カテゴリー‘バイク’ の分
Faze type S. the 2nd week.
で、先週は失敗して、ショウケ越えの方へ回ってしまったのだが、今日は昨日からちゃんと道を予習して、目的の米の山峠を越えて、筑豊方面へ出てくる道を走ってみた。
地図上では、もっと遠回りになるかと思っていたのだが、意外と距離は伸びず、ぐるっと回って60キロ弱しか走れなかった。期待としては100キロ前後は走れるんじゃないかと思っていたのだが。
まず、門松で左折するまでは先週といっしょだが、ドラッグストアでビール半ダースと、あと世界の水割りとか言う360ミリリットル缶を3本ほど、さらにはつまみその他だが、そこそこの量を買っても、無造作にシート下に放り込んでおけるというのはやはり気が楽だな、とは思った。しかし、このオフロード用ヘルメットってば、毎回すんなりと収まってくれないは困りもの。そろそろ憶えろよ、俺。って感じ。
そこそこの重さにはなると思うのだが、ハンドリングとかバイクの動き的にはこの程度の荷物ではまるで影響なし。
とまぁ、そんな感じで門松の交差点を左折して、今回は間違ってショウケ越えの方に行ってしまわないように気をつけながらひたすら南進。しかし、やはり土曜日の午後と言うことなのだろう、道は混雑気味。困ったのは、太宰府に入ってからで、なんと先週の南蔵院と勝るとも劣らないくらいの渋滞模様。おそらく、南蔵院前より長い、というか、下手すると倍以上の長さで車列が徐行状態。かなり、我慢して車の後ろをゆっくり走っていたが最後の方は辛抱たまらずと言うか、少しコントロールになれてきたせいもあって、路肩をすり抜けていくことにした。
結局、この長い長い渋滞を抜ける前に、左折するべき「原」の交差点にたどり着き、さらには、米の山峠に通じる「吉木公民館前交差点」でまた左折する。このあたりまできちゃうともう車はほとんどいないので、かなり快適。ただ、道は狭くて両脇には民家など建物も多いので、飛び出しが怖い。
でも、走っているとまもなく峠道になって人も建物もほとんど見かけなくなる。が、前にはトラック。ダンプではないので、結構飛ばしている。おかげで、割といい感じに距離を空けながら後ろを走ることができた。米の山峠は地図でわかっていたことだが、ヘアピンなどの急なカーブがほとんどなく、ほどよいカーブがほどよい間隔で続く、走り屋さんにはおそらくおもしろくないだろうけど、こうやって気軽に走りを楽しみたい向きには悪くない道。だが、車もほとんどいなくて、ペースもそこそこいいペースだったせいなのか、終わってしまうのもかなり早い(笑)。あれ?もう?って感じで下りにさしかかり、さらには、あっという間に景色の先に筑穂町役場(今は飯塚市役所筑穂支所かな)の特徴的なシルエットが見えてきちゃった。
登りにさしかかったあたりで、例によってSマチックのAモードに切り替えたが、先に書いたように、米の山峠は、どちらかというと気持ちよい高速コーナーが多いので、それほどにはギアチェンジが起こらない。7速のまま走っていることも多く、ちょっとした登りで5速になるくらい。数少ないヘアピンの手前でブレーキングしてスピードが急に落ちて登りになったところでは一瞬2速になったことがあったかもしれない、って感じ。とは言え、やはり、このSマチックは楽しいね。負荷に応じて、ギアチェンジしてくれるので、楽って言うより「おもしろい!」って感覚の方が強いな。
太宰府前のあの渋滞がないなら、また走りたい気分。買い物抜きで、こちらから出発して、米の山峠を往復すればいいだけの話か?
