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電子工作

低電圧差動式DCヘッドホンアンプv4 の頒布品を組み立てた(その1)

右下の「621」とある620Ωチップ抵抗がちゃんとついてなかった

昨日は、風邪なんだと思うが、喉が腫れてかなりグロッキー。幸いにも熱がそれほど上がらなかったので、もうろうとするところまでは行かなかったのだが、せっかく清々しい感じのお天気なのに気持ちだけ「どよ~ん」っていう体調でがっかりだった。

喉の薬のお陰か、喉の痛みや違和感は随分収まったし、少し元気も出てきたかな?って感触を得て、掲題のとおり、「低電圧差動式DCヘッドホンアンプv4」のパーツを頒布してもらったぶんを組み立ててみることにした。って言うか、体調が悪いと、眠りも浅くて、午前4時前くらいにはベッドから這い出してきて、ネット上をうろうろしていたのだが、そうこうしているうちに外が明るくなってきて、そのまま、勢いで組立に突入してしまったという、なんか、もういかにも計画性もくそもない、行き当たりばったりな人生(笑)。

頒布品が届いて、中身を簡単に確かめたときの印象では、基板が非常に小さく、その分、実装部品も少ない感じだと思っていたのだが、いざ取りかかろうとして、全体をざっと眺めてみたら、思ったよりもチップ抵抗や、Dualトランジスタなどの極小チップ部品が多かったりした。相変わらずのごま粒ほどの大きさのチップ抵抗とチップコンデンサ…これらをハンダ付けする部分が一杯あって、だ、大丈夫かぁ~俺?って感じ。

(関係ないが、ここまで書いたところで、何気に体温を測ってみたら、ほぼ37℃…。平熱は36度未満なので、けっこうキツイ…って、だからなんか体がだるいなと思ったんだよっ!―ってことで、3時間ほどベッドに潜り込むことに…)

(少しだけ、熱が下がったけど、まだ36.5℃って感じか…、、でも随分体は楽になった気がするので、続き…)

で、やっぱり多いなと思ったチップ系部品だが、それを言ってもしかたないので、とにかくまずはDual トランジスタから慎重かつサクサクとハンダ付けしていく。前回の「バランス式ヘッドホンアンプ」でも、これらは経験済みなので、まぁそれほどにはビビらずに、でありながら、あまり雑になりすぎないようにも気をつけながら…って感じだ。フラックスを十分に塗布していれば、それほど難しいわけじゃないので、まぁ、20分か30分ほどで完了。上の写真でも触れているように、R205の620Ωチップ抵抗がなんか斜めになってしまったが、とりあえず両端子とも基板のランドにはちゃんと接続しているようだと思って、そのままにしていた。

まぁ、これらが済んだら、あとは普通の抵抗とか、トランジスタ、コンデンサ、可変抵抗、それにステレオミニジャック、ボリュームやスイッチなどと、かなり順調~って言うか、さすがに、そこそこ経験を積ませてもらったおかげか、特に変わったことも、問題もなく小1時間ほどで基板実装は終了~。と、思ったが、軽くその倍はかかっていたかな?この段階で9時過ぎくらいだったような(笑)。

で、電源のための単3電池ケースをつなぐのだが、つなぐ前に電池ケースを加工しておかなければならない。ケースの底を長方形にくり抜いて、電池自体がそこに落とし込まれるようにして、電池をセットしたときの高さを1~2mmほど稼ぐのだ(そうしないとケースに収まってくれない)。前回もそうだったが、けっこう力業だし、自分の場合、決してきれいには仕上がらないので、この点はなんとか別のケースなどを使うなどして他の方法にしたいところなんだが…。まぁ、今回もオリジナルのまま、せっせとカッターで切り取っていくことにした。今回は玄翁を使って―「げんのう」っていうのは、まぁ釘を打つんじゃなく、こんこんと叩くために使うハンマーみたいなもの、ヘッドが小ぶりだが柄の部分が長めで、けっこう使いやすい道具のひとつ)、カッターの刃を切り進めていく技を発見したので、まぁまぁ楽に仕事をすませることができた…って言うか、もともと「割と簡単」って部類の加工らしいのだが、自分以外にとっては(泣)。

