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新しいDAC
直前にも書いたが、Vinylばっかり再生しているのは、その奏でる音楽が、それはそれは心地よいからなんだけど、それというのは、何も音源というかメディアというかが、レコードだからというわけではなくて(全くないわけではないかもしれないが)、むしろThorens TD-190+GK03Eの組合せによるものだろうと思っている。
そうすると、デジタル系の再生環境も、それに匹敵するようなものにグレードアップすれば、このアンバランスは解消されるはず。アナログレコード再生環境構築当初はまさかこんなことになるとは夢にも思ってなかったのだが…。デジタル再生環境には、ほぼ満足していた(ことは、さんざんここでも書いたし)。
そういうわけで、芋ずる式に、今度はデジタル再生環境のパワーアッププロジェクトが発動してしまったわけだ。
デジタル再生の経路の中で、その再生品質にもっとも影響が大きいと思われるのは、やはりなんと言ってもDACであろう。現在、自室のデジタル再生でメインに使用されているのは、SR5005内蔵のDACと言うことになる。Apple TVから、HDMIまたは光ケーブルで入力されたデジタル信号(I2S or SPDIF)をSR5005内蔵のDACでアナログにして、SM6001SA/KAIに送っているわけだ。実はあともう一つの経路があって、それはCD6002は自分のDACでアナログにしてをSR5005に入力している。どちらもmarantz製ではあるのだが、実はCD6002のDACで再生した方がいい感じなのだ(っていうのは前にも書いたと思う)。だが、それでもCD6002で再生してもアナログ環境の音には、ちょっと…いやかなり及ばない。
こうなると、もうCD6002はトランスポートとしてだけ機能してもらうしかない、すなわちデジタル信号だけを引っ張り出して、よりよいDACに食わせてやる以外無いってことになっちゃう。とまぁ、漠然とそこまで考えていたのが、金曜日の職場での昼休み(笑)。で、DACをググっていたのだが、いやはや完成品のDACのお高いことお高いこと…。30万円以上とか、ごろごろ転がっていたりする。あぁ、自分にもっと上昇志向ってものがあればなぁ~(笑)。
で、もちろんだが、その30万円オーバーのDACを替えるくらい裕福になるにはどうしたらいいかを考える…なんて方向にはまるで考えは向かわず、では、GK03Eがそうであったように、手の届かないほどハイクラスなDACと向こうを張れるくらいのものを自作で作っている方はおられないかと…、そういう方を求めてグーグル検索しまくり、その方面の道を探りまくったのが土曜日の午前中、っていうか未明から明け方当たり。その中で、そんなハイクラスDACと言うわけではないが、それでもCD6002のDACよりはいいんじゃないかという自作DACをヤフオクで発見。1万円弱ということで衝動的にポチってしまった。
中身は(っていうか、外見もだけど)とにかくシンプル。DACはTDA1543A1個だけ。いろいろググっていて、思い出したのだが、一時期DACチップをパラでいっぱいつなぐのが流行ったが、そのときつなぎまくっていたのが、このTDA1543というチップで、そう言えば基板の上に8パラとか16パラとかズラ~ッと並んでいたりしたものだった。で、このDACはそれを1個だけ使ったもの。結局、多ければいいというものでもないってことになったんだろうか?ま、なにしろ20年前のDACチップで、いわゆるノン・オーバー・サンプリング(NOS)DACというものらしい。理論的には、まぁ、実はあまりよろしくないらしいのだけれど、それでも、このチップによって奏でられる「音楽」には、一定の評価があるってことのようだ。
で、作者の方が博多の方だったので、昨日発送で、本日届いた。クロネコなら朝届けてくれたのだろうけど、あいにくJPだった。自分には、JPはどうにも相性が悪い。今日も、ずっと家にいたのに、なぜか不在票が…。ってことで、ようやくさっき届いたので、さっそく試聴してみた。感想は…、残念ながら「す、すばらしい~」って感じではない。ただし、悪くはない。CD6002 のDACでの再生より、一定の改善は感じられるが、今のところ劇的に変化したって感じではない。一つ考えられるのは、エージングの問題。SM6001SA/KAIのときもそうだったが、このエージングのかけ具合で、豹変するオーディオ機器というのはやっぱり存在するのだ。GK03Eの場合は、最初から「おぉ~」って感じだったが、むしろその方がめずらしい。