そう言えば、ドラッグストアや近くのスーパーの駐車場に停めたフェイズに近づきながら眺めていて、なかなかかっこいいじゃんと思い出した。不細工な角度もあって、これが普通のビッグスクーターならかっこよく見えるはずのアングルと重なっているようで、そういう普通かっこよく見える角度で不細工なので、どうにも不細工だと思っていたが、勘違いのようだ。要するに、通常のビッグスクーターのようなロングノーズじゃないので、そういう面構えがかっこよく見えるような角度からみると、のっぺり感の印象が強く損をするみたい。なので、真横からとかのスタイリングだと、普通のバイクに近いルックスでなかなかかっこいいのだ。
走っているときの感覚といい、このルックスといい、いわゆる「ビッグスクーター」だと思ったらいけないのねって感が強くなってきた。世間では、まるで失敗作という評価がほとんどの、このフェイズだが、結局ビッグスクーターを求めている向きには、求めているものがまるで違うせいで不評なのは当たり前ってところじゃないだろうか。フォルツァと多くのパーツを共有してはいるが、目指すものというか、バイクとしてのあり方自体がまるで別物なんじゃないかと思う(ってフォルツァに乗ったことがある訳じゃないので、Skywaveとの差からのまるっきり想像)。
いい悪いの話じゃなくて、好き嫌いの話で、残念ながらどっちも好きって人はいそうにない。そういうわけで、ああいう評判になっちゃっているんじゃなかろうか。フォルツァに乗っていた人がフェイズに乗ったらがっかりするだろうし、逆もまた然り。
自分は、Skywaveよりは、このFazeの方がかなり好きだ。Skywaveが悪かったという訳じゃないが、乗っててどっちが楽しいと言われれば、やはりFazeだろう。
たくさん走りたいという気に、久しぶりにさせてくれるバイクだ。
機動力を装備せよⅢ、うぐいす塚池のさくら
で、昨日は、なんとかショウケの峠を越えて、いつもの篠栗から登ってくる大野峠からの合流地点にたどり着き、そこからは、もういつも通り、なにしろ十年以上往復してきたかって知ったる道だし。
そういえば、その篠栗から登ってくる道との合流地点で、白パトが張り込みしてた。実は、自分もSkywaveに乗り始めてまもなくのころ、夜中に検挙されたことがあるんだけど、あのめちゃくちゃ見通しのいいT字路もどき(実際は、白パトが隠れている道があるので、一応十字路)で、一時停止違反の検挙中なのだ。
実際、ぼろぼろ検挙されていた…。あの道は見通しがよくて、交差点に差し掛かる前に十分車が来ないことを確認できるために、ついつい停まらずにいっちゃうんだよね。そういう意味ではなんら事故防止のためにやっていることになっていない取締り。昼間はまだしも、夜なんか、それこそ無灯火で突っ走ってくる車でもない限り、気づかないことなんかありえないのに、寄るの10時過ぎとかに取り締まっているからむかつく。
ま、それを愚痴ってもしかたない。で、気持ちよく、飯塚方面に向かって峠を下って、昨日と同じく茜ゴルフクラブの横を通過、これは行きがけに確認したのだが、けっこう暖かかったにもかかわらず、開花は、ほとんど進んでいないようだった。満開となるのは来週くらいかな、そうしたらもうE-3持ち出して取りに来たいものだ。ZD9-18mmあたりが面白いかもしれない。
と、進んでいると、筑前大分駅そばのうぐいす塚ため池(って、なんかえらく汚そうな名前だけど、遊歩道も整備されていてまぁまぁいい感じのところなんだけど)の横に来ると、池の周りの遊歩道に沿って植えてあるさくらがやはり三分咲きといったところ。背景が水面になりそうなので、撮ってみることにした…のが、以下の写真たち。ありゃ、最後の3枚はなんか似たような写真三連発になっちゃったな。
- 機種: DMC-G1 絞り値: F5.6 焦点距離: 42mm ISO: 100 シャッタースピード: 1/400 撮影日時: 2010:03:22 11:49:40
- 機種: DMC-G1 絞り値: F9 焦点距離: 33mm ISO: 100 シャッタースピード: 1/1250 撮影日時: 2010:03:22 11:39:53
- 機種: DMC-G1 絞り値: F5.6 焦点距離: 42mm ISO: 100 シャッタースピード: 1/1600 撮影日時: 2010:03:22 11:37:05
