オーディオ
QA-350 WAV Player
またまた、しばらくサボってしまった。先週の週末は、バランス型に改造したヘッドホンMDR-CD900STの聞こえ方がどうにも気に入らなくて、結局起き抜けの午前8時くらいから、夕方までかかりきりだった。買い出しとか、選択とかいろいろ週末のルーチンワークをほったらかしで没頭していたので、いろいろと予定が狂いまくってしまった。
結局、MDR-CD900STが「おかしい」状態だったのは、右ドライバのみが逆位相だったためてあることが判明した。もしかすると、MDR-EX500も同じだったのかもしれない。実は、これはMDR-EX500に代わってバランスイヤホン化したSE-CLX7の音があまりにも素敵すぎて「じゃ、MDR-CD900STのあれは何?」って感じになってしまったから。
で、なかなか届かないと気を揉んでいた、中国からのブツと言うのが、タイトルにあるQA-350というプレーヤー。右の写真の通り、相当にデカイ。右側の今回作成したバランス型ヘッドホンアンプも、op-dbuf2に比較すると二回りほど大きいケースなんだが、それと比べても、さらに二回りほどの大きさだ。
WALKMAN WM-E052となんかと比較すると、体積比で100倍くらいか、下手するとそれ以上あるかも…って感じだ。でも、自身でメディアは内蔵していなくて、SDHCカードスロットがあり、そこに入っているwavファイルを再生するもの。
DACチップにWolfsonのWM8740が載っていて、要するにオーディオ用のDACにSDカードトランスポートをくっつけて一つの箱に収めましたって感じで、この大きさになっている。実は、ヘッドホンアンプ回路も内蔵していて、FOSTEX TH-7で聴いてみた限りでは、とってもいい感じだ。荷物を増やしたくないときは(このプレーヤーだけで十分大きいので)、SHUREのSE-215と組み合わせても、かなりいいだろうと思わせる。
QA-350でググると、多くはないが購入者の方々のレビューが見つかる。先達の方々のおっしゃるように、いわゆる「機能」は、おそろしくお粗末だ。まず驚いたのは、曲データの探索を、SDカードの1階層目のフォルダまでしか行わない。すなわち、ルートディレクトリにあるファイルと、ルートディレクトリにあるフォルダ直下のファイルだけが再生できる。2階層目からのフォルダは、そもそも探索しないようになっている。これはさすがにちょっとつらい気はしないでもない。
そのほか、曲の探索や、再生順の編集とかそういう気の利いたことはほとんどできない。リピートも1曲リピートとかフォルダ内リピートとかはできたかな?ちょっと怪しい。一応、ランダム再生はできる。というか、一応、これができるので自分的にはOKだと言う感じ。
自分の場合、放り込んである曲をランダムに再生しつづけるという聴き方が中心なので、この低機能さがあまり気にならない。
ところが、盲点があって、「ランダムに再生する」モードを覚えていてくれないのだ。電源を切るとすっかり忘れて、順再生モードに戻ってしまう。その上、この「ランダム再生する」モードにするには、本体だけでは行えない。なんと、リモコンから数ステップのコマンド投入を必要とするのだ。ということで、リモコンも一緒に携帯しなければならないというおまけ付き。リモコンをなくしてしまったら?と考えると、恐ろしくて眠れない(笑)。
という不便をかこちつつ、それでもMedia-Keg MGR-A7を退けて、レギュラーの座につこうとしているのは、ひとえにWolfson WM8740の音質の故。MGR-A7も、個人的には十分に高音質だったので、そこからの「差」が、それほど大きいとは感じていないのだが(これは、一つには自分の三流の『耳』のせいなんだろうとは思う)、それでも、なんか「気張らない」自然な高音質というか、あらゆる音が「自然」なのだ。結局のところ、「高音質」ってこういうことなのかぁ~と思えてきている。もうとっくに自分の耳の分析能力を超えているからなんだろうけど、この、なんというか「自然な明瞭さ」に、『品位』というか『品格』というかそういう良さを感じさせる。もちろん、MGR-A7の音質が品性下劣だなんてことはまったくない。こちらもとても上品でいい音だと思っているのだが、がんばり過ぎちゃっている感じというか…。