と、いいながら、「ひとヒナタ」「LAS VEGAS」「アンテナ」と連続して聴いているうちにも、なんかだんだん印象が変わってきている気が…。これは、むしろ自分の耳のウォーミングアップがすんできたからってことなんだろうな。でも、なかなか気持ちいい鳴り方にはなってきたので、ちゃんと聴きたいときは、Vinyl/CDで、ながら聴きの時はApple TVっていう感じになりそうだ。
で、ここからが、ちょっと大決心。結局、20万円とか、30万円以上とかのオーディオ装置が買えないのなら、自分で作るしかない、いや逆に自分で作るから、内部の部品にもこだわったものを使えたりするわけだ~。ってことで、ついに電子工作に手を出そうかと思っている。それこそ金田式DACなんて自分で組み上げられたら素晴らしいかもしれない。あるいは、ここのところ、話題のES9018を使った自作DACの例が出てくるかもしれないし。
と言うことで、電子工作への一歩をお盆休み当たりから踏み出そうかなと(笑)。
MEDIA keg MGR-A7(MG-F5xxの内蔵フラッシュのばかやろー)
先週の週末、glee: The Music VOL1-3が届いたし、そのほか、手嶌葵とか、たまっていたCDのリッピングをMEDIA kegに格納しようとした。しばらくは、micro SD 32GBの方に好きなアルバムを入るだけ入れて、それをランダムに再生する感じで満足していたのだが、4月に miwaの guitarissimoは、そればっかりリピートで聴いていた。そこに glee: The Music VOL.4が割り込んで、その2枚を収録順にリピートでって感じになっていたら、なんだか、新譜があるうちは、むしろ最近入れたアルバムを収録順に聴くって感じがしっくりくる感じになってしまっていた。
きっと、新譜が(って、世間的に新譜というわけではなくて、自分にとっての「新譜」ってことなんだけど)あるうちは、この感じがいいし、新譜が続けざまに増えちゃう場合は、しばらくすると「最近追加した曲」のランダムって言うのがしっくりくる。
で、そうなると、microSDの32GBもは必要なくて、MG-F516の内蔵16GBで事足りる感じになってくる。まぁ、目先を変えたいとか、普遍的なお気に入りのランダム再生も捨てがたいので、micro SD32GBがまったく要らないというわけではないのだが、基本的には新譜の数枚程度を順番通りにリピートでだいじょうぶってことになる。
そういうわけで、guitarissimo, glee:The Music 1~4 , 手嶌葵の「虹の歌集」, 伊藤由奈のベスト, あたりだったかをMG-F516の内蔵フラッシュにコピーしようとしたのだが、何しろ、この内蔵フラッシュにコピーするのはかなり久しぶりだったせいで、こいつの扱いが一筋縄ではいかないんだと言うことをすっかり忘れていた。
NASに保存してあるwavファイル、アルバム数枚分をUSBで接続したMG-F516の内蔵フラッシュに一気にコピーしようとしてしまったのだが、もちろん、そんな「お気軽」コピーを許してくれるはずもなく、それほど待つまでもなくハングアップ。コピーしているfile explorerはプロセス終了すらもできなくなり、デバイスの取り出しもきかない。しかたないので、強制的にUSBのコネクタを外すと、本体の方は起動さえしないという始末。本体リセットなどを試みるが、おそらく内蔵フラッシュのファイルシステムが壊れてしまったらしく、読み込み途中で起動をあきらめてしまう。ここまできて「あ~、そう言えば、MG-F5xxの内蔵フラッシュってこういう感じだった~」と思い出した。
結局、KENWOODのサイトから、MG-F5xxのファーム書き換えソフトをダウンロードしてきて、最新ファームの書き換えと同時にストレージのフォーマットをやって…。ってことで、どうにか復活。したと思ったのだが、月曜日の朝、電源を入れると、やっぱり起動しない…。