機動力を装備せよⅡ
で、二日目。
とは、言ってもツーリングで300km走ってきました、とかは残念ながらない。とは言え、このFaze type-Sだったら、そのくらいはツーリングしてもいいかもって気にさせるけど。夏には、こいつで田舎の都城まで帰ってみるかな、バイクで帰るのは何年ぶりか?前のときは、CBRだったかな?ランツァだったような気も少しするが、まるで覚えていない。
で、特にどっかに行きたいと言うのもないので、例によって篠栗のドラッグストアまでとりあえず20kmちょっとを走ることにしてみた。
昨日、SマチックのAモードが、なかなか楽しかった大野峠。残念ながら、今日は前の車列がちんたら走るので、ぜんぜん本領発揮できず。それでも、Dモードよりは力強く走ってくれるので、Skywaveのときのようなふにゃふにゃ走る感じがないのは悪くない。ただ、これだけ回転を維持して走るわけだから、燃費には思いっきり跳ね返るだろうとは思われる。
今日は大丈夫かもしれないと思ったが、残念ながら南蔵院前はいつもの渋滞模様。適宜、左をすり抜けながら、やり過ごして渋滞の前に出た。福岡方面方向は、まだあまりひどい渋滞にはなっていないので、それほど苦労はせずにすんだ。
昨日の買い物で、実は結構ラッゲージスペースが広くまぁまぁ荷物が積めるといううれしい誤算があったので、ちょっと制限緩めながら買い物した。もちろん、さすがにSkywaveの65Lに対して50Lということなので、あまり大胆に買っちゃうと痛い目にあいそうだ。実際、Skywaveのときでさえ、おいおいってときも多かったし。
ところで、非常用としてタンデムシートにネットで荷物を積むことはできないか、ちょっとだけチャレンジしてみた。自分のFazeはタンデムシートのバーが標準のセパレートタイプのものから、一体型の背もたれ付きのバーに換えてあるのだが、これが、なにしろ超極太で、ネットのフックさえ掛からないのだ。で、KLXのときに買っておいた布製のループも一番小さいタイプだったせいもあって、1本では取り付けられない、結局2本をつなぐことになり、2箇所しかつけられなかった。これではネットは使えそうにないなぁ~、もうちょっと長いループをあと2本買えば何とかなるかもしれない。生活臭バリバリの話で申し訳ないが、やはり、トイレットペーパーとか、ティッシュとか、キッチンペーパーとか軽いんだけどかさばるものは、タンデムシートにネットで固定っていうのができるとずいぶん助かるのだ。
で、関係ないが、気になったので、この「ラフ&ロードのマルチループ」のもう一サイズ大きいやつを探してみた。2本セットで400円弱なんだけど、送料が本体より高くなって結局1,000円以上になってしまう。ここのところのダダ漏れのざまから言うと、ここで500円をケチって何の意味がある?っていうのは重々承知ながら、なんとなく納得いかずにポチれない。いやはや、バカだねぇ~って感じ。結局、今あるマルチループの小さいやつ4本とネットについているフック4本それぞれに使えばいいじゃんということに気づいた(マルチループをバーに巻いて両端のワッカを1本のフックにまとめて引っ掛ければよさそう…って意味通じるかな?)ので、今度チャレンジしてみよう、意味不明っぽいのでうまくいったら写真も撮っておこう。
おっと、話は逸れまくり。で、結局買い物だが、やはり恐れたとおり、ちょっとだけ買いすぎ。実はLumix G1もシート下に入っていたのもちょっと原因だが、シートを無理やり閉めたら、カップ麺がつぶれてしまっていた。タンデムシート下ではなく、Lumix G1が収まっていた運転者下の部分のあたりに買ったものを分散できれば、こんなことにはならなかったのだが。これにも誤算話があって、本当は、G1はフロントカウルに二つあるポケットに入るだろうと思っていたのだ。SkywaveのときもE-420+ZD25mmならフロントポケットに入っていたし。ところが、G1にはM-ZD14-42mmを付けていた。いくら沈胴式でアンビリーバボーな小ささのM.ZD14-42mmとはいえ、パンケーキと比較するとかなりかさばる。ってことで、残念ながらフロントポケットに入らなかったのだ。Lumix-G20mm装着なら収まってくれた可能性が高いのだが。
