op-dbuf2―低電圧ヘッドホンアンプキット その3
タイトルのヘッドホンアンプもなのだが、今週はMDR-EX500の断線対応でちょっとバタバタしてしまった。ヘッドホンのステレオミニプラグの付け根内部で断線してしまったらしく、音量が大きくなったり小さくなったり、片チャンネルになったりとけっこう精神衛生上悪いので、プラグ自体を好感してしまえと言うのが発端。で、いったんはオヤイデから出ている1個600円以上もするL字型プラグを取り寄せて交換したのだが、なにしろヘッドホンのケーブルというかコードというか、付け心地のために非常に細く軽いケーブルが使用されていて、新規プラグのケーブル口が直径6から8mmほどありそうなのに対して、ケーブル自体が2mmもあるかな?って感じでいかにもかっこわるい。
じゃ~、ケーブルも変えちゃえ~ってことで、オーディオ用ケーブル、これは太さが5mm程度はありそう、って奴を買ってきて、MDR-EX500→ステレオミニプラグ♂|ステレオミニプラグ♀+新ケーブル+ステレオミニプラグ♂|MGR-A7って感じに使ってみたのだが、途中のミニプラグ♂♀のセットが洒落にならない重さで、さすがに装着感が悪すぎるっていうか、事実上使用できない…。ってことで、その♂♀セットの部分はプラグ接続をやめて、直接はんだ付けすることにした。が、これまた経験値の無さが露呈してしまい、なかなかうまく行かない。平日まで、帰宅してからハンダごてを引っ張り出して、ごにょごにょとトライ&エラーを繰り返したのだが、結局今朝何とかいい感じにおさまってくれた。何も特別なことではないのだが、こういうことって、微妙な「あんばい」の集積で全体として丸く収まるものなので、その「あんばい」というか「ころあい」というか、どこが調整可能で、どこがきっちりしないとだめなのかとか、本当に細かい経験値の「総合」なんだと思う。まだまだ、こういうことが一発でうまくできるには経験値不足だが、その端緒についたって感じではある。
その過程で、新たなノウハウとして「熱収縮チューブ」ってものを使えるようになった。パーツ屋さんで見かけていたりはしたのだが、それほど安いものでもなく、専用のヒーターがいるのかと思って「プロ」用だねって感じで流していたのだが、なんと「ダイソー」に100円で売ってあるのだっ!さらには100円ライターとかで熱するだけで、きれいに仕上がってくれる。
で、問題のヘッドホンケーブルが何とかなったので、気をよくして、標題のop-dbuf2のケースの工作に、そのまま突入することにした。とりあえずは、LEDがもっとも背が高くて、それがあたるためにケースの蓋が閉まってくれないって状態なので、LEDがはまり込む穴を開けることにした。最初は2mm程度のドリルで穴を開けて、徐々に大きくしていって、蓋が閉まる最小の大きさの穴を開けるというのが計画。で、3mmでもまだまだ、4mmでもだめ、5mmでもだめ…、とどんどん穴が大きくなっていくのだが、いっこうに蓋が閉まってくれない…。おかしいなぁ~とよくよく見るとどうも蓋が閉まらないのはLEDがあたっているからではないようだった…ガビーン。時すでに遅く穴はもうガボガボに大きくなってしまっている(っていうか、隙間からLEDの横のコンデンサが見えちゃうくらいの大きさ)。
実は、ボリュームとジャックの端子がかなり長く基板のはんだ面に飛び出ているため、その分全高が大きくなってしまい、LEDの高さ的にクリアしたとしても、次に背の高い電解コンデンサが当たってしまって閉まらなかったりしていたのだ。う~む、なんたる注意不足っ。ってことで、とりあえず、かなり激しく出っ張っているボリュームとIN/OUTジャックの端子それぞれをラジオペンチで折り曲げてみたのだが、それでも、ちゃんと閉まらない…。それ以外にも、ハンダ付け後もかなりたくさん残っていたリード線の切り残したちが邪魔して、基板全体が浮き上がりすぎているようだ。まぁ、しかたないので、目立って出っ張っているいくつかのリード線をニッパーで切ったりして、なんとかむりやりふたが閉じるくらいに調整した。かなり無理矢理って感じだけど。っていうか、コンデンサのあるところは明らかにケースが膨らんでますけど…(笑)。しかし、リード線を切りすぎて通電しなくなって、動作そのものが危うくなっては本末転倒なので、これくらいで良しとしよう。
