オーディオ
バランス型ヘッドホンアンプ(by haiga氏)の組立3日目
明けましておめでとうございますです。
ってわけで、結局組立二日目、三日目で年が明けてしまった…。リビング掃除せんかったし…(笑)。さすがに一気呵成というわけにはいかなかったが、思ったより大きな障害もなく、音が出るところまで行き着いてしまった。実際には、電源まで繫いだところで、作者さんの説明PDFにあるいくつかの抵抗値の両端での電圧値がうまく出ないところがあって、うまく出ないっていうか、0.0mVだったりしたのだが、割ときれいに出ないところが左右対称だったりしたので、Dual Transistorのどれかがはんだ付け不良とかそういう話ではなさそうだなっていう判断で、先に進んで、ケースへの格納、各種ジャックの取り付けなのでを今朝から進めてみた
苦労したのは、電池ボックスの底を長方形に切り抜く作業が一つ目。このキットでは単三電池1個用の電池ボックスを2個一組として使用する。ただし、二つを直列にして3Vの電圧を得るのではなく、1.5Vをそれぞれ左右チャンネル用に使用する。だが、なにしろ具だくさんなので、そのままでは電池を入れるとケースの電池蓋が閉じられない。そこで、電池ボックスの底をくりぬいて、その厚さ分だけ電池本体を沈み込ませて、蓋が閉まるように改造する必要がある。が、1個目はなかなかこつが掴めず、予想外に時間がかかってしまった。その分、2個目はけっこうあっさりくり抜けたのだが、全体的には当初思っていたより、けっこう大変だったと思う。
もう一つ大変だったのが、6PINコネクタのはんだ付け。っていうか、自分の場合、こういったジャックやプラグ関係のはんだ付けは、何に寄らず鬼門のようだ。そういえば、今回はビニール被膜線のはんだ付け部分に負荷というか、クネクネ力がかかることが多かったのか、やたらと切れてしまうことが多く、やっぱり、撚り線のビニール被膜線が必要だなぁ~としみじみ。
で、完成したので音出ししてみたが…、案の定、一発ではダメでうんともすんとも音が出ていない。ただ、電源のon/offでプチノイズはヘッドホンに乗ってくるので、経路的にどっかが切れているとかではなさそう…。
で、今一度落ち着いて基板を見てみると、電源周りのトランジスタ付近の1.5kΩチップ抵抗のランドが2カ所ぽっかり空いている。パーツ一覧にも、この抵抗については乗せられていないが、回路図を見る限り、いらないってことはなさそうな感じだ。そもそもいらないならいらないで、せめてジャンパはしないと行けないはずだし。ってことで、すでに両脇に通常のかまぼこ形トランジスタがはんだ付けされている状態で、チップ抵抗2個を追加はんだは結構ビビったが、いろいろ慣れてきたせいか、思ったほど苦労せずに完了。もちろん、2個ですむから、であって、本来は最初に付けておきたかったと思う。
しかし、その苦労も報われず、やっぱりヘッドホンは鳴り出してくれない。やっぱり、最初にチェックした通り、電圧が指定通り…っていうか、まったく出てなくて0.0mVであることが問題なんだろう。ってことで、Dual Transistorやチップ抵抗、あるいは通常の抵抗やコンデンサのはんだ付け部分などを疑って、念入りにチェックしたり、大丈夫だとは思いつつ、はんだし直したりしたが、改善する気配がない。そもそも、最初に書いたように、電圧が出ないところに明らかに規則性というか、左右チャンネルでの相似性があるから、はんだ不良などの「不測」の不備が原因とは考えにくい気がする。
で、結局のところ、「差動回路内のオフセット」が原因のようで、その調整用の可変抵抗(左右チャンネル用にそれぞれ1個)を調整することで、所定の電圧や、ヘッドホンからの音自身も出るようになった。ただ、この調整が思いの外、難しくて、しばらく聴いていると、Dual Tranaistorの特性が変わってくるのか、右チャンネルのレベルが下がったり、ノイズが乗ったり、そもそも音が出なくなったりする。今のところ、左右のバランスの問題でもありながら、左右の絶対値自身も関係しているようで、なかなか安定してくれない。今のところ、まだ安定ポイントを模索中。これでOKと思って蓋を閉めると、それ自体でまたなんか狂うのか、しばらくするとおかしくなったりする。