で、会社から帰って、もう一度ファームウェアの入れ直し、メディアのクリア&フォーマットをしたりするのだが、やはり次の日の朝になると調子が悪い。復活したように見えても、起動に非常に時間がかかったり、再生中に1分以上も次の曲に移らず、やっぱりダメかと思った当たりで、突然再生が始まったり…。いよいよハードウェアがダメになったのかなぁ~と言う感じ。内蔵のフラッシュがリカバリー不能なダメージを負ってしまったんじゃないかと判断するしかなかった。
で、このMG-F516の次は、音質に定評のあるSONY WALKMAN の現行Aシリーズの64GBモデルであるNW-857にしようと考えていた。内蔵フラッシュが64GBもあって、なおかつATRAC Advanced LossLessが使えるので、現在の16GB+32GBにwavファイルで保存するのに比較すると、保存可能曲数が格段に増えるだけでなく、様々な利便性の享受も可能になると考えられるからだ。
しかし、いかんせん約30,000円の想定外出費はかなりの打撃だ…。無理ではないが、できれば避けたいところだし、そう思っていろいろ調べていると、いろんな意味でSONYのWALKMANという選択は、いかにも自分らしくない。さらに、音質についても、プラス評価ばかりでもなく、個人的な好き嫌いのレベルではあるが、マイナスな評価もちらほらと見受けられる。というわけで、すんなりWALKMANへと移行できず、どうしたものかと、またネット上をうろうろと彷徨していたりしたんだけど。
そうしているときに、価格.comの掲示板で見つけたのが、タイトルにあるとおり、MGR-A7を薦める書き込み。ちょっと中途半端ではあるが、生録機能があるので、純粋なプレーヤーというわけでなく、それなりの生録もできる高音質プレーヤーという位置づけだ。そういう生い立ちもあって、けっこう音質にはこだわっていて、発売当初の価格も約3.5万円ほどもしたものなのだが、一時投げ売り状態だったらしく、最低で6千円台まで下がったらしい。そういうわけで、音質にこだわる人にはお勧めですよって感じの書き込みだったわけだ。
残念ながら、自分が気づいたときには、もうかなりの流通在庫が捌けてしまった後らしく、最低価格が9,800円まで上がってしまっていた。2008年のモデルなので、内蔵フラッシュは、たったの2GBで、SDHCのスロットつき。せめてSDXCだったりしたら、そのうち、64GBを挿すという手もあるが、SDHCなので32GB止まりだ。まぁ、逆に考えると内蔵フラッシュが小さくて、基本的に非常用と考えると、MG-F5xxのような面倒が起こらないとも言える。
本体がそれなりに大きいこともあって、DACもデジタルアンプも完全LR独立に持っているという贅沢さもかなりそそられる。というわけで、最安値に間に合わなかったのは残念だが、MG-F516がダメダメな状態では背に腹は代えられず、ポチることにした。多分ポチったのは水曜日だったのだが、お店の選択がマズかった感じで、いまどき当然在庫があるなら当日出荷かと思いきや、なんと金曜日出荷とかいいやがる。確かに、当日出荷なんてどこに書いていないんだから、お店を責めるわけにはいかないが…。
ってことで、じゃ土曜日に着くかと思ったら、金曜日になって在庫が黒だって言うのは間違いで、実際在庫があるのは赤でした。それでもいいですか?みたいなメールが来てたりして、そのせいでまた出荷が遅れるし…。う~ん、今後積極的にこの店のお世話になることはないな。で、結局届いたのは今日日曜日の午前中。
基本、生録はしないと思うので、さっそく内蔵フラッシュにmiwaとgleeを転送して、聴いてみる…。「お、お、お、おぉ~、これは違うぞぉ~」って感じ。明らかに左右の分離が良くなっているし、それぞれの音の分解能もそうとう良くなっている。高音域から低音域まで全体にわたって分解能が上がっているからなのか、「音の粒がたっている」とでも言うのだろうか。それがリアルかどうかは、よくわからないが、聴いていて「贅沢感」に浸れる感じの音だ。なんというか、いい悪いとかじゃなくて、「あぁ、お金かかってるって感じの音だなぁ~」と思える。あかん、これ聴いちゃうと、さらに後戻りできないって言うか、これが壊れたら、本当に選択肢がなくなってしまいそうな気がする。と思ったが、MGR-E8という後継機もあり、こちらは音質的には、むしろ良くなっているらしい。内蔵フラッシュ2GBやSDHCスロットは進化なしなのが悲しいが、それでも、いざとなれば選択肢があるというだけで、ちょっと安心。いや~実際MG-F516にももどれそうにないぞ、こりゃ。