と、まぁ、ちょっと失敗はあったが、つぶれたカップ麺も、よくしたもので、つぶれちゃっているのにお湯を注いでも、まったくお湯漏れせず、普通に美味しくいただけたりしたし、意外とトランクが大きいってことも再確認できてラッキー。(あとはネット+マルチループが目論見通りいけば…)
話を戻すと、そうして買い物を終えて、戻ることになるのだが、このまま大野峠経由となると、またぞろ南蔵院前の渋滞をすり抜けなければならず、いまひとつ気持ちよくない。それなら、距離的にはハゲシク遠回りだが、宇美・太宰府方面経由で筑豊方面に入るというちょっとしたツーリングコースをたどろうかと思い立ち、門松交差点から須恵方面へ左折しちゃったりした。
んが~、何せ、よくわからないまま適当に走っていたせいもあり、「飯塚方面」の矢印に導かれて、「ん~、なんかいやに近いような?」とは思っていたが、そうかーすっかり忘れていたが、途中ではたと気づいた。これってショウケ越えコースじゃ~ん。
かなり久しぶりのショウケ越えだし、さらに言うと、この宇美方向から登るのは初めてのような…。こんなはずじゃなかったのにな、と思いつつ。ショウケの急勾配アーンド急カーブの連続をエッチラ、オッチラ登ることになった。もちろん、モードはSマチックのAモード。もうちょっとコーナーそれぞれについてわかっていたらS7モードも試してみたいところだが、何せどのコーナーもほぼ完全に未知なので、かなりのチンタラモード。
さらには、走り屋さんたち対策で、コーナーには緩やかだが大きな段差というか波状舗装が施してあるので、そもそも高速でコーナーに入るなんて恐ろしくてできはしない。とは言うものの、このAモードは、その威力を遺憾なく発揮してくれていい感じ。コーナーでは怖くてアクセルを思い切り戻しちゃったりするのだが、ギヤは即座に2速とかまで落ちて、低速でもトラクションを失わずにグイグイ登ってくれる(って、別にDモードでもそうでなくちゃ困るのだが)。登りがきつくても、回転を落とさないようにしながら、しっかりトラクションがかかった状態でグイグイ走ってくれるっていうのが、オートマらしからぬ挙動で、とても安心できる…ってことが言いたいわけ。
とは言え、結局なんかびくびくしながら、おっかなびっくり状態で、篠栗からの大野峠との合流地点までたどり着いてしまい、あまり楽しめなかった。ちょっと、失敗。次回はちゃんと道を予習してから、たどることにしよう。
機動力を装備せよ
本当は、昨日納車のはずだったのだが、全国的にすごい強風が吹き荒れ、全国的じゃなくても、日ごろ風が強い我が家の近辺はもう洒落にならんわ、の状態で、それだけでなく、空模様自体も朝から日は照るもののかなり怪しいという雰囲気で、残念ながら泣く泣く「今日はよします」コールをしたのだった(あ、実際は朝10時ごろ、お店の方から確認の電話があったんだけど)。
案の定、午後からは横殴りの雨になっちゃうし。
で、今朝も午前中はかなりの強風で心配されたが、天気は打って変わって、春らしいほんわか空。これで風さえ、おさまってくれたらなぁ~、って感じだったが、さすがに、もう辛抱たまりません、っていうか、まぁ、このくらいなら大丈夫でしょってところで、朝からレッドバロンに出発進行!キャプテン・ピカード風に「エンゲージッ!」とちょっとクールに言ってみたり。
しかし、かさばるメットを片手に、これまたパッド入りまくりのライディングジャケットを着込んで、電車に乗るのは、かなり違和感。と、まぁ、これは家を出る段階でわかっていたことなんだけど、気候が微妙に判じがたい感じで、走り出してから「寒~っ」ってなるのも嫌だしっていうのがあって、場違い承知で、気温的に守備範囲が圧倒的に広いライディングジャケットにしたというわけ。
ま、風は強いけど、天気はよかったので、ポケットに突っ込んでおいたDP1を取り出しつつ、例によって駅までの道すがら、空写真を数枚撮ったりした。ただし、左手には重いフルフェイスのオフロードヘルメットがあるので、なかなかしっかり構えられなかったり…。
ま、そんなこんなで、10時開店なのに、10時10分には最寄り駅に到着。発駅から、連絡していたので、着くとすでにお迎えのお店の軽トラが待っていてくれた。店までの元国道が割と渋滞していたのでしばらくかかったが、30分までにはお店に到着。いくつかの事務手続きを終えて、1時間とせずにお店を出発となった。