で、調整ができているときの音がだが、何しろ、根本的にいろいろと違うため、MGR-A7→op-dbuf2→SE215とiphone4→バランス型HPA→MDR-CD900STとの比較ってことにさせてもらうと、とにかく感じるのは一音一音が元気になったと言うこと、もともと元気だった部分は差が目立たないが、もともと引っ込みがちで、築かれにくかった音が一気にスポットライトを浴びたかのように元気いっぱいに、飛び回っている感じ。したがって低音部、高音部の小さめだったことが今までより「耳にとまりやすく」なったという感じ。おかげで、音楽全体がより精緻に見渡せるようになったって気がする。
正直、単三2本のヘッドホンアンプとヘッドホンでここまでなっちゃうと、大きなスピーカーとアンプの存在価値が相対的に小さくなってしまう気もまたする。もちろん、広い空間の空気自体が振動する中に身を横たえて音を感じる充実感は、ヘッドホンではいかんともしがたいが、正直それほどの音で部屋sのスピーカーを鳴らすことができるチャンスは、あまり多くはない。むしろ、フラストレーションがたまる感じでボソボソ鳴らす機会の方が圧倒的に多いってことを考えると、それなら、こういったヘッドホンアンプ+ヘッドホンの方が、より「おいしく」音楽をいただけるなと思う。
あ~、とはいえ、安定ポイントが見つからないと蓋を閉められないんだけどなぁ~(笑)。
(追記)その後、いろいろ試してみた結果、どうも蓋を閉めると、どこかがあたって基板がたわんでしまい、そのせいで回路の特性が変化して、と言うか、多分トランジスタのどこかの接触が不良になっているのが原因のように思える。
まぁ、その接触不良を探すというのも手だが、結局たわんでいるんだとしたら、蓋の開け閉めのたびに、また別のところが接触不良を起こす可能性も非常に高いと言える。基本的には、基板がたわんでしまう原因を取り除いてやるのが一番なのだが、この原因を特定するのが意外と難しい。もっとも背が高いのは、6個の電解コンなので、この天井部分を削ってやるのがわかりやすいが…。
一応、蓋を外したまま、一晩鳴らしっぱなしにして、特性が変わらないことを確認してから、原因を基板のたわみと確定して、新しい作戦に乗り出すことにしよう。
バランス型ヘッドホンアンプ(by haiga氏)の組立1日目
本当は、休み初日の昨日から取りかかりたかったのだが、例によってグズグズしてしまっているうちに、おなかの調子が生まれて初めてレベルにおかしな状態になって…、いや本当に歳をとるといろんなことが体に起こるな(苦笑)。尾籠な話で申し訳ないが、個体状の排泄物が直腸のところまで来ていながら、出てこないというのが、これほど苦しいというか、苦痛であるとは、想像したことがなかった。
便秘気味で、そもそも便意自体が起こらなくて、困るということはないではなかったが、便意はあって、下腹部は「出せ出せ」モードでありながら、まったく出ない…。まるで、瞬間接着剤で出口をふさがれているんじゃないかという感じなのだ。結局は、数年前に買ったコーラック二錠で、内部からの圧力を上げることで、何とか開通して事なきを得たのだが、こんな経験は初めてだった。会社でこんな症状になったら、どうしようかと、実際かなり心配だ。
って、今年最後のblogが、うんこの話かいっ!って感じだが…。
で、今朝から、ようやく作成に取りかかった。前にも書いたが、やはり第一に心配だったのが、極小チップ抵抗と、同じく極小のDual Transistor チップのはんだ付け。とりあえず、フラックス効果のおかげか、一応完了はできた。もちろん、まではんだ付け不良の可能性はあるのだが、たぶん大丈夫そうな気はしている(大体は裏切られることが多い予想だが)。
というわけで、今日は、チップ抵抗、Dual Transistor, 通常の抵抗のはんだ付けを終えた。予想通り、実装密度がかなり高い。
左の写真は、α850+SIGMA50mmMacroだが、さすがにフルサイズだと被写界深度が狭すぎ…。っていうか、暗かったせいもあってF2.8開放だからっていうのも大きいけれど。手持ちマクロなので1/60でも、ちょっときびしいか?って感じだったのもある。