ちなみに、せっかく最近買ったHippo Box+ポタアンは、無音時のホワイトノイズがけっこう気になるし、せっかくのLR分離の良さをスポイルしている感じ、逆に音を濁らせる感じだったので、使わないことにしようと思う。これは、MGR-A7のヘッドホン出力→Hippo BOX→ヘッドホンというリレーで聴いたときの話。これはアンプを二重に通るので普通にあまり良くない感じはする。MG-F516の場合は本体アンプがほとんど仕事をしていない感じなので、これでもむしろ良くなる感じだったのだが。実は、MGR-A7には内蔵アンプを通さないLINE OUTの端子もあったりする。じゃ~、LINE OUT→Hippo BOX→ヘッドホンってどうよ?って考えるちゃうワケで、早速実行してみると、残念ながら、Hippo BOXにボリュームがない(実際にはGAINとして2段階切り替えはある)せいで、GAIN弱でも、耳が壊れるかと思うくらい大音量になってしまう。少し耳から離して聴いてみると、そんなに悪い感じもしないのだが現実問題実用にはまるでならないので却下だ。ボリューム付で、それなりに高級なポタアンでも買えば、試してみる価値があるかもしれないが、MGR-A7の内蔵LR独立デジタルアンプがけっこう優秀なので、投資に見合う結果を出すアンプはそれなりのお値段になりそうな感じがする。
というわけで、またまた、想定外ではあった上に、せっかく買ったポタアンHippo BOX+と接続用のケーブル(これもけっこういいものだったので、3,000円弱もしたのに(泣))が無駄になってしまった。
実は、さらにもう一ひねり顛末があって、MGR-A7が届かないので、土曜日にMG-F516の内蔵フラッシュの再フォーマットや再転送・構築をいろいろ試していたのだが、最終的にはほぼ完全に復活して普通に使えるようになってしまった。どうも、NASから、内蔵フラッシュに書き込もうとすると、フラッシュ書き込みとのタイミングが悪いらしく(フラッシュの書き込みは、実際は前データの消去と新データの書き込みの2段階になるので)、それでMG-F516のフラッシュ書き込みドライバがハングアップしているようだ。NASから一旦ローカルのHDDにコピーしてきてから、転送するとコピーの成功率が格段に上がる。それでも、一度に大量のファイルの書き込みをしようとすると、前と同じようにダメダメなのだが、CD1枚分くらいならば、なんとか大丈夫そうだ。それでも心配なので、だいたいCD2枚分をコピーしたら、一度「メディアの取り出し」を行い、MG-F516本体の起動を行ってリストを作らせ、再度接続して、またCD2枚ほどをコピーして…という感じで、14GBほどを転送したら、異常が発生する前の状態に完全復帰した感じだ。え~って感じだが、まぁ、非常用のプレーヤーとして、予備イヤフォンとセットでキープしていてもいいだろう。
ところで、いま価格.comをみると、本当にMGR-A7の在庫が捌けてきたらしく、最低価格が1.4万円弱まで上がっている。こうなると、もうMGR-E8にしちゃうでしょって感じだ。っていうか、MGR-E8の再生機能部分だけを切り出した用な機種を実売1万円くらいで出してくれたらいいのになぁ~。
α33のこと(2)
そういうわけで、もともとはそれほど思い入れのなかったトランスルーセント技術であり、α33/55シリーズなのだが、実際使ってみると、これが非常に快適で、「新しい一眼レフ」の在り方として、大いに有りだと思ったわけ。ネットでも、よくいわれていることだが、オリンパスも、っていうか、オリンパスこそ、こういう形でフォーサーズを存続させるべきだったと、僕も思う。とにかく、今ある、そして今でも、トップクラスの性能を誇るZuiko Digitalレンズたちを、このままどぶに捨てるなんて信じがたい…。どこか、中国でもいいから、レンズ開発までは手が回らないというようなメーカーがフォーサーズボディを作ってくれないかな、それこそ東芝とか家電メーカーが。あ、東芝ならファンダリもあるからセンサーも作れるし(笑)。もちろん、オリンパスがZuiko Digitalレンズ群をディスこんしないという前提だけど。そう言えば、東芝ってデジカメには手を出していないなぁ~、なんでだろ、そもそも出遅れたのかな。