QA-350組み込みのヘッドホンアンプもなかなかいい感じに鳴ってくれるのはわかっているのだが、ここ丸一ヶ月かかりきり(と言っても、基本土日だけだけど)だったバランス型HAも、ようやくSE-CLX7の投入で、その「本領」を発揮してくれるようになっている。正直、この三者の組合せは、自分的には「行ききった」という感じを持っている。これほど満足できる音楽鑑賞環境を「持ち歩ける」というのは、本当にスゴいことだと思う。
が、それだけに目をつぶらざるを得ないところもいくつかないわけではない。第一はすでに触れたプレーヤーの操作性。特に再生モードを覚えてくれないのは、かなりつらい。あとはSDHCなので32GBが限界ってあたりだろうか。せめえFLAC辺りに対応してくれるとうれしいのだが…。第二は、今週こうして実戦配備してわかったのだが、バッテリー問題。これには二つあって、まずはQA-350の方だが、基本的に省エネはそれほど考慮されていない。満充電で、だいたい6~7時間ほどが限界のようだ。自分の場合、通勤に要する時間が往復で4時間弱もあるので、基本的に丸二日はもたない。すなわち、毎日充電する必要がある。その上、充電には専用のリポ用バランスチャージャーが必要なので、会社でUSB充電というわけにもいかず、充電を忘れると致命的である。おかげで、予備にWM-E052もバッグに忍ばせていたりする。
もう一つのバッテリー問題はヘッドホンアンプの方。こちらも根は同じだが、電圧が下がってくると、音質が悪くなる問題。特に、高音部の密度が高くなると音の歪みが、それなりに気になってくる。まぁ、ボーカル中心の曲だとまったく気にならないのだが。電圧が高いときの音質がすばらしいこともあって、この状態になるとかなり悲しい。こちらはエネループなので予備バッテリーを持ち歩けばいいのだが、単三2本はそれなりにかさばるからついついサボってしまう。ところが、問題なのは電池切れにともなう電圧低下ではなく、冬場の気温低下からくる電圧低下の方。これは深刻で朝7時くらいに家を出発するときには外気温は0度前後だったりして、そのままでは電圧が低くて、悲しい感じの音質となってしまう。最近は家を出る前にエネループカイロと一緒にネックウォーマーでくるんでおいて、暖めた状態で家を出るようにして凌いでいる。これ専用にエネループカイロを買おうかと真剣に考えていたり(笑)。
こられの問題がなければ、本当に理想のセットなんだけど(かなりかさばるという問題もあったか…)。
バランス型HAとOM-Dと…
先週の出力の一部をGNDに落とす処理で安定したと思ったバランス型ヘッドホンアップだが、月~金の通勤で使用して、どうも定位が左にずれている、すなわち左のボリュームの方が右よりわずかに大きいことに気付いた。ボリューム抵抗の不具合でも起こることではあるが、特に往路の電車内では、ただひたすらぼーっと音楽に集中しているので、けっこう気になる。
で、よくよく聴いてみると単なるボリュームの問題と言うよりも、右の音自体がちょっと変であるような気がしてきた。ボーカルだけが微妙に引っ込んだ感じになっているために、どうもボーカルが左に寄っているようにきこえているようだ。そういうわけで、金曜日に帰宅後、炊飯器に火を入れた後、炊けるまでの間
って感じで、ヘッドホンアンプのふたを開けて、左右それぞれの半固定抵抗を調節してみると、ちょっと改善したようにも聞こえるが、しばらく聴いていると、やっぱりどうもよろしくない。
で、あれやこれやとやっているうちに、電池ボックスから基板へ出ている+側のリード線がぽろっと取れたりして…。って?え?もしかして、ここの接続が不安定だったためにおかしかったの?ふたの開け閉めとかで様子が変化していたのも、このせい?(笑)って感じである。この取れたリード線は結局、すでに多くの部品が林立している面に無理にハンダ付けしても、またもや中途半端なことになりそうだし、近くには電解コンデンサもたくさんあって、ハンダごてを近づけたくないし…と言うことで、ハンダ面の方から新しいリード線をハンダ付けして、上側に引っ張り出して、そこから電池ボックスのリード線につなぐことにした。