明日は、残りのトランジスタと電解コンデンサをはんだ付けして、ケースと電池ボックスの加工、配線って感じだろうか。あ~、そうそうヘッドホン自体のバランス対応もあるので、今年中にできるかなー。リビングの掃除もしたいが、どうせ散らかるから完成してから掃除しようと思っていたのだが…。
しかし、このヘッドホンアンプがあまりにもよすぎたら、MDR-CD900ST頭に乗っけて通勤するんだろうか…、さすがに恥ずかしすぎるな…。やっぱり、MDR-EX500のバランス入力への改造も必要になるかなぁ~。4芯のケーブルだな~、問題は。
SONY MDR-CD900ST
相変わらず、小物の思いつきポチが、だらだらと続いている。
で、掲題のとおり、SONY製のスタジオモニタヘッドホンであるMDR-CD900STを入手した。このMDR-CD900STは完全に「業務用」であり、いわゆる量販店のウインドウには並ばないモデルである。おそらく、バンドや自分で「音楽」をつくる人々にはおなじみのヘッドホンなんだろう。テレビなんかで、よく「アーティスト」の方々がスタジオレコーディングしている場面で、使っているのが、このヘッドホン。
もちろん、業務で使うのでなければ売らないと言っているわけではないので、ちゃんと指名買いで注文すれば入手は出来るらしい。実売はだいたい20,000円弱って感じなのかな。amazonでの評価をみると、「音楽鑑賞」に使用するものではなく、そういう「聴いて楽しい」音楽を奏でてくれるわけではない。って感じ。
では、なんでこのヘッドホンを手に入れたかったかというと、例の「FET差動HA」と、そしてhaiga氏の「平衡HA」からの流れ。FET差動HAのぺるけ氏のサイトには平衡(バランス)出力のアンプのページもあって、その中で入力がアンバランスであってもヘッドホンからジャックまでの経路をバランスにするとそれだけでけっこう良好な効果が得られるとあった。で、ヘッドホンのケーブルをバランスにする工作手順があったりするのだが、ここで使われているのが MDR-CD900STなのだ。
もともとhaiga氏の平衡HAを作っても、バランス出力を受け付けるヘッドホンorイヤホンがなければ、意味がないというか、そもそも音が出ているかどうかさえ確かめようがないわけで、本当は、すでに断線によってケーブルをいじっている MDR-EX500をバランス入力にしようと思っていたのだが、このMDR-EX500のフェイク疑惑もあったりして、ちょっと調べ物がてらうろうろしていたりして、じゃぁ、MDR-CD900STの出物はないか?って流れになってしまっていた。実は、このMDR-CD900STもけっこうフェイクが出回っているらしく、ちょっと神経質にはなっていたりする。
そんな中でぶつかったのが、今回入手したヤフオクのMDR-CD900STなのだが、出品価格は、なんと5,000円。ちなみに新品で買うと20,000円弱くらいのヘッドホンで、最安値だと18,000円くらいだろうか。で、なんで5,000円かというと、もちろん新品ではなくUSEDであること、しかし、USEDでもこの値段は普通はない。実は「ジャンク」なのだ。しかし、不具合内容は「右ドライバから音が出なくなっている」と言うもの。外観は、通常使用感くらいできれいということだし、出品者もおそらくどこかが断線したのだろうと書いている。ドライバ自体がダメージを受けているわけではないという感じだ。
それだったら、割と簡単に修理できるかもしれない…と考えたわけ、なかなかギャンブラーやなぁ~(笑)。出品者の評価を見ても、ちゃんとした人というか、信頼できる人のように思えるし、割と有利なかけのような気がするし。と言うわけで、5,000円で落札し、送料500円と振込手数料少々というコストでMDR-CD900STをゲットしたというわけ。
で、届いたブツだが、レターパック500にけっこう無造作に突っ込んである(いや、一応プチプチにはくるんだったかな?)。取り出してみると、確かに外観は全くと言っていいほどダメージがない。もともとMDR-CD900STは業務用と言うこともあって、かなり素っ気ないデザイン。完全に中身重視で飾りっ気がまったくないので、使用感みたいなものも出るとすると、けっこうボロボロになる感じになりそうな、そういう製品なのだが、個人所有で業務に使われていたわけじゃないからなのか、本当にかなりきれいである。