まず、意外だった点の第1は、排気音。マフラーを純正オプションのモリワキ製MORIWAKI ZEROスリップオンマフラーに換装しているのだが、これの音が、思った以上に「パンパン」している。純正だし、それほどじゃないだろうと高をくくっていたのだが、結構な「パンパン」具合。我が家は、昔の建売住宅団地の奥に位置するので、もしかすると深夜にエンジンをかけるのはちょっとはばかられるかなぁ~って思ったりした。お店の兄ちゃんは「程よい感じで」って言うが、このあたりが若者とおっさんの感覚の違いなのかもしれない。
で、またがった感覚は、先週と同じく、少し腰高な感じで、いわゆるビッグスクーターのどっかり座り込むという感じとは明らかにちがう。もちろん、これが「決めた」最大の理由だから、大満足。ネット上のそこここで「足つき性」がイマイチという意見を目にしたが、あのKLXに乗っていた身にすれば、その足つき性の良さは本当にほっとする。確かに、ステップ部分が足首に当たる感じはないではないが、なんかの障害になるような感じではない。KLX用のソールが厚めのマウンテンスニーカーを履いていたっていう点を差し引いても、普通にスクーターの足つきでしょ、って感じ。この点にはまるで問題を感じなかった。
キーは、昔ながらの差し込んでひねるタイプ。Skywaveはキーレスエントリーだったので、退化といえば退化なのだが、キーレスエントリーにはあまりいい記憶がないので、逆に好印象。初めての装備としては、キーシャッターという仕掛け。キーホールの横に八角形の凹みがあって、この凹みに合うキーとセットになっている。このシャッターキーをはめて回すと、キーホールのシャッターが閉じてしまう仕掛け。要するにはさみとかを突っ込んで、むりやりイグニッションを回しちゃう盗難の荒業に対して、ハードルをちょっと高くする抑止対策。あ、しかし、慣れていないせいもあって、すでに自宅に着いてカバーかけるときにシャッター開けたままだよ~。気をつけて閉めるようにしなくちゃ。まぁ、今の家に移ってからは、キーを壊されたことはまだないのだが、前の家は現在の家より福岡市にかなり近くて都会だったせいもあって、何回か壊されていたことがあった。そういう場合に有効なんだろうな、手間がかかるとなれば、それだけで「抑止」にはなるから。
マニュアルシフト車じゃないので、お決まりだが、ブレーキレバーをしっかり握らないとセルが回ってくれない。ってことで、左レバーをしっかり握って、セルスイッチオン~、「ドゥン、パ、パン、パン、パン、パン、」という感じでエンジンが掛かる。「慣れるかなぁ~、このパンパンマフラー?」と心配になりつつ、右グリップを手前に引くと、これが意外ポイントの第2なのだが、ダイレクトというか、リニアというか、すぐに駆動が後輪に伝わる感じでグイっと前に出る。Skywaveは車重のせいなのか、かなり回転の上がりが緩慢で「よっこいしょ」って感じで発進していたような気がするのだが、このFazeのダイレクト感は、それとは明らかに違う。もちろん、これはうれしい誤算。車重の違いや、シートについたときのコントローラブル感の違いから、Skywaveのときより、アクセルを開く感じが大胆になってしまっている可能性もあるので、単にエンジン特性とかの違いだけではないのかもしれないが、まぁ、そんな「原因論」はどうあれ、とにかく「グイっ」と前に出る感覚は「いいっ」って感じを予感させてくれる。
で、公道を走り始めるわけだが、ここは慎重に慣れないうちは、すり抜けとかはせずに、まじめに前の普通車の後ろについて走る。基本的には、前のビッグスクーターSkywaveとの比較になってしまうのだが、キビキビ感というか、アクセルの動きに対する反応のダイレクト感を強く感じる。Skywaveから降りて、すでに半年以上が経過しているので、そんなにSkywaveがとろかったのか?というのは疑問だし、実際、平地を普通に走っている限り、Skywaveもイライラさせられたり、走りに支障をきたしたりすることは一切なかったが、そういう話とは、また別の次元で『レスポンス』の違いみたいなものがあるようなそんな気がする。