で、土曜日の朝に、ふともし電源線の不安定が原因ならば、アダプタ経由の電源供給では安定して動くんじゃないか?と思い立ち、自室のジャンク押し入れから、使っていないバッファローのルーターの3.3Vのアダプタを引っ張り出してきた。このアダプタはプラグ側の真ん中がプラスで外側がマイナスなんだけど、アンプ側はその反対なので、アダプタのコードの途中で極性を入れ替えるように改造して、さっそく接続。そうすると、びっくりするくらい安定していい感じに鳴ってくれる。やはり、どうも電源ラインの接続し損ねていたのが諸悪の根源だったらしい。
で、アダプタで電源供給した状態で、再度左右の半固定抵抗を調整。今度こそっ、って感じでケースを閉じて、ねじで固定し、エネループを格納して聴いてみると、残念ながら音がかなりざわつく感じ。アダプタ側に戻すと、安定する。実は、エネループだが、なんだかんだでフル充電から軽く20時間を越えるくらい使っている、もしかすると30時間くらいはいっているかもって感じで、ちょっと電圧が下がってきているのが原因ではないかと思われる。ま、再充電すれば戻るんじゃないかな?と楽観的に考えていたりして。
あと、同じhaiga氏が、金田式DCアンプをヒントに、バランス型ヘッドホンアンプのDCインスパイア版を作製されていて、そちらではトランジスタのカップリング問題もないらしいので、かなり期待している。(って、blogのコメントに応援でも書き込めばいいのに…と思いつつ…)
で、このところ話題のオリンパスが2月8日に発表すると言われているmicro4/3の新しいボディ。新しいボディと言うだけならば、もはやそれほどそそられないのだが(と言いつつ、そろそろE-PM1とか新しいボディにむずむずしていたのはあるんだけど)、これがどうも「OM」を名乗るものらしいってところから、世界的にもちょっと白熱してきていて、「であるならば、既存の(マイクロではない)Zuiko Digitalレンズ使用についても、今までになかったような配慮があるのではないか?と、個人的には期待があったりもして(実際、現状のmZDレンズたちには、あまりそそられないし)、めちゃめちゃ注目している。
スタイルはまさにかつてのOM1~4を彷彿とさせると言うか、なんか「まんま」らしいと言う話もあり、センサーももしかするとパナ製ではないかもしれないって話まで飛び出してきていて…、期待半分、あきらめ半分みたいな感じ。だが、多分、よほど失望するものでない限りは、オリンパスのオンラインショップの最初の予約キャンペーンでポチってしまいそうだ。
まだまだ情報が少なすぎて、何とも言えないのが残念って感じだが、来週いっぱいくらいには、もう少し具体的なリークが出てくる可能性が高いのではないかと思っている。
ところで、前回触れた新しいブツだが結局今週は届かなかった。と言うか、なんか来週前半というのも無理そうで、うまく行っても週の後半か、週末って言うのが一番ありそうな感じ。最悪、それでも届かないってことがあっても不思議はない感じだ。15日段階でやっと広州までたどり着いたのはわかっているが、その後はトラッキング情報なし。7日に注文して、10日に深川を出たようだが、すぐ近くの広州まで5日もかかるって…、さすが中国。だんだん、本当に届くのか心配になってきた。【さらに追記】とか、言っていたら、現在Tracking Infoが更新されていて、1/21に川崎港支店に到着しているらしい。うまくすると、今夜届くかも…。と思ったが、今日不在票が入っても、受取は、うまくいけば水曜日、おそらくは木曜日になる可能性が高いな…。残念…、それなら、もう週末でいっかーって感じだ。
【追記】前から、って言うか、SE-215の自然な鳴り方に耳が慣れたあたりから「やっぱ、怪しいな」って感じはあったのだが、どうも自分が安くで入手できてラッキーと思い、音的にもいい感じだと思っていた(聞き始めはちょっと違和感はあったのだが)SONY MDR-EX500SLだが、かなりの確率でフェイクだろうという結論に至った。そう思って、パッケージや中の取説を眺めてみると、やっぱ、細々とおかしいところとか散見される。今回バランス型に改造して一気に入力される情報量が増えて、馬脚を現してしまったと言うところか。で、実は、高音が繊細すぎて、お蔵入りになっていたパイオニアのSE-CLX7に、エセMDR-EX500SLにつないでいたヒロセの6pinコネクタを付けて、聴いてみたら、いろいろエセMDR-EX500で不満というか、納得いかなかったところがかなり解決されて、けっこういい感じだ。もともとバランスドアーマチャで繊細ではあるが、低音部が弱いイヤホンなのだが、バランス型にしたことで低音部が補強されて、ちょうどいい感じに鳴ってくれている。明日からは、この組合せで通勤に出動してみようと思う。って言うか、エセMDR-Ex500は完全にジャンク箱行きってことだ。こうなると、ちゃんとしたMDR-EX500/510を手に入れたいところだが、新品をバランス型に改造するのも、なんか道楽が過ぎる気がするし…。DCインスパイア版のhaiga氏HAの頒布が始まったとしてから、考えるか~。