で、さっそくリビングのDACにあるヘッドホン出力にプラグを挿して聴いてみると、出品時の報告になったとおり、右側の音が出ていない。ま、そういう条件で入手できたのだから、確認しただけ。単純な断線じゃないかと思って、再生したまま、ケーブルのハンダ付けがありそうな部分をいじってみたが、ガリが出るわけでもなく、右側は全く動いてくれない。ハンダ付け部分の不良くらいだと超簡単に修理できてラッキーなのだが、と淡い期待を抱いたのだが、残念ながらそれほど簡単ではなさそうだ。
そこで、まず右ハウジング部分を分解。このMDR-CD900STだが、業務用であることのもう一つの利点は「修理」しやすさが考慮されていると言うこと、製品自体もプラスドライバでいくつかのねじを外すだけで割と簡単に分解できる。さらには、ネットで探すと、イヤーパッドや、中のドライバ自身の単体で部品売りされているし、修理業者もいくつかひっかかる。最悪、右ドライバが回復不能だったら、ドライバ自身を交換しようとも思っていたりした。
で、右ハウジングの中だが、ドライバ部分へのハンダ付けはしっかりしていて特に問題なさそうだ。う~ん、やな感じ。ドライバ自体が壊れていたら、交換ってことになる通販でってなると、おそらく届くのは年明けだし。とりあえず、右ドライバ自体が生きているかどうか調べるために、直接そのハンダ付け部分に信号を入力してみることにした。今までのヘッドホンアンプ作製時のノウハウというか、やらかしたモロモロのお陰で積めた経験値と、ちょっとした道具立てが、ここで役に立ってくれて、信号の入力は割と簡単にお膳立てできた。で、結果はと言うと、ラッキーなことに、音出しはOK。ちゃんと右ドライバは生きていた。外観上物理的ダメージはなさそうなので、おそらく大丈夫だろうとは思っていたが、ちょっとほっとした。では、やっぱり、右ドライバに信号自身が来ていないことになるので、断線が原因ってことに確定だ。
このCD900STは、左右ドライバのケーブルが左側で一本にまとめられて片出しとなっている。すなわち、右側ドライバへの入力は、ヘッドアーム部の内部をぐるりとくぐって、左ドライバハウジング部に入り、そこで左側ドライバのケーブルと一緒になった一本のケーブルが左側ハウジングから出ている。ってことは、次に疑うべきは、左側ハウジング内の配線ってことになる。ここのハンダ付け部分が不良だと右への信号が途切れてしまうこともあり得る。と言うわけで、左側ハウジングも分解。
しかし、残念ながら、左側ドライバやハウジング内の配線にも問題は見つからない。ま、右も左も開いたので、ジャック―左側ハウジング―右側ハウジングの間での通電をテスタでテストすれば、どこが切れているかは、割と簡単に突き止められるわけで。結果としては、左右ハウジングの間で、右入力のGND側のケーブルの通電がない。困ったことに、ヘッドアーム内を通っているケーブル内で断線しているようだ。このケーブルは一応ヘッドアーム内に潜り込む前に、ハウジングとアームの間の可動部分用に長めに外に出ている。そこで、ここを切って、RとGNDの線をそれぞれ出してみて、もう少し断線部分を絞り込もうとした。で、その過程でわかったのだが、このハウジング間を渡るケーブルの外皮がまるでゴムのようにえらく伸びるのだ。ただし、伸びると伸びたままだけど…、ゴムと言うより餅か?おそらく、こういう力が加わると、当然なかの線は延びないので容易に断線する気がする。ただし、使われ方からして、そういう力が加わることはあまりなさそうではあるが、ハウジングとヘッドアームの間に出ている部分が何かに引っかかって、力が加わると内部的に断線するだろうなぁ~って感じ。
実のところ、けっきょく正確にどの部分で断線しているかはわからなかった。この餅ケーブルがなかなか扱いにくくて、結局ヘッドアームから全部引っ張り出して、ドライバからも外してしまい全とっかえすることにした。ケーブルは特にオーディオ用というわけじゃない、ビニール被膜真鍮単線二本を撚っただけのものだが、音に影響が出るかな?とちょっと心配だが、あんまり太い線をここに通してもハウジング内に納まらないしなぁ~って感じ。
