op-dbuf2のその後
で、とりあえず試しに通勤で使用中のop-dbuf2なのだが、少し気になるところがないでもないが、おおむね良好で、試しにMGR-A7内蔵アンプの音に戻してみたら、やはり物足りない…って感じ。懸念していた「プレーヤ本体の重箱状態」と「太くて長いイヤホンのケーブル」の煩わしさだが、確かに面倒は増えたのだが、何とか工夫をして、どうにかというか、最初の懸念ほどには鬱陶しいことにならずにすんでいる。まぁ、それでも、まだしばらく工夫や新しい選択肢の模索は続きそうだけど。
で、新しい選択肢の一環だったりするのだが、op-dbuf2のblogページには、出力段のダイアモンドバッファを省いた「簡易版」の回路図もあったりする。こちらは、まさに簡易版でトランジスタだのSBDだのもっとも面倒なところがごっそり省略されている。で、低音のスピード感以外はそれほど音質に大差はないってことだったりする。さらに、同記事のコメントからたどらせてもらったのだが、100円ショップの「セリア」に「ボリュームアンプ」なる、ヘッドホンアンプが、な、な、なんと100円で売られているらしい。
ってことで、早速金曜日に近くのセリアを探して買いに行ってきた…。さらには、前回の3連休のうちに、改造人間計画のためのパーツを注文していたりしたのだ。で、この内臓を、op-dbuf2の簡易版に入れ替えてやるのにチャレンジしてみようと思い立ったわけだ。っていうか、同じことを、この商品を紹介したコメントした方がやっておられたので、まんまパクリってことなんだけど。ま、よく言うと「習作」ってことだな(笑)。で、前回とまったく同じパーツで作ってもおもしろくないので、同じものが見つからなかったりしたものは、自分なりに考えて、それらしいものをチョイスしてみた。ま、どれにしろ、極めて根拠は希薄なんだが。
たとえば、電源のコンデンサには、おすすめの「OS-CON 2.5V/2700uF」を使わずに、LGの「LG2.5V3900uF」とかパナの「EEU-FR6.3V1800uF」を用意してみたりした。抵抗のたぐいも全然オーディオ用とか気にせず、普通の10本40円とかのものだ。あ、OPアンプ側のフィルムコンデンサもMTFF050J683すなわち0.o68uFのやつにしてみたりした。これは、一応リード線がオーディオ用に無酸素銅線とからしいが、それで選んだとかそういう話でもない、なんか変わったものにしてみたかっただけだったりする(笑)。
さすがに、いきなりユニバーサル基板に取り付け始めるほど、向こう見ずな年齢ではないので、とりあえずブレッドボードに構成してみることにする。そもそも、自分で勝手に選んだパーツで、本当にまともに動作するかどうかも、まるで自身がないわけだし。
最初にやったのは、SOPであるLME49721チップをブレッドボード上で、かつユニバーサル基板上で扱えるように、DIP8PIN形式変換基板にはんだ付けする。これは、前回かなりビビりながらやったのだが、思ったほど失敗しそうにないことを学んでいたので、それほど気負わず、さらっと完了させることができた。で、この変換基板を8PINのオス-オスピンに挿して、ブレッドボードに挿すことができるようになるというわけ。ここまでは、非常に順調…、っていうか、まだ鳥羽口なんですけど(笑)。
さっそく、ブレッドボード上で再現しなくてはいけないが、これまた無計画に抜き差ししていって何とかなるような、自分のレベルじゃないことくらいはわかっているので、まずはブレッドボード上での実体配線図を書いてみた。しかし、こうして「実体化」しようとすると、わかっていたつもりで、実はわかっていなかったことなどが、いろいろあぶり出されてきておもしろい。そんなこんなで、かなりシンプルな回路なのに形になるまでに数時間を費やしてしまった。まぁ、何しろ経験値がかなり低いのでやむを得ないところだろう。こうしてみると、まさにRPGを地でいっている気分になる。まだ、せいぜいレベル1かレベル2になろうかというところって感じのような気がする。魔法使いなら、まだ見習いってところだ。
で、ちゃんと事前に実体配線図まで書いて、わかっていなかったことなんかも潰した上で、構築したブレッドボード上の回路だったのだが…。かなり残念なことに、まるで鳴ってくれない…。どこか間違えたのかとか、コンデンサが悪いのかとか、あぁでもない、こうでもないといじ繰り回したが、現象は改善されない。SOPのはんだ付けが問題なのかと、そこまで戻ってチェックしたが、明確に問題があるような気配がまるでない。