多分、安定したバランス型ヘッドホンアンプ(by haiga氏)
今週の火曜日から、バランス型HP+MDR-EX500改で、MGR-A7を楽しむという形。そう言えば、MGR-A7のメディアとして使っているのが、ノーブランドというか、メーカー名ラベルなどが一切ない、完全無地のSDHC 32GB Class10で、これが2,300円くらいだったのだが、すこぶる調子がいい。まぁ、風見鶏さんによるとサムスン製と言うことだったので、品質に対する不安はそれほどにはなかったが、さすがClass10ということで、やっぱりかなり速いし、動作もしっかりしている。お陰で、かつてKINGMAX製のMicroSDをアダプタ経由で使っていたときとは、比較にならないくらい動作が安定している。あれは、やはりメディアの不良が原因だったんだと、今更思ったりする。
で、問題の新しいヘッドホンアンプだが、残念ながらやはり調子が悪い。左右チャンネルのどちらかが鳴らなくなる事象が頻発し(一旦鳴り出すと、電源ON/OFFするまでは大丈夫である傾向があるが)、両チャンネルが鳴っていても、片チャンネルのレベルが明らかに低かったり、さらにどうも定位がフラフラするというか、いかにも安定感がありませんって感じがしていた。のだが、木曜日の会社帰りにいよいよ完全に片チャンネルが鳴らない(っていうか、すごく低いレベルで鳴っているのだが…)って感じになって、金曜日は、op-dbuf2に復帰願っていた。
どうも、電解コンデンサ周りのハンダ付けがしっかり出来ていない部分があって、ケースに収めるときに垂直に力が加わると、そのハンダ付け部分が接触不良を起こしてしまっているんじゃないかというサスピション。と言うわけで、土日になったら、ふたを開けて、電解コンデンサ周りを重点的に再ハンダしたりしようと思っていた。
で、その土曜日が訪れたわけだが。まず、グッドタイミングというか、まさに、今朝、haiga氏から頒布を受けた人たちに対して、サポートメールが届いていた。実は、この両チャンネルで定位がフラフラする現象は、他のユーザーのところでも起こっているそうで(そういうケースが「散見される」って言うのが、どのくらいの割合を指しているのかはわからないけど)、どうも出力カップリングコンの電荷が悪さをしているとのこと(ん?なんか違うかもしれない、というようなことがメールに書いてあったくらいの意味しかないです、はい)。で、その対策として、出力LRの、さらに、そのHot/Coldそれぞれを、500Ωくらいの抵抗を介してGNDに落とすというもの。ヘッドホン出力をヒロセの6pinコネクタにしている場合は、もともとのLRそれぞれのステレオミニジャック用の跡地に付けて、配線するといいというらしい。
そういうわけで、当初の予定通り、電解コンデンサ周りのハンダ付けをやり直してから、この対応を行うことにした。が、問題は500Ωくらいの抵抗が手元にないってこと。なにしろ、電子工作歴がようやく半年って感じなので、手持ちの抵抗のストックもほとんどないし、そのバリエーションも限られている。で、手持ちのがらくたを漁っていたら、220Ωの豆抵抗がけっこう一杯あるのを発見。これを直列にして、440Ω抵抗を4セット作れそうだ。ってことで、ちょっとスペースを食うのが玉に瑕だが、何とか所定の位置には納まりそうってことで、さっそくメールの通り、配線。
って、実はその前に、一部ハンダ付けする前に、仮配線で試してみたりして、問題ないことを確認。何しろ、具体的な配線が提示されているわけではなくて、言葉を解釈して、このド素人が「こういうことでしょ?」って考えて、具体化するわけだから、いかにも「怪しい」(笑)。ってくらい自信はない感じだったが、とりあえず仮配線で聴いてみたところ、煙が出るとか、トランジスタが異常発熱するとかもなく、鳴っているようだった。