もちろん、そうして新たに付けた配線はヘッドアーム内を通すことは出来ない(出来るかもしれないが、そこまで頑張らなくていいや(笑))ので、そのままアームの横を這わせている、ひっかかったり邪魔になったりしたら、目立たない形でアームに貼り付けることを考えようと思ったが、意外と邪魔にならないので今のところ、そのままにしてある。
そうして最終的に修理完了。1~2時間程度と、意外とあっさりと修復できて大満足だ。
MDR-CD900ST自身だが、多分これフェイクじゃないよなぁ~っていうのが心配だが(出品者の片を疑っているわけではない。出品者人だって被害者ってことが普通にあるから)、自分の感覚を信じると、まず、装着感が恐ろしくいい。そのものが軽いのかな?FOSTEX TH-7と比較してそれほど軽いってわけではなさそうと言うか、むしろちょっと重いか?って感じなのだが、とにかく装着感が自然なのだ。下手すると装着しているのを忘れそう…ってくらいというのは大げさだが。
音については、これがモニタ的ってことなのか…って感じ。確かに「正確」になっているというか、緻密な音だ。amazonのレビューでは「鑑賞」用の鳴らし方ではないみたいに書いてあったが、個人的には、かなり好きな鳴り方だと思う。ただし、これはFET差動HAで鳴らしたときの話。nabe氏の頒布品である低電圧HPAで聴くと、けっこう「サ行」が刺さる音になった。この組合せは実はちょっとしか試していないので、第一印象だけだが。
ま、どっちにしろ、このヘッドホンは近い将来バランス対応に作り替えちゃうんだが…。(とはいえ、同時にアンバランスへのアダプタも作るんだろうなという気はする)。
Walkman WM-E052
なんか、衝動買いも年末モード(笑)。スイッチが入ったかのように、小物なんかをポチりまくりだ。
まず、先週の日曜日に集荷されていったiPod 5th gen 30GBだが、思いの外、早く返ってきた。水曜日の夜には手元に戻ってきて、予想通り新品に。Mac miniで同期するか、ThinkPadにするか、少し迷ったが、結局はMac miniの方で同期することにした。iPod本体のHDDのフォーマットがWindowsのiTunesで同期するか、Macのそれで同期するかで、異なるので、迷うところ。自分の場合、Windows状のiTunesでは、基本wavファイルでリッピングしていて、Mac miniでは Apple LossLessでという使い分けがあるので、やっぱりiPodはMac miniの方でってなるのは必然だったのかもしれない。
なんか、手元にない間に、iPhoneの厚さになれてしまったせいか、戻ってきたiPod 5th gen 30GBは、前より分厚くなったように感じた。60/80GBバージョンの裏蓋担ったのか?とも思ったが、はかってみると厚さ11mmで、30GB のスペック通りだった。気のせいらしい。ちなみに60/80GBバージョンは14mmの厚さがある。
しかし、30GBだと、たとえApple LossLessでも、手持ちのライブラリ全部は収まりきらない。しかたないので、スマートプレイリストでApple LossLess or WAVエンコードをランダムに27GB分を集めてきて、そのリストを同期するようにしている。通常はランダムでしか再生しないので、これでも、ほとんど不満はない。
おっと、そう言えば、今朝Appleから請求書が届いていたけど、サイトのプライスリストでは 6,800円となっていたのに、円高反映なのか、4,800円請求となっていた。これはうれしい誤算だった。っていうか、4,800円で新品と交換なら、かなりのお得感だ。こうなると、内部HDDの120GBへの換装とか、やりたくなくなるなぁ~。