で、レッドバロンから自宅に向かう場合、篠栗の南蔵院前の国道を通らなくてはいけなかった…。このお彼岸の、それも前日悪天候、この日に混んでいないわけがない、案の定、福岡方面からだと八木山バイパス入り口から、南蔵院前の信号まで渋滞。面倒なのは、GO&STOPの繰り返しとならずに、時速10~15kmほどでとろとろと進むところ。バイクだとこういうのが一番うっとおしい。で、ちょっと心配だが、この道はそれなりに左側の路肩にスペースがあるので、すり抜けていくことにした。前述の通り、微妙には流れているので、車の間から飛び出してきたり、ドアがいきなり開いたりというバイクにとっては最悪のトラップの可能性がかなり低いことだろう。
Fazeは、フロントもリアもかなり絞られているので、すり抜けは割と楽。まだ、アクセルでの挙動の微調整に不慣れな部分もあるので、ヒラヒラスイスイというわけにはいかないが、思ったよりスムーズに、普通に流れているところまでたどり着くことができた。2~3kmほどの渋滞だったかな?もうちょっとあったかもしれないが。
あ、ちなみに、この渋滞にはまる前に、篠栗市街のなじみのセルフGSで給油した。ちょっと悲しかったのはタンクの蓋にヒンジがついてなかったこと。蓋が完全にはずれてしまうタイプなので、はずした蓋をどこに置くかとか考えるのが超めんどくさい。KLXさえヒンジがついていたのに…。なんで、こんなところでケチるかなぁ~。給油口は足の間にあって、その足の間がそのままタンクになっているようだ。低いし、ちょうどその後ろにエンジンがある感じで、満タンにしてもバランスがほとんど変わらない感じで、これは好印象。10L弱で、1,200円弱、まぁ、だいたいそんなもんか。あとは燃費がどんくらいになるかが問題。
渋滞を過ぎて、しばらく行くと、大野峠にさしかかる。Skywaveは、この峠が苦手で、特に最後の勾配が10%を超える登りでは、回転があがらず、青息吐息という感じで登っていたのを思い出す。(いや、そんなにひどくはないけど、少なくともグイグイ進むと言うのとは程遠くて、とりあえず登りきりましたって感じ)
で、期待がかかるのが、Faze type-SのSマチック。通常の無段階可変(CVT)ミッションとは違い、7段のギアをトラクションを落とさないように、オートマチックにシフトさせるというもの。ところが、峠に差し掛かって、最初の登りでは、そもそも平地でもかなりキビキビ走っていたので、その勢いでべつにモードを切り替えずともDモード(これがいわゆる通常のCVT)でも、特に不満もなくグイグイ登っていく。なんか、この調子だと、問題の急勾配もそのまま平常心で登り切っちゃいそうな勢いだ。
とは言え、それじゃあまりに面白くないので、問題の急勾配の手前でAモードに切り替えてみた。「おぉ~」違いは明らか。というか、普通にマニュアルシフト車で、ギアを低めにしてトラクションをかけながら走っているのに非常に近い感覚で回転数が少々上がってもいいから、トラクション優先でギアが選択されて登っていく感じ。いやぁ~、これは快適、っていうか、便利。ビッグスクーターじゃなくても、普通のまたがるバイクにも欲しいかも~ってくらい。で、相当快適に問題の急勾配もグイングイン登り切った。あぁ、これなら、とろいダンプを、この上り坂で追い抜けるかもしれない…。Skywaveでは、到底考えられないことだったんだけど。
おっと、これまた、X201sに引き続いて「いい買い物」だったので、浮かれて書きまくってしまった(が、かかったコストを考えると、かなりドンヨリ~ではある)。とりあえず、前半はこの辺にしておこう。
FAZE Type-S
FAZE(~を口もきけないほどびっくりさせる、慌てさせる、気後れさせる、恐怖心を起こさせる、困らせる、心を騒がせる、苛立たせる)
結局、寄る年波には勝てず、本当の面白さを知るには、あまりに短すぎるほぼ6ヶ月で、KLXは手放すことになってしまった。1,000kmも走ってない…、新車でオーナーになってこんなにちょっとしか走らないで手放すのは初めてだ。
とは言うものの、正直、体がついていってないのは明らかだったし、大きな事故やトラブルになる前に思い切ったのは正解だろう。走っている瞬間は本当に楽しいのだが、いざ交差点などで一旦停止しなくちゃいけなかったりすると、とたんに緊張しちゃうバイクってやはり乗っちゃいけないってことだと思う。