何か、やばい感じである。このまま「何でかわかんないけど、動かないから、や~めた」ってことには、したくない。まぁ、これが許されるのは、個人的には中学生、それも1年生か2年生までじゃないかと思っているし(笑)。
とは言え、調べる手段もあまりあるわけじゃない、ま、それが「見習い」ってもんなんだけど。が、とりあえず、思いつくことをいろいろやったり、回路図を見直したりしてみた。で、そもそも、なんか雑音が聞こえるとかいうこともなく、完全に無音っておかしくないか?ってこと。ま、もうちょっとレベルが上がったら、テスターをあてがって電流が来ていることを確かめたりもできるのかもしれないが…。そうこうしていじっている間に、SOPの変換基板を8PINから引き上げてやろうとしたら、その途中で、一瞬「鳴った」りした。え~、どういうこと~。と思って、イヤホンをしたまま、変換基板を上下してやると、その途中とかで動いたりする。え~、ようするに変換基板は挿しただけの状態では、接続が安定していないらしい、すなわちPINとはんだ付けが必要ってことじゃないのか?って感じ。
これに気づくのに何時間かかかってしまったよ、まったく…。な感じなんだが、とりあえず一歩前進である。ところが、前進した先も、まだまだぬかるんでいたりする…。ようやく「鳴る」ようにはなったのだが、その音たるや、ちょっと音楽とはほど遠いものだったりする。完全に壊れたメガホンスピーカーって感じで「ガビガビ、ガーガー」なのだ。今思えば、パーツの品質が…、とか言うレベルじゃないくらいなのだが、そのときはよくわかっていないので、自分で選んだパーツ、ってコンデンサくらいしか影響しそうにないのだが、それらのせいだろうと、手持ちの近いパーツに変えて見たりしたのだが、まるで改善しない。
何をどうパーツを変えてみても、とにかく、改善も改悪もしない…、さすがにここまでくると、迂闊の極みの自分でも、どうもパーツとか、そういう問題じゃないなぁ~っていうのが何となくわかってきたりした。それはわかっているのだが、どこがどうだめなのかは、すぐにはわからない…、ので、ひたすら回路とブレッドボードの配線を照らして、追いかけて「ここもOK,あそこも大丈夫…」とひたすらチェックあるのみ…、で、ようやく「ありゃ?ここってGNDにつながってないじゃ~ん?」と気付いた。ブレッドボードの横一線でL部とR部を分けて組んでいるのだが、その境目のところで共通にGNDに渡した回路の境目がジャンパされていない…。ちょうど電源の二つのコンデンサの接続部がGNDに接続する部分で、その先がGNDに接続してない状態になっていたわけだ。もちろん、そのせいでなぜこの現象になるのかはわかっていないのだが、少なくともこれではダメなことはわかる。
さっそく、その部分にジャンパを渡してみると、嘘のようにちゃんと鳴り出した。ここまで到達するのに、結局12時間ほどかかってしまったことになる。まぁ、見習いとしては、妥当な時間か?いや、ちょっと「ダメ見習い」気味だな。で、その状態で音質というか、音の感じを確かめてみる。あ、写真のとおり、イヤホンやライン入力を接続するジャックとかはブレッドボード上には乗らないので、昔、これまたプラグ部の断線で使わなくなったオーテクのイヤホンのケーブルをぶった切って、L/R/GNDそれぞれにリード線の切れ端をハンダ付けして、ブレッドボード上に挿せるようにしている。これはこれで、実はいろいろ「迷い道、くね~くね~」があったりしたせいもあって、時間がかかっていたりするのだが。とりあえず、MGR-A7のLINEOUTからの入力を、この現役引退しているイヤホンで聴いてみると、これがなかなか悪くない。で、一応フィルムコンデンサー2種類、電解コンデンサー2種類の4つの組合せで試してみたが、フィルムコンデンサーの方は変えてみても、違いはよくわからない。それに対して電解コンデンサの方は、明らかに、というか、全然違う。LGの2.5v3900uFでは、なんか音が「キンキン」してしまい、ちょっと聴くに堪えない感じ。それに比較すると、PanasonicのEEU-FR6.3V1800uFでは、ある意味、きわめて普通。だが、それでも感触はかなりいい感じだ。で、本番では、このEEU-FR6.3V1800uFを使用することにする。
本番とは、もちろん、これをユニバーサル基板上に実装して、例のボリュームアンプの中に移植すること。とりあえず、ファーストトライは一段落して、これを書いているのだが、きりがいいので、とりあえず今回はここまで。
Related posts:
Leave a Reply
Plugin by wpburn.com wordpress themes