ということで、ちゃんと配線して…とは言え、後付けの配線なのでいわゆるジャンパを飛ばすのだが、どうしてもハンダ面にジャンパせざるを得なくて、その出っ張り分のせいでケースに収まらなくなるんじゃないかとヒヤヒヤ(笑)。ま、結果的には、どうにかケースを閉じることは出来たのだが…。残念ながら、MDR-EX500改で試聴してみると、前よりひどい感じで片チャンネルがゲロゲロな音。っていうか、まったくまともに再生できていない。しかたないので、またケースを開けて、ジャックやボリュームを取り付けてあるパネルをケースから外していると、なんかの拍子に音がまともになったりする。あれれ?と思って、そのあたりをまさぐっていると…「でましたっ!」またもや、コネクタ周りがトラブっている。アンプ本体とは関係なく、MDR-EX500改のヒロセ6pinコネクタとケーブルの配線がマズいんじゃないか?って感じ。で、試しに MDR-CD900ST改をつないでみると…「おぉ~!」って感じに非常に調子よく鳴っていたりするしぃ~。
わはは、またまたですか…。もちろん、最初からかなり不安はあったというか、なんかしっくりいかない、うまくできないと思っていたヒロセ6pinコネクタのケーブル配線でした…。結論から言うと、うまく出来なかったのは、4芯ケーブル側の被膜を剥く長さが短すぎたこと。ここを十分長く(5cmほどだろうか)したら、非常にスムーズにハンダ付けできた。最初、仕上がりをきれいにしたい一心で、1cmほどしか剥いていなかったのだが、さすがにそれでは事実上まともにハンダ付けできさそうだ(少なくとも、今も将来も自分には)ってことがわかった。
その状態で、聴いてみるとフラフラする感じもなく、さらに片チャンネル状態になることもなく、至極まっとうに鳴ってくれている感じ。問題の鳴り方と言うか、鳴り質だが、やはり低音の鳴り方と言うか、駆動加減がハンパじゃない。ただし、EX500のドライバでは、その強力なと言うか、強引な駆動力に対応できていない感じがあって、低音が続く音楽では、その低音をしっかりとは再生できていないのではなかろうか。同じ曲をMDR-CD900STで聴くと、低音部もちゃんと再生できているのでアンプの問題ではないのではないか?と思っている。
試しに、op-dbuf2+Shure SE215とバランスHP+MDR-EX500改を聴き較べてみた。やっぱり、低音部がかなり違うだろうなくらいの意識だったのだが、なんか、もうそういうレベルではなくてまるで、鳴り方の性質が全然違っていて、驚いてしまった。どっちがいいとか、悪いとかそういう話にならない全く別物って感じ。アイスクリームの味と、サンマの塩焼きの味を比較して、ここがこう違うねって言われてもなぁ~っていうくらい比較するのがお門違いって感じた。
ま、来週こそ、心置きなくバランス型アンプ+MDR-EX500改で行き帰りの音楽を試してみて、はてさてop-dbuf2+Shure SE215とどちらを常用ガジェットにするか?って感じだろうか。
ちなみにSE215だが、エージングが進むとともに、かなり化けてきている上に、その鳴り方に耳の方も慣れてきてしまったというか、なじんできてしまっていたので、最近は「EX500には戻れないんじゃないか?」って気もしていたのだが、バランス出力で低音を超ブーストされたEX500で、リベンジとなるか?と言うところ。
バランス型ヘッドホンアンプ(by haiga氏)の持出準備
まず、恥ずかしながら、今気づいたのだが、このシリーズのタイトルが「ヘッドホンアンプ」であるべきところが、「ヘッドホンアップ」になっていた。まったくもって、意味不明だな…。ってことで、慌てて、全部修正。
で、本当ならば金曜日の会社帰りにマルツ博多千代店によって、引き取って来ようと思っていたケーブルとコネクタだったのだが、会社を出るのが遅くなってしまい、閉店に間に合わなかった。閉店が19:30から19:00になったらしいけど、19:30だと立ち寄れる可能性が高いんだけどなぁ~。
というわけで、土曜日の午前中に吉塚駅まで…。ちょうど、その日から、恵比寿神社の大祭が始まるところだったので、東公園の中はテキ屋の方々が、出店の設営でわんさか…。