とは言うものの、田舎での一人暮らしには、平日はいいとして、土日は買い物だのなんだのと、やはり「足」が必要。KLXは手放しても、後釜をどうするか…という問題がある。
しかし、こんなことになるとは思っていなくて、突然過ぎて候補がまったく浮かばない。要するに、もうスポーツバイク、というか、とりあえずオフロードバイクと言う選択肢はなしだろう。ヤマハのセローとか、XTあたりなら…というスケベ心が湧かなくもないが、やはりKLXよりは小さいとは言え、倒れやすさ、倒したときに起こせない問題を考えると敬遠せざるを得ない。
唯一、倒してしまっても、起こせそうかな?と思えるのが、trickerなのだが、このバイクで走行中に事故ったわけだし、新鮮味のない点が大きく減点。足つきもベタベタでほとんど倒す可能性がないというのは、そうとうプラスなのだが。
なんて、候補を探した結果、足つきがベタベタで、ほぼ倒すことがないと考えられるビッグスクーターたちから選ぶしかないかって感じになってきた。「走らない」というのは、それだけでまぁ安全だし(笑)。
で、実は、この道はSkywaveからKLXに乗り換えるときにも通ったのと同じ道。ただし、あの時は骨折した左足の不安もずいぶんなくなって、前と同じようにスポーツバイクで軽やかに走りたい、走れるはず、という動機だった。そのため、候補には挙がったビッグスクータークラスだったが、基本的にあまり上位にくることはなかったわけだ。
今回は、その淡い夢が打ち砕かれた結果の、再選考会ってことで、逆に上位にかつて候補となったバイクたちが上がってきた。その筆頭が、Suzukiのジェンマ。
いまどきのビッグスクーターとは一線を画するデザインで、さらに、そのコンセプトが面白い。ドライバーシートとタンデムシートとに段差がないフルフラットシートで、そのせいもあってか、ホイールベースが長いうえに、そもそも車高も低いので、全体に『低い』デザインとなっていて、それがなかなかかっこいい。KLX選択時も、けっこう興味はあって候補に挙がっていたのだが、レッドバロンで実車を見ると、インパネがなんだか、あまりにもちゃちいと言うか、子供のおもちゃみたいなデザインでかなりがっかりしてしまったりしていた。
が、今回、ビッグスクーターにするしかないかも、と思い出したら、俄然、このジェンマに乗ってみたくなったのだ。そういうわけで、2日前から、ほんの今朝までは「次はジェンマしかないっ!」って勢いだった。
そのつもりで、今日は、雨が上がったお昼前くらいに意気揚々とレッドバロン粕屋店に向かったのだ。ところが、ある程度予想はしていたが、ネット上でのジェンマ中古販売価格と比較すると、けっこう高めの値段。新車で買って半年のKLXを下取りに出しても、さらに15万以上の追加を迫られる始末。新車だったりしたら、その2倍でもまるで足りないって始末。ま、もちろん「乗り出し」としての計算ではあるが。勝手な予想で10万程度までなら手出しも仕方ないくらいの軽い気持ちだったので、これにはちょっと参ってしまった。そこまで「ジェンマじゃなくちゃ、やだ、やだ、やだ~」ってわけではないのが、話がややこしくなるもとなのだ。
で、自分の中で第2候補だった、HONDAのFAZE。昨年の夏に新発売ってことで、中古はあまり出回っていない。出回っていても、新古車であまり安くないらしい(もともとが価格低めなので、値引きしろが少ないんだろう)。ジェンマ新車ほどではないが、これまた10万とかじゃまるで話にならない。
というわけで、ここでもう話は完全にリセット。逆に手出し10万としたら、選択肢として、何があるのってことになる。
レッドバロンのにいちゃんが、まず薦めたのが、レッドバロン取り扱い中の「ヒョースンMS3-250D」一応、乗り出しで12万くらいでなんとか~って言われたが…。う~ん、さすがにちょっと国産車と比較するとかなり厳しい品質。メーターパネルとか、紙に印刷して貼ってあるんかいみたいなデザインで、まるで琴線に触れるところがない。これに、あと12万出せと言われても、無理~。
で、とりあえずリセットして、一から考え直すために、レッドバロン店内に展示中の新車・中古車を見て回ることにした。まず、目に付いたのが、「フォーサイト」の中古車。