で、タイトルの件。実は先週の日曜、湯船につかりながら、MG-F516(Kenwood Media Keg 16BG)をBGM用に鳴らしていた。もちろん、入浴前に本体もスピーカーもジッパー付のビニール袋に入れて、かごに入れて、頭上の突っ張り棒に懸けるようにして、水濡れには最大限の注意を払っている。しかし、ここ半年くらい調子が悪く数分ごとにプチフリなんかを繰り返してはいたMG-F516が、いよいよプチじゃないフリーズをしてしまい、スイッチ類の操作も受け付けなくなってしまった。風呂上がりに、クリップの先でリセットすると、一応再起動はするのだが、鳴らしていると、しばらくしてやっぱり完全フリーズ。音はいいのだが、これほど耐久性がないとつらいものがあるなぁ~と思う。
で、じゃぁ、お風呂で音楽が聴けないじゃないかぁ~と言う、「キュー」が出てしまったので、それに応えないわけにはいかない(笑)。当初はあまり音質にはこだわらず(だって、そもそもお風呂では、ホームセンターで買ってきたダイナミックスピーカーで聴いているし)、韓国とか中国とか米国のメーカーの安いDAPを試してみようと思っていた。アイリバーとかCreativeとか…。とはいうものの、あまりにも怪しいものは避けるつもり、一応音はしてますなんてシロモノでは困る。
とかいう基準でamazonでざーっと見ると、なんかおもしろい製品がまるでない。思ったより、安くない。普通に3,000~6,000円くらいしちゃうし。本当にそうかは別にして、感触としては、iPod(iPhone)とWalkmanに完全に駆逐されてしまったって感じ。確かに、iPodもWalkmanも最廉価のものだと、実売5,000円前後くらいになっちゃうだろうし。iPhoneとか携帯がDAPとしても認知されるようになって、パイが急激に小さくなってしまったのも影響しているんだろう。
と言うわけで、結局のところ、カセットテープ以来のWalkmanを買うことになってしまった。amazonではなく、sony storeで、3年Wideの保証付きで 5,000円ちょっと。確かに、これじゃぁ、安さで勝負のメーカーはつらいだろう。ちなみに WM-E052は2GBのバージョン。Walkmanには、今のところ、Z, A, S, E, Wというシリーズがあるのだが、Z, Wはちょっと毛色が違うので、「普通」のDAPシリーズの A, S, Eの中ではもっともシンプルなもので、メモリも 2GB と 4GBのものしかない。ちなみにAシリーズは最高64GBまである。
正直、2GBというのは、微妙に帯に短したすきに長しって気がしないでもなかったが。4GBにしてみたところで、それが大幅に改善されるわけでもないので、コスト優先でこの選択になった。どうせなら、ゆくゆくはWalkmanが MGR-A7の代替になれるかを知っておきたいという動機もかなりあったのは確か。
で、これまたiPodと同じく水曜日の夜には届いてしまった。木曜日の朝の通勤には、最近のお気に入りの阿部真央やmiwaなどを突っ込んで、SHURE SE-215をE052のPhonoジャックに直接挿して聴いてみた。実は、届いた夜に FOSTEX TH-7で聴いたときに、正直びっくりするくらいいい感じに聴かせてくれたので、期待していたのだが、結果としては、かなり残念な感じ。どうも、製品の位置づけから、アンプ自体が、圧縮音源用に大きく振られているみたいで、非圧縮音源を少し大きめのボリュームで鳴らすと、けっこう不愉快な鳴り方をする。TH-7のような、ゆったり目の鳴り方をするヘッドホンでは、そのあたりを吸収して、ちょうどいい感じに包み込む余裕があるのだが、カナル型のイヤホンのように耳の中で繊細にと言うか、精密にというか、そういう「再生」をすると、細部の刺々しさが、脳に刺さる感じで、金田氏のデジタルは脳を破壊するって言う気持ちがわかった気がするような、そういう感じだった。