ってか、センサーもソニーのAPS-Cセンサーでいいや、この際、SSWF(最強ゴミ取り)はなくてもしかたないとして、どこが作るんだろ?って感じはあるな。結局、位相差AFも含めて光学系は、それなりに必要なわけで、やっぱり一眼レフの技術があるところじゃないとダメか…。
と、妄想していてもしかたないな。オリンパスが、Zuiko Digitalレンズ群も十分に活かせるようなマイクロフォーサーズカメラを出してくれる…、って、なんかもうあんまりオリンパスを信頼できんからなぁ。「システム」としてのカメラをオリンパスから買うことは、もうできそうにない。もし買うとしたらE-5が最後かな。もちろん、E-5の後継機が新センサーで出るというのであれば、現有のZDレンズ群を活かすために手に入れないわけにはいかないだろうが、その可能性はほとんどなさそうだし。
おっとっと、α33のことを書くつもりが、オリンパスに対する愚痴になってしまった。で、α33に関する続きの話だが、マクロ2本の話をしたけど、先週通勤途中で撮るときは、多分フォーカスリミットがどちらのレンズでもONのまま、使っていたのかもしれない。昨日、室内で試し撮りしてみたら、しっかり等倍マクロらしい「寄り」が可能だった。この点に気をつけて来週はリベンジだな。
で、α850用の最後の一本はRokinon 14mm/F2.8。これは、MFオンリーレンズで、フルフレームで14mmとなると「超」がつく広角レンズだ。もちろん、APS-Cセンサーだと、約21mmってことになるから、「超」までは付かないが、しっかり広角レンズということになる。APS-C用の標準ズームだと、18mmか17mmスタートが多いので、それに較べてもかなり広角な絵が撮れることになる。ただし、フルフレームのイメージサークルもカバーする広角レンズということで前玉がかなり大きくて、非常にかさばるのが難点。MFに関しては、α850のファインダーでも、これだけの広角になると被写体が小さく見えて相当むずかしいが、α33の拡大表示を使うと幾分軽減される。って書いた後に、確かめようと思って室内で撮ったのが右の写真。それではじめて気づいた…、拡大領域選択後に、拡大ボタン(ゴミ箱ボタン)を押すと、拡大表示になるのだが、左上に「7×」なんて表示されている。ってことは、倍率を変えられるんじゃねぇ?と思ったので、いろいろ試してみると、ゴミ箱ボタン2回押しで「14×」となることが判明。これだと、Rokinon 14mmでもしっかりピントを合わせることができる。右の写真も、中央のTAMRON 90mm SP Macroの「MADE IN JAPAN」とプリントされているところにピントを合わせたのだが、ムフフとしちゃうくらい、ぴったりピントが合っている。こりゃ、本当にα850より使えるなぁ。まぁ、α850では、真正14mmなので、さらに小さく写ってしまうので、光学ファインダーだとジャスピンがほぼ不可能なんだよなぁ。
しかし、イメージサークルも小さくなるせいか、周辺の流れもほとんど気にならない(って、左下の部分はさすがにちょっと気になるかな)。このレンズ、α33でこそ、本領発揮なのか?フォーサーズでいうと、10.5mm相当ってことで、ZD11-22mmのワイド端とほぼ同じ画角になる。もともと、この画角は広角すぎないので好きだし、使えそうだなぁ。