本当は、東公園でゆっくり撮り歩けるかも、と思っていたのだけど、とてもそんな落ち着ける雰囲気ではなかった。
ってことで、早々に買い物を済ませて、戻ってきた。
が、相変わらず、6pinコネクタのはんだ付けは苦手で、まったくもってうまくいかない…。かなり、悪戦苦闘してどうにかコネクタの方は取り付けた。で、イヤホンの方だが、こちらは意外とすんなり完了~。だが、な、なんと、アンプにつないで再生してみても、うんともすんとも言わない…。CD900STに換えるとちゃんとなっているので、アンプのせいではないようだ。コネクタ部のはんだ付けも怪しいが、そうだとしたら、こんな風に左右ともまったく鳴らないってこともなさそうだな~。
とすると、イヤホン側の配線なのだが、イヤホン側の内部ケーブルの被膜が剥けていない可能性が高いことに思い至った。前回、ステレオミニプラグが断線して、ケーブルを付け替えるときは、火であぶって被膜を融かしてから、はんだ付けしたのだが、今回ははんだの熱で被膜が融けるはず、と勝手に思って、そのままはんだ付けしてしまった。
結論としては、やはり、この判断が浅はかだったようで、ハンダ付けされたまま、ライターで熱して、被膜を焼き切ってから、フラックスをしみこませて、再ハンダしてやると、両チャンネルとも元気に鳴ってくれるようになった。が、例によって、オオボケかましていて、LRを逆にハンダしてしまった。注意したつもりだったのだが、そもそも短い方が「右」だと勘違いしていたみたいだ。ま、最初は気付いていなかったのだが、片チャンネルで、また例の差動破綻による異常状態に陥ってしまい、CD900STに換えて確認したときに、再生できない方のチャンネルが食い違っていたために気付いた(笑)。
とりあえず、電池の抜き差しで、異常状態からは抜け出せて、その後は発生していない。とりあえず、この方法で解消できるなら良しとしよう。とにかくは火曜日以降、持ち出してみて、もしもop-dbuf2より、こちらの方が好ましい、常用したいということになったら、組立再チャレンジなどの方法を考えなくてはならないだろう。
MDR-EX500での、本アンプの印象は、基本的には MDR-CD900STの場合と同じで、低音の豊かさというか、太さだろう。EX500にしろ、CD900STにしろ、どちらかというと低音は控えめで、中音・高音部の繊細さが特徴であるから、それらの「いいところ」を活かしたまま、低音部も補強されるのであれば、悪くないという感じかな。ただ、このアンプ、多分立ち上げから、しばらくしないと調子が出ないような、そんな気がする。暖機運転が必要なのかな(笑)。再生を始めてから30分ほどすると、なかなか「言わせん」音を聴かせてくれるって気がする。
バランス型ヘッドホンアンプ(by haiga氏)の組立4日目
と言うわけで、4日目だが、いろいろやっているうちに、基板のたわみ説も怪しくなってきてしまい、結局根本的な原因ははっきりしないまま、不安定な状態は解決できていない。解決はできていないが、あれこれやっているうちに、なんとかふたを閉めてねじ止めして、再生を続けても片翼飛行にならない状態で、何時間かは再生できている。
ただ、微妙に安定しないというか、再生レベルもフラフラしているような気がする。気のせいだといいのだが…、多分違う。やはり、どうもDual Transitorあたりが怪しいのだろうか?ただ、電源周りも怪しい気がしている。
まぁ、今のところ、聴き方がかなり神経質になっているために、ちょっとした変動に対しても過敏に反応しちゃっているって気がしないでもない。左右のバランスも気になっているのだが、これはもしかしたら、またもやって感じのボリュームの問題かもしれないし。
前回も書いたが、音自体はかなりご機嫌だ。これが、差動ディスクリートアンプ部分のお陰なのか、バランス型出力のお陰なのか?どっちの影響が大きいのかはわからないのだが、音がパワフルというか「厚く」なったと言ったらいいんだろうか。音楽の細部、バックの細かい部分を「背景だからこんな感じでいっかー」っていうような描き方をしないで、「そんな細かいところまで、そんなに頑張らなくていいよ」って言いたくなる感じの再生の仕方なのだ。まぁ、上手に「聞き流さ」ないと、聴き疲れしそうな気がしないでもない。(追記)と、思ったが、聴きながらよくよく考えてみると、それってアンプの違いと言うよりも、MDR-CD900STの特徴だと言うことに気付いた。