で、次は、スイッチ・ボリューム、IN/OUT端子が出ているパネルの加工ってことになる。正しい位置に4つの穴を適切な大きさに開けなくてはいけない。このために、曲尺(さしがね)とか、ノギスとか用意したのだが、けっきょくほとんど役に立ってくれず…。と言うか、使う技術がないってことなんだけど。結局は本体に合わせながら、実地で位置決めってことになった。直径1cm弱というそこそこ大きい穴を開けなくちゃいけない。これもLEDのときと同じようにだんだん穴を大きくしながら、適切な大きさを探るやり方なんだが、一見うまく行きそうでちょっとした失敗が…。2つのジャックのための穴なんだけど、ジャックって入り口が2段になっていて、内側の端子が入る金属部分が通る大きさの穴を開けていたのだが、実はそれでは、パネルの厚みが邪魔をしてジャックにプラグのピンが奥までしっかり入ってくれないのだ。ジャックの金属部分を囲んでいるプラスチックの部分がパネルの表面まで出てくるような大きめの穴を開けなくてはいけなかった。
しかし、ステップドリルがこれほど便利とは…。プラスチックとは言え、このケースのパネルの厚みが3,4mmはあるんじゃないのという分厚さなのだが、1cm弱の大きな穴でも余裕できれいに開けてくれる。まぁ、なんだかんだとあって、この穴開けもどうなることかと思われたが、どうにか収まってくれた。
問題のヘッドホンアンプの性能だが、今現在もエージングもかねて聴いているんだけど、すこぶるご機嫌な音で鳴ってくれている。MGR-A7の内蔵アンプの音と比較してみると、ちょっと聴いた感じでは、それほど大きな差が感じられない、ある意味、内蔵アンプがいかに頑張っているかってのを再認識させられるわけなんだけど、しばらく聴いていると、むしろ、このヘッドホンアンプがMGR-A7の解像度をまったく損なわずに増幅していることが、この「差がない」と感じる理由なんだということがわかってくる。内蔵アンプが、まさに「専用」にデザインされ、それこそダイレクトにつながれているという利点を存分に享受していることを考えると、LINE-OUTで接続しているとは言え、「汎用」でジャックやケーブルを介しまくっている外部アンプがこれだけ「きれい」に再生できている等のはかなり評価できると思う。とは言え、結果「音」の質にあまり変わりがないっていうのなら、わざわざこんなかさばるものを一緒に持ち歩く理由がないことになってしまう。
で、実際はどうなのかというと、結論としては、しばらくこの重箱状態で使ってみようってこと。内蔵アンプによる再生の「繊細さ」「上品さ」を失わずに、音のパンチとスピード感が加わった、この音はポータブルとしては個人的にかなり理想的だが、シャツの胸ポケットに収まらなくなって、おそらくバッグから長々とケーブルを引き回さなければならない不快感というマイナスを帳消しにして、おつりがくるほどか?というところが、まだ自分的に納得というか、結論が出きっていない。また、エージングによって、音的にもう一皮むけてくる可能性もある。
ところで、関係ないが、このポタアンのケース、さすがにLEDだけではさみしいのでなんかラベルを貼ってあげようということで、生まれて初めて「ラベルライター」を買ってみた。「本当に必要か?」って、さんざん悩んだあげく…、何しろ種類も多いし、機能も様々、でありながら、自分的に「絶対必要」とか、「めちゃめちゃ興味がある」というわけでもないために、かなり迷ったのだが、とりあえずものは試し、って言えるくらいのコストで「お試し」できるブラザーの「ピータッチ190」というやつにしてみた。QWERTYキーボード付きの方が自分的には絶対使いやすいことはわかっていたのだが、ちょっとお高い、さらに言うと、PCに接続して、PC上のソフトでラベルを編集できる方が圧倒的に「使える」ことも、明らかなんだけど、これまたかなり「お高い」。ってことで、最初からいろいろ不満はありそうだが、「ちょっと使い」ならいいんじゃない?ということでの商品選択だ。バリバリ使いそうってことになったら、ちゃんとPCにつなぐヤツに買い換えようと思う。テープも含めて3,500円弱のコストだから、ダメ元って感じだ。
Related posts:
Leave a Reply
Plugin by wpburn.com wordpress themes