さらに、もう一つ、こりゃいいなと思えた機能が「スイングパノラマ」。このパノラマ機能は、もともとはオリンパスのお家芸だったと思うのだが、なんと哀れなオリンパスは囲い込みの意図があったのかどうかは知らないが、xD-Pictureカード、それもオリンパス製限定だったような…ってことは明らかに囲い込みか?でしか機能しないように制限していた。まぁ、今に至っても、アートフィルターが、ボディでサポートしているパターンしか、PCのOLYMPUS Viewerで機能しないような「わがまま」で大局的には自分が損する制限をつけていたりするからなー。そういうわけで、実はオリンパスのボディでは、このパノラマ機能って使ったことがなかった。しかし、ソニーのこの「スイングパノラマ」はなかなかすごい。トランスルーセントの「高速連写」のメリットをこういう形で提案するというのは、さすがと言える。一応、散らかり放題、汚れ放題の自分の部屋を撮ってみたのが下の写真。ただし、それなりに広角なレンズでないとシャッター回数が増えてしまい、うまく行かないことがある。下の写真は、あとで触れるDT18-55mmのワイド端で撮っている。
ところで、スイングパノラマは、それなりに広角レンズじゃないと失敗が増えてしまうのだが、自分の場合、使えそうな広角がα850用ということもあり、28-75mmSAMとRokinon14mmしかない。50mmも使えなくはなさそうだが、微妙なところ。で、前者の2本のレンズはいずれもけっこう大きくて重い。特に標準ズームの28-75mmSAMはF2.8通しってこともあって、それだけで565gもあったりする。ボディはこみこみでも492gしかないのに…。ということで、AFの利く広角レンズも欲しいってことで、初めてのDTレンズをゲットしてしまった。α850でも、APS-Cキャプチャ機能を使えば使えないことはないが、いくら何でもアンバランスすぎかも。ちなみに新品でも6,000円台という投げ売り状態だ。さっき届いたのだが、ズームリングのスカスカ感がすさまじい意外は全体の質感もそれほどチープではなくいい感じ。惜しむらくは、全長も最大径もそれほどコンパクトではないってこと。特に全長は、mZD14-42mmとかに慣れていると、相当でかいというか、長いと感じる。ちなみにF値はF3.5-5.6とキットレンズ性能。いまどきだと、手ぶれ補正がなかったらあまり使う気がしない感じかも。
せっかくなので、α850にこのDTレンズを付けて撮ってみた。おぉ、自動でAPS-Cクロップモードになるみたい。 写りの方も、特に問題ないというか、α850をAPS-Cのカメラだと思って使えるわけか。これなら、いい感じのDTレンズがあれば、α850/33両方で使えるから悪くないな。もちろん、せっかくだからα850はフルフレームを活かす使い方をしたいけど。
おっと、それで新入りDT18-55mmだが、さすが6,500円レンズというわけで、前述のスカスカズームリングに加えて、フォーカスリングがズームする鏡胴の先端になっていて、なんとフォーカスリングを動かすと、それに従って前玉が前後し、リングそのもの、というか鏡胴と一緒に前後するのだ…、わはは、実際初めて出会ったよ、こんなフォーカスリング。基本、MFは使うなってことなんだろうか。でも、その割には、最大倍率が0.34倍で、かなり寄れるのでマクロ的な絵も撮れるんだけど、そうなるとやはりMFは快適に行いたいってもんだが、さすがにこれでは「快適」とはとても言いがたい。ま、そんなときは50mm Macroを使って下さいってことなんだろうけど。ちょっと試し撮りした感じでは、色のりとか、描写的には評判通り悪くない。ま、そこにコストをかけたこともあって、使い心地的には相当チープになってしまいましたってことなんだろうか。ちなみに重量は210gで28-75mmSAMの半分以下、1/3に届きそうなくらいの勢いなので一応許そう。
そういうわけで、おそらく来週早々には、このDT18-55mmが実戦配備かな。でも、基本的には28-75mmSAMの写りが一番って感じはある。カールツァイスは、おそらくこれからも手に入れられないと思うので(フォーサーズの行方次第ではわからないかもしれないが)、このくらいがちょうどいいって気はするかな。
で、α33のこと(1)
α850のために、と揃えたレンズたちを、せっかくなのでもうちょっと活用したいとは思っていた。要するに、A850はけっこう大きく重いために、通勤のお供には気合いがいるので、もうちょっとお手軽なボディが欲しいと思っていたのだ。それで、前々から目を付けていたのが、昨年ソニーが提唱した「一眼レフ」の新機軸とも言えるトランスルーセントテクノロジーってわけで、要するにα33/55というわけ。