見てのとおり、現在のビッグスクーターブーム前の、いわゆる原付型スクーターをそのまま大きくしましたというデザインだが、スリムかつコンパクトでなかなか悪くない。そのせいでシート下のスペースはフルフェイス1個を入れるともう一杯だが、それでも、ジェンマよりは「そのほか」を入れる余裕があるのだそうだ。すでに生産終了品ではあるが、悪くない。展示中の中古車は価格も安く、これならおそらく手出しなしかあってもほんの少しですむくらいの価格設定だった。
あ~、フォーサイトかな~と思いつつ、他の展示を眺めていたのだが、自分の微妙な斜め上な要求を満たしてくれて、さらにお値段も手ごろっていう車体はまるでない。おにいちゃんが「年式は古いですが、AX-1とかは?」と薦めてくれたのだが、昔乗っていたので…ってことであっさり却下。それに、結構大きくて重く、倒れやすさの観点からもきびしいよね~、足つきはそこそこ悪くなかった記憶があるけど、っていうか、若いころは少々の足つきの悪さはあまり気にならないんだよね、体がきびきび動くから…。
そうしているところに、にいちゃんが「FAZEの展示品がありますから、見てみませんか?」と悪魔の囁き。まぁ、サイトの写真とかを見る限り、デザイン的には好きになれそうになかったし、価格的にも守備範囲外なので、見るだけ見てみるかなぁくらいの気持ちで、FAZEの展示車のところに(2階だったので、階段を上って)導かれてみることにした。
展示してあったのは、FAZE Type-Sに純正オプションパーツのモリワキマフラーなど4点を装備した特別仕様車。さすがにヒョースンとは比較にならない高品質。また、この純正パーツがでしゃばり過ぎないシックさで非常におしゃれ。というか、オプションパーツは置いておいても、FAZE自体が…琴線に触れてきちゃっている気が…。と思って、にいちゃんに断ってから、ちょっと跨ってみた、で、車体を起こしてみた…、あぁ~、これが失敗でした、間違いでした、こんなことしなけりゃよかったよ。
なぜなら、この瞬間、ビリビリときてしまったのだ、久しぶりに「このバイクいいよぉ~」というあの感覚が。ランツァが納車されて近くの駐車場でちょこっと乗り回したとき以来の感覚かもしれない。いわゆるスクーターとは違うライディングポジションで、またがってハンドル握ったときの感じがめちゃめちゃ気に入ってしまった。このライディングポジションの違いについては、カタログなどには触れてあって、すでに自分も「文言」としては知っていたのだが、いざこうして実際に跨ってみると、その違いが「言葉以上の違い」であるということを実感できる。2年間乗ったSkywaveとは明らかに違う「バイクに乗っている」感。実際、走ってはいないので、走り出したときにこの違いがなんぼのもんなのかはわからないが、自分にはこの違いはかなり「効いてしまった」。
しかしだ…、何しろ新車で、type-Sというミッション系に特別な仕掛けがある高い方バージョンに、純正オプションパーツ4点を付加している特別仕様車、お値段は70万弱。「あうっ」って感じだ。この装備にしてはかなり頑張っている値段だったりするのかもしれない、Type-sだというだけで、64万弱で、純正パーツ合計で軽く10万は超えたりするのだから。それに、これは、最初の見せ値としてで、ここから実際はそれなりに引かれるわけでもあるわけで。
で、さんざん悩みました。値段交渉も自分なりにがんばってみたけど、自分は基本的に交渉下手。だいたいは営業系にいちゃんにしてやられるパターン。今回も、善戦むなしくやられちゃった感がありありだが、何しろこのマシンが大いに気に入ってしまったというのが最大のウィークポイント。当初の予定の約4倍の出費で乗り換えることになってしまった。
どうなることかと、思っていたThinkPad X200sの買い手が見つかったりして、ちょっと太っ腹になりすぎていたかもしれない。X201sの支払いは依然としてあるのに…。
というわけで、多分1週間後の納車になる予定。
さすがに、これだけ「漏れ」が激しいと、そろそろ貯水タンクの底が見えてきているので、多分蛇口も強めに締められるのでは?と淡い期待を抱いていたりする。