で、これまた衝動的だが、WM-PORTからLINE-OUTを取り出すケーブルもオーダーしていて、それが木曜日の夜に届いたので、金曜日は、E052+op-dbuf2+SHURE SE-215という組合せで出かけた。が、が、が、これが、大正解というか、もう前日の評価は一変してしまい、これなら、安心して大容量のWalkmanに乗り換えられるかもというくらいの音。前日の刺々しさと言うか、乱暴で雑なイメージが完全になくなってしまい、むしろ、おとなしくまろやかなものになって、音漏れを気にしなくちゃいけないくらいの大音量で聴いても、音楽の良さが引き立つばかりで、むしろ、耳に悪いんじゃないかと思って、ちょっと音を絞るくらい。MGR-A7の場合、逆にちょっとカクカクし過ぎというか、音のエッジを正確に表現しすぎるんじゃないか?という感じなのだが、E052だと、なんか人間らしいまろやかさというか、聴いている人への優しさを感じさせるような感じに再生してくれる。かといって、音の粒自体が「なまって」しまっているわけじゃなく、ちゃんと一つ一つの粒立ちは聴き取ることが出来て、不満はない。そう言う意味では、WalkmanのLINE-OUTはMGR-A7よりいいかもっ!って思えるほどだ。
不思議なのは MGR-A7の場合、LINE-OUTとPHONO-OUTの差がほとんど感じられないのに対して、Walkmanの場合の、この「まるで違う加減」は何なんだろうなぁ~ってこと。
とは言え、もったいないけど 052はあくまでもお風呂用(笑)。何しろ、2GBなので、ATRAC-Advanced-Losslessでもせいぜいアルバム3枚ほどしか入らない(何しろ、2GBといいつつ、曲が入れられるのは1.5GBほどだし)ので。
ShureのSE-215
あぁ、こうして自分の時間があって、好きに使える幸せを噛みしめていたり(笑)。
なんてこと言っていたら、やっぱり家庭を持つなんて出来ないんだろうなとも思ったり…。家族のために時間を使うこと=時間を好きに使えるとなっちゃうと、本当に幸せなんだろうけれど。と、またまた出だしからタイトルとは関係ない話になってるな。
SE-215というのは、前にも書いたかな、Shureのイヤホンで、Shureにしては珍しくBA型ではなくて、ダイナミック型のイヤホンだったりする。であるが、けっこうユーザーの評判がいいと言うこともあって、魔が差してしまった。送料込みで8,000円弱というのは、なかなかお買い得ではあるが、果たして自分の嗜好にマッチするかどうか?
まず、知ってはいたが、ポチったときには全く意識していなかったのが「Shure掛け」の問題。写真のようにケーブルを耳たぶの上方から後ろ方向へ回して懸けるようにするのが、いわゆるShure掛けなんだけど、これがなかなかぴたっと決まってくれない。こんなんで、例えば会社帰りにバス停に向かう道すがらイヤホンを装着するなんてことが出来るんだろうか?と心配になる。また、このShure掛けが決まらないことも、要因の一つなのかもしれないが、装着感が非常によろしくない。イヤーピースがしっかり耳穴にはまったという感じがしないのだ。そのせいで、音の出口が遠く、音圧も漏れてしまうため、低音がまるで響かないし、高音も変にシャカシャカして、実際鑑賞に耐えない。
イヤホン本体を指で押さえてやると、そうそう悪くない音がするので、おそらく素性自体は悪くないと思うのだが、とにかくこの耳にぴたっと来ない状態ではどうしようもないというのが正直な感想。
その後、ピースをウレタンフォームのものに変更し、装着前に、フォームを指でぎゅうぎゅうにつぶしてやり、小さくしてから耳穴に突っ込んで、その後指で押さえてフォームが素の形状に戻り、自分の耳穴の形にフィットするように膨らむのを待つと、フィット感がばっちりというのを、どこかで見て(と言うか、今までフォーム製のピースってこんな風に使うってことを知らなかったので、基本あまり使ったことがなかった)、その方法を試してみると、装着感は劇的に改善された、まだShure掛けそのものへの違和感は残っていたが、それでも215から聞こえてくる音が、そうかこういうイヤホンなのかとわかる感じのちゃんとした音になったのは確か。
実は、このフォームのピースを試す前に、ShureのSEシリーズ用に別売している「トリプルフランジ」という3段の鏡餅状になったイヤーピースを注文していた。装着感が劇的に改善するというレビューなどをみて、試してみることにしたのだが、amazonでは3セットで2,000円弱というお値段。いやいや3セットも要らないし…。と言うことで、e-イヤホンで、一組700円弱(送料無料)というのを見つけて注文したんだけど、まぁ、それにしても、これで700円か~っていうお値段ではある。
