているが、特段目に疲れを感じたりはしていない)。

もう一つ、別の話だけど、ADELEの「21」に続いて、AMY WINEHOUSEの「Back To Black」のVinylが届いた。これも、ほぼ1ヶ月で到着って感じだ。まぁ、Amazon.comに注文するときは、普通1ヶ月と思って待つのがいいようだ。残念な亡くなり方をしてしまったAMYで、自分的にはヨーロッパコンサートでのごたごたとかが話題になるまでは、ほとんど知らなかったし、気に留めたこともなかったのだが、いきなり天に召されてしまって、実はかなり評価の高い女性ボーカリストであったことを「いまさら」って感じで知った。で、この遺作とも言える「Back To Black」だが、個人的にはそんなにスゴいとかすばらしいとか言う感じは今のところしていない。ま、いつものことながら、「鈍い」ので、真の評価はもうしばらく聴き込んでからになるのかもしれない。

包装のラップを剥がしていないので変なものが映りまくりだな。

と、言いつつ今日はけっこう聞き続けてみて、ずいぶんその魅力に気づきつつある気はするけど。レコード全体として、ちょうど昔のキャバレーとかの生バンドがあるような「社交場」でエイミーが唄っているのを、一杯やりながらくつろいで聴いているなんて、そんな「くつろぎ感」というか、ノリノリでありながら、どこか心中の遊び心をくすぐられているような、そういう心地よさを感じさせてくれる、そういう作品って思えてきた。聴く側に真剣勝負を挑んでいるわけではなくて、「一緒に楽しみましょうよ」と誘っているような、そういう「世界」を思わせてくれる感じだ。

あ、そう言えば、ADELEの「21」には付いてきたデジタルデータのダウンロード券はなかったな。入っていたら、通勤時も聴いてみたいものなのだが。ま、気に入ったらCD買いなさいってことなんだろう。CDなら、それほど高くないし。(と言っても輸入盤が1,500円か… Amazon.comでは$12なのになぁ~)。

 

 

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4 Responses to “遠近両用とMDR-EX500と自作ポータブルアンプと…”

  • mixiよういち:

    すごいですね。全然分からなかったけど自作の音楽環境を作り上げる熱意は伝わってきました。ヘッドホンとかに手を加えるんですか?プレーヤーはiPodか何かでしょうか。僕は結局CDの音質が一番いいという結論に達してCDウォークマンで聴くようになりました。携帯プレーヤー用のアンプを付けたら音が良くなるのかと思いましたがなんだかスカスカした感じになったので試聴でやめました。好きな音楽はやっぱりいい音で聴きたいですよね。

  • :

    ヘッドホンですが、断線したので、修理がてらケーブル部分を試しに強化してみようということです。間にコネクタが増えるので、ほとんど効果は期待できないかもしれません(笑)。携帯用のプレーヤーはkenwoodのMGR-A7(Media keg)ってやつです。CDのデータをwavでリッピングして、このプレーヤーで聴くと、CDプレーヤーより断然高音質で聴けると思いますよ。自分も遠い昔CDウォークマン使っていましたけど、CDの入れ替えの面倒さとやはり駆動系があるのがポータブルとしてはかなり痛い感じであきらめました…。「いい音」って尺度や基準がないので麻薬的ですよね。心理的作用も大きいし。携帯プレーヤー用のアンプについては、プレーヤーのアンプ経由で利用してもほぼ無駄、数千円で売られているほとんどの製品も「音量アップ」以上の効果は期待できないっていうのが実際のところに一番近いと思います。
    そんな中で、自分が唯一試したのがHippoBoxですが、MGR-A7のヘッドフォン出力につないだ場合はイマイチでした。MGR-A7にはライン出力があるのですが、Hippo Boxにボリュームがないためにそちらでは試せていません。で、今回自作しようとしているポタアンにはボリュームもあるし、MGR-A7内蔵のアンプを越えてくれるんじゃないかと。MGR-A7のDACとAMPがどちらも優秀なんで、ちょっと心配ですけど。