今年初めくらいまでは、バリューモデルのα33もボディのみで4万円台くらいだったと思ったのだが、3月になって、モデルチェンジ前なのか知らないがぐんぐん実売価格が下がって、いつもお世話になっているおぎサクで34,800円にまで下落。これを知って、かなり悩んだのだが結局ポチってしまった。気休めでしかないが、無金利の10回払い(笑)。月末のカードの引き落とし予定が予想以上に大きいとそれだけで2,3日落ち込むので(笑)。
で、先々週の週末前には届いた。第一印象は「小さいな」ってこと。E-600と比較して、そう違わないくらいに小さい。それでいて、右手のグリップはそれなりに出っ張っているのでホールド感も悪くない。もちろん、E-600の小ぶりのグリップもイメージは違うが、ホールド感としてはいい。しかし、これはこれで悪くない感じ。
α33/55が、他の一眼レフカメラと決定的に異なるのは、ソニーが「トランスルーセント」と呼ぶ、EVFでありながら、位相差AFを実現する技術。高価で巨大なプリズムを使用せずに、100%視野のファインダーを実現しながら、高速なAFをも実現しているところ。ただし、いつも議論になるのは、光学ファインダーに対するEVFの弱点。ミラー経由で実際にレンズを通った光をそのまま肉眼に到達させる光学ファインダーに対して、途中いったん電気信号に変換して、モニター上に再現するEVF。その「変換」による弊害がどのくらい「撮影」という行為に影響を与えるかという問題だ。
個人的な結論から言うと、人間の脳の適応能力はなかなか侮れないもので、結局EVFにも慣れてしまう、って感じだろうか。今や、α33のEVFに対してまったく違和感がない。それどころか、AFでは位相差AFが使えるのに、MFでは、ミラーレス機のように拡大表示が使えるという利点に、あぁ~、フルフレームでもこの機能がほしいぞを思ってしまうほど。実際、A900/850の後継機か、あるいはA700後継はフルフレーム+トランスルーセントにして欲しいくらい。それで、実売10万程度だったら、もうフォーサーズは処分しちゃってもいいかと思えるほどだ。(と言いつつ、やっぱりZuiko Digitalの絵は捨てられないとは思うんだけど)
正直、位相差AFについても、オリンパスはまだ追いついていないな、とも痛感した。ソニーと言うよりは、コニミノなんだけど、やはりAFの老舗だけあって、気持ちよくスッっていうか、そんなことも感じさせないくらい、当たり前って感じでピントが合う。少々暗くても、それを感じさせないって感じだ。あ?もしかすると、大きなミラーで測距センサーに光を送っているからなのか?っていう気もしてきた。そう言えば、AFポイントもやたらと多いし。今見たら、なんと15点もAFポイントがあるもんなぁ~。かつてのEシリーズとか3点しかなかったって、なんか信じられない感じ。
操作体系は、当然だが、オリンパスのEシステムとは全然違う。さらにいうと、同じαであるα850ともかなり違う。そもそもα850にあるスティックがないし…。ま、α850はライブビューもできないから、全然違っても、それほど混乱はしないんだけど。
あとは、可動液晶パネルが、自分としては初体験のヒンジがボディ下部についているタイプであるということ。横位置でライブビューする場合は、画面がレンズの光軸上にあるので、違和感が少ないが、逆に縦位置では光軸からもずれるし、右手を上にするような自分の場合は、モロに右手がジャマになって画面が非常に見づらい。これは、かなりのマイナス。一長一短ってことになるけど、横位置で撮ることの方が多いっていうか、縦位置でライブビューすることがほとんどない場合は、こちらの方が合理的だが、そうでない場合はちょっとつらい。まぁ、実際には超ローアングルで撮るときに、縦位置で構えることはそれほどないかもしれない。でも、低い位置からなめるような構図で空もいっぱい入れたいと思ったときに、うまくいかなかったのも事実。