このトリプルフランジイヤーピースは製造過程の都合なのかと推測されるが、イヤホンに付ける側(耳穴側の反対側)が長くパイプが出ている。これを適当な長さに切って使うらしいのだが、どのくらい着るかっていうのは、おそらくどこにも書いてない。で、切りすぎたりしたら、取り返しがつかないので、とりあえず半分くらい、鏡餅の一番下のお餅の半分くらいになる感じで切って、装着して見た。まず驚くのは、そのしっかりした装着感、しっかりしたというか耳にしっかりハマっちゃって、外すときも簡単には外せないくらい似なる。ところが、この状態で音楽を鳴らすと、いやはや全然ダメ。完全にトンネルの向こう側で音が響いている感じで、低音がどうとか、高音がどうとか言う話ではなく、音楽になってない…。この段階では、イヤホン本体の音の出口が、イヤーピースの穴のかなり奥の方にある状態で、それがこの極端なホール状態を招く原因だったと思われる。
そこで、さらに残っていたパイプ部分を半分くらいにして試してみたが、あまり改善せず、結局パイプ部分のほとんどを切り取って、これ以上は通常の文具のはさみでは切れませんってくらいにしてみた。そうすると、けっこう響く感じが和らいだようだったが、ここでフォームイヤーピースと変えて比較してみると、やっぱりかなり「変な」音だった。改善はしているが、とてもまとも音とは言えない。実際、イヤホン自体の音の出口も、イヤーピースの穴からまだちょっと遠い感じだ。
そこで、最後にはカッターを使って、パイプ部分を全部切り取り、それどころかちょっと掘り下げているくらいの感じにしてみたのだが、これはかなり効いた。と言うか、ようやくちゃんとした、このSE-215の音を聞くことができるようになった。装着感もばっちり。それとともに、Shure掛けも、耳に懸ける部分の針金(?)をどんな感じで曲げたらいいかとか、試行錯誤しているうちにちょっとわかってきた感じもあって、全体的に装着感が安定してきた。ただし、問題は付け外しが、やっぱり気軽ではないってこと。それなりに面倒というか、手間がかかるので、何か他のことをしたり、注意を逸らしながら、装着するというのは出来そうにない。
で、肝心のSE-215の音だが、今まで経験してきたイヤホンと決定的に違うのは、楽器の音が、耳穴の外側から聞こえるものもあると言うこと。音場が広いというのだろうか、楽器が鳴っている空間が明らかに自分の頭の大きさより広く、外側から音が聞こえる。まぁ、それほど離れているわけではないが、少なくとも、耳の外側にあるイヤホン本体で響いている音を感じることが出来るのは確か。
これはなかなか新鮮で、今までイヤホンの音場は基本的に自分の頭蓋骨の内部にしか存在しないように思っていたが、耳の外側で楽器が鳴っている感じがするというのは、悪くない。どちらかというと、ヘッドホンに近い感じの聞こえ方なのかもしれない。また、前にも書いたと思うが、音の粒の一つ一つはちゃんと描写しているが、かりかりしていなくてどれも、とても自然な聞こえ方をするっていうんだろうか。MDR-EX500の音が、割と、こんなに解像しているんだぞ、どうだすごいだろうっ!ってこれ見よがしに「いい音」を気取っているのに対して、そういう気取りというか、わざとらしさがなく、ややもすると、全然すごくないというか、当たり前に鳴っている感じに思ってしまいそうだ。
正直なところ、実はMDR-EX500の音の方が、個人的には好きかなって気はするが、この「大人のShure」の音も悪くない。実は、haiga氏のバランス出力ポタアン用にMDR-EX500はバランス出力対応に改造するつもりなので、アンバランス用の主力イヤホンが、このShureになりそうだ。しかし、実際Shureがけのイヤホンをしている人を町中で見かけたことがほとんどない、多分だいぶ昔に一回だけ見かけたことがあるような…。ので、ちょっと恥ずかしかったりもするが、ちゃんと装着できると安定していい音なのも確か。まぁ、しかし多くの人がこのShureイヤホンの最初のハードルを越えられずに脱落しているんだろうなぁという気がする。
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