    ちなみに、携帯プレーヤーでは、やはりヘッドフォン・イヤフォンの影響がけっこう支配的です。数万円もするようなものは使いませんが、発売当初の実売価格が1万円程度のスタンダードからミドルと言えるクラスを狙うようにしています。記事中のSONY MDR-EX500も当初の実売は\12,000ほどだったと思いますが、\3,500円で入手しました(ヤフオク)。その前は、audiotechnikaのATH-CKS70でしたが、これも安い割にとても気持ちよく聴かせてくれるイヤフォンでした。

    iPodはかなり長い間使っていましたが、イヤフォンをよくすると、どうしても「アラ」が目立ってきちゃって使用をあきらめました…。最近流行のコネクタからライン出力を取り出してアンプ直結とか、さらにはコネクタからデジタルデータだけ取り出してDACに直結なんてやるといいんでしょうけど…。iPod+トランスポート(DDC)+DAC+AMPなんて4段重ねになっちゃったりするみたいです。トランスポート部分も6万円くらい(直輸入だと4万円台)とかするし…。本当は、この使い方でiPodを160GB Classcにすると、個人的には理想的なんだけど…。(実は、これが本文中で書いた「大物」の正体なんです)

    ちなみに、自宅のリスニング環境では、現在LPレコードの音がベストになちゃっています。低予算で、CD/デジタルの再生を、これに追いつかせるのが、今回の自作プロジェクトなんですよ。いや~、しかし「レコード盤」にこれほどの「いい音」が封じ込められているなんて…って感じですが、まぁ、「歴史」を考えたら当然なのかもしれません。

    プアマンズ・ベターオーディオのことでしたら(笑)、ご相談下さい。

  • mixiよういち:

    僕もipodの音質には最初から不満がありました。外付けアンプとかヘッドフォンとか変えていろいろ試してみましたが元の音がダメだとどうしたって良くならないなと思いました。ケンウッドのプレーヤー容量はどれくらいでしょうか。いい音で聴けるならぜひ試してみたいです。今はお金がないですが…。

  • :

    自分の場合、恥ずかしながら、iPod(第3世代と第5世代かな? クリックホイールのヤツで1台目が15GB, 2台目が30GBだったと思います)を使っていたときは、iPod自身の音質をあまり疑ったことがなくて、ヘッドホンとかを吟味してました。結局、自分的に最初のMEDIA kegである MG-F516を体験してiPodには戻れなくなってしまいました(といいつつ、ケータイはiPhoneなんですけど)。
    このMG-F5xxを越える音質のDAPはないなぁ~(唯一Walkman Aシリーズはいいかもと思っているのですが)と思っていたときに、兄弟でもある MGR-A7に出会い頭にガツンとやられた感じで、MG-F5xxにも、戻れない感じです。で、MGR-A7ですが、これは実はDAPというより、PCMレコーダーなんですよね。ただいい音を録るからには、録った音が「いい音」であることがわかるように再生できなくちゃいけないわけで、再生機能もかなり贅沢な仕様になっています。発売当初の実売は3万円台だったようです。で、内蔵のフラッシュはたったの2GBです((T-T)。ただ、SDカードスロットを持っているので、自分はここに32GB積んでいます。ただ再生できるLossLess形式がwavのみで、FLACに対応していないので、ちょっと容量的には厳しいです。さらに、MG-F5xx, MGR-A7両機種ともですが、SDカードのドライバがダメダメで、いろいろ使い勝手に難があるのですが、何しろ音質的に代わりがないので、逆にそのダメさ加減がかわいかったり(笑)。
    で、MGR-A7って実は、旧機種で現行は MG-E8だったかな?になっています。実売で16K円ほどだったかな。さらにいい音になってはいるようですが。で、価格.comによると、まだMGR-A7はかろうじて流通在庫があるようで、また7千円台まで下落してますね。自分は1万円弱でゲットしましたが。7千円は、超お買い得だと思います。ちなみに使い勝手は悪いです、実際(笑)。

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