α850用に揃えた手持ちのレンズのうち、最初が28-75mmSAMという、フルフレームだと「標準ズーム」ってことになるもの。SONY製だが、TAMRONのOEMだろうとも。実際、下手すると半額くらいで同スペックのレンズがTAMRONから出ている。もちろん、質感とか、αへの最適化という点で、お値段だけのことはあるとのことだが。APS-Cサイズのセンサーでは換算1.5倍ほどになるので、42-113mmという画角になる。標準から中望遠って感じになり、広角域をカバーできなくなるが、さすがに周辺減光も開放からほとんどなくてシャープな写りになる。そうそう、ちなみにF2.8通しなので、テレ端が暗くて困るってこともない。
50mmF1.4もソニー製。大口径の明るいレンズでまともに買うとそこそこのお値段だがヤフオクで、けっこう破格で手に入れられたお気に入りレンズ。これは換算75mmってことになるのだが、フォーサーズでも 35mm Macroは換算70mmで、いまいち使えなかったのだが、APS-Cでも70mmくらいの単焦点はどうも苦手って感じで、今ひとつしっくりこない。マクロレンズではないので、寄ろうにも寄れないもどかしさもあるし。写りの方はかなりいいんだけど。
さらに、同じ50mmのSIGMA製Macroがある。こちらはF2.8だが、十分明るいし、寄りもばっちりなので期待したのだが、まず初っぱなでボディとレンズの接点がおかしいのか、ボディがレンズを認識しなくてかなり慌てた。実は、フォーサーズでもSIGMAの105mmマクロで同じようなこととがたまにあったのだが、まったく同じ現象。何回か付けたり外したりしていると解消して、ちゃんと認識するんだけど、どうにも気持ち悪い。で、実は写りもあまりぱっとしない感じで、どうもα33のセンサーとは相性が悪いんじゃないかと勝手に思っている。とは言え、まだしばらく使ってみるつもりではあるけど。ちなみにα850で使っている限りは、写りもいい感じだし、ボディが認識しないなどのトラブルも皆無だったんだけどなぁ~。
もう一本のマクロがTAMRONの90mm。こちらは、むしろ相性がいい感じで写りも悪くない。操作性もいい感じだし、さらにいうと、大きさの割に気が抜けるほど軽いので、小型のα33とはいいコンビって感じだ。α850に付けると、ボディに負けているっていうか、チープな感じに見えちゃうんだけど、そういうこともないのがいい。
これらマクロ2本のマクロで撮っているときに重宝したのが、EVFの拡大表示機能。ボディ右側下部、4方向ボタンの下右側にあるゴミ箱ボタンを押すと、拡大エリア選択モードになり、4方向ボタンで位置決めして、もう一度ゴミ箱ボタンを押すと、拡大表示になる。ただ、このゴミ箱ボタンの位置がイマイチで、MFの時だけは4方向ボタンの中央がその機能になるべきだと思うんだけどなぁ。まぁ、マクロで精密に狙ったところにピントを持ってきたいときにはとても重宝する機能なので、今のままでも使うけど。
- 玄関先の葉っぱ。
- 河原の菜の花。
- 28-75SAMなんだけど周辺原稿がなくすっきり撮れている
- 通勤途中の梅の花
- こういう微妙なグラデーションの絵でセンサーの差を感じちゃう
- これはたぶんファインダーをのぞいて撮ったかなぁ~?
- この繊細さは、今のLiveMOSセンサーでは無理な気がする(E-5なら大丈夫かな?)
- このなんとも言えない爽涼感はレンズのせい?センサーのせい?
最近の写真たち
CDのリッピングをしていたら、ついつい夜更かししてしまい、床に就いたのは12時30分頃になってしまった。が、いやな感じの悪寒がする。どうも、悪い風邪が老いたこの体を支配しようとしているようだ。ひどくなるのはまっぴらごめんなので、ごそごそと起き出してきて、買い置きのパンと温めた牛乳をお腹に入れてから、風邪薬、ビタミンCの錠剤、あと栄養ドリンクを半分だけ服用した。すぐには眠れそうもないので、ちょこっとのつもりでネットサーフィンを始めたらあっという間に小一時間くらいは過ぎてしまって…。
で、せっかくなので、一応、最近撮った写真をアップしておこう、と思う。長らくアップしていないので結構な量がたまっているのだが、サムネイルでもいっぱい載せると、ページの表示がゲキ重くなるので、ほどほどにしようと思う。
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