op-dbuf2+SE-215と本アンプ+CD900STで同じ曲を聴き較べると、本当に大げさでなく「同じ曲か?」っていうくらいに違って聞こえる。どっちがいいってのはないのかもしれないが、正直な話、前者の方が好きかもしれない。ただ、聞き続けているとCD900STの鳴り方は癖になる感じがあるんだよなぁ。バランス型改造したCD900STをアンバランスのステレオミニにつなぐアダプタを作らないことには、アンプの違いを検証するのは実際無理だなってことか。とはいうものの、まさに今FET差動HA+TH-7で鑑賞中だが、十分に気持ちよく聞かせてくれているしなぁ~、ヘッドホン(イヤホン)+ヘッドホンアンプばっかりこんなに一杯あっても使い分ける意味も必要もあんまりないのに…。
実際のところ、バランス型がアンバランス型と較べて、明らかに音質的に有利であるならば、バランス型出力とバランス型ヘッドホンというシステムが、もっと「一般化」しているはずだろうと言うのは感じるところ。安物アンプは別にしても、高級アンプにはバランス型ヘッドホン出力が必ずあるとか。現実には、バランス型のヘッドホン自体、ほとんどないし(全くないわけではない)、バランス型のヘッドホン出力を持つ通常アンプなんていうのも、個人的には聞いたことがない。
これで、とりあえず決着してくれるといいのだが、ダメな場合、もう1セット組み直すかなぁ~って感じだが、実際、そこまでやるかどうかは未確定。とりあえず、これで安定してくれればいいが…。もう1セット組んでも必ず完動するとは限らないわけだし。
しかし、2個目を作るというのは、それなりに魅力ではある。1個目での失敗を踏まえて、先回りしながら作製できるわけでより完成度が高くなるのは明らかだし。とはいえ、こうした自作ものって結局、2個目まで作らないとちゃんときれいに仕上げられないってことになるのだと、ちょっと悲しい気もする。結局、1個目でちゃんと作れるように「経験値」を積み上げていくしかないのかなぁ~。
もっとも怪しいのはやはりDual TransitorのBC846DS/BCM856DSを壊しちゃったか、はんだ付けに失敗しているっていうパターンだとは思う。で、それらを取り替えたいところだが、このチップってば、マルツとかでは売っていないのだ。で、調べてみると、MOUSER ELECTRONICSなど北米から日本に送ってくれるお店がある。あるが、送料が2,000円取られるのに対して、これらのチップは1個あたり、それぞれ7円弱と40円弱しかしない。それぞれ20個買っても1,000円しないのだ…。もっと何か注文するものがあればなぁ~ってないよなぁ~。って、そもそもすでにはんだ付けされている8つのチップを基板へのダメージを最小限にひっぺがすなんてできそうにないしなぁ~。まぁ、トランジスタは壊すこと前提で丸ごと加熱すれば、なんとか外せそうな気はしないでもないが。
3,000円の追加投資+基板ダメージのリスクを勘案すると、もう1セット頒布してもらっても、8,000円弱っていうのに俄然コストメリットが出てきたりするので、微妙なところだ。とは言え、すでにMDR-EX500のアンバランス化計画は始動していて、6PINコネクタと4芯ケーブルはマルツにオーダー入れてしまって、これが意外にも3,000円弱のコストで痛かったし…。
う~ん、悩ましいところだ。
(追記)翌朝、連続12時間以上(とはいえ、途中何回か再生が止まったり、アンプのスイッチのオンオフがあったりはするんだけど)、鳴らし続けてみたが、うれしいことに両チャンネルとも元気に鳴り続けてくれていた。昨夜、感じられたレベルがフラフラする感じもなくなって、しっかり鳴ってくれているように思える。これで、安定してくれるといいのだが…。問題は持ち出しに耐えられるか?ってことだな。MDR-EX500をバランス化改造できるのは、多分週末だろうなぁ~、一応マルツには明日パーツが届くんだけど、何とか金曜日の会社帰りにはゲットしたいところ。あわよくば、明日定時退社が出来たら、明日ゲットしちゃうかなぁ~)あ、しかしイヤホンをバランス化することにどのくらい効果が期待できるかは問題だなぁ。
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