音源とイヤホンをつないで聴いてみたところ

で、ようやく電池ケースの加工も終わって、ケースから出ているリード線を基板の電源端子に接続して、いよいよ基板の加工は完全に完了だ。(いや、じつはまだなんだが)

さっそく、電池を入れて、スイッチオンっ!青色LEDがちゃんと点灯し、変な臭いや、煙が出る様子もない、ここまでは順調。で、作成マニュアルのPDFにあるように、各部の電圧のチェックと、終段アイドル電流と、DCオフセット電圧の調整に取りかかるわけ。まずは電源電圧と、電源ーGND間の電圧を確認、それぞれ3.2V, 1.6Vでマニュアル通りっ!

次に終段アイドル電流の調整…、おっとぉ~ここで右チャンネルの終段アイドル電流を決めるための電圧調整が思うようにいかない。調整用のVRを左一杯まで回しても、マニュアルに指定された100mVに達しない、だいたい87mVほどにしかならない…。左チャンネルの方は、左いっぱいまで回すと、テスターの2VMAXを振り切ってエラーになり、それより30°ほど手前で105mVほどに調整できるのだが…。まぁ、もしかすると87mVでも何とかなるかもと思い、そのままにして、各チャンネルの指定された抵抗両端の電圧をチェック…、「あ、あきまへん」左チャンネルはきれいに指定された電圧値になるのだが、問題の右チャンネルの方は、57mVとかになるべきところが、0.97~1.0Vすなわち、970~1000mVとかになるし…。

ここから、例によってハンダ付け不良や部品の取り付け間違いなどを疑って、基板をなめるようにチェックって言う工程になる、で、結局のところ、最初に書いたR205が原因だった。これを一旦外して、予備にもう一個入っていた同じ抵抗値のチップ抵抗にハンダ付けし直したら、嘘のように、左右ぴったり同じ振る舞いになって、めでたしめでたしだ。ここまできて、さっそく音源と、イヤホンを接続、音源は、いつも通勤に使っているQA-350、イヤホンはShureのSE215、シュアなのにダイナミック(笑)。

おおぉっ、まぁ、調整済みだから当たり前なのだが、問題なくちゃんと鳴り始めた、いや少し感動。が、聞いていると、入力がある状態で無音になると(ボリュームを絞るのではなく)、サーッというホワイトノイズがけっこう耳につく。曲間の数十msしかなさそうな無音部分でもわかる感じなので、これはいただけない。ま、しかし、仕組みはわかっていないが、終段アイドル電流調整のVRをほんの少し左に回すと、両チャンネルともほぼ気にならなくなった。まだ、ちゃんと聴き込んでいないので、完全に消えたかどうかは確信がないが、注意深く聴いてみてもわからない程度にはなったと思う。音自体は、まだ荒削りというか、手触りががさがさしているような感じだが、この感じはエージングが進むにつれて消えていきそうな気がする。で、感想としては、エージング後の音は、けっこうすごいことになるんじゃないか?っていう(まったく根拠レスだが)ところ。なんで、そう感じるのか、分析できないのが歯がゆい感じだが、おそらく「分解能」が高い感じがそう感じさせるんじゃないかと思う。これはバランス型より、いいかも…。ケースが小型なので、職場の昼休みにiPhoneで音楽を聴くときに使おうと思っていたのだが、なんか立場逆転になるかもしれないなぁ~。

と、かなりいい感じの音なので、さっそくケースに入れてちゃんと鳴らしてみたいし、エージングもしたいと思ったのだが、この段階で、もう正午過ぎだ。さすがに人間の方もエネルギーチャージが必要だろうってことで、ヨシケイ献立の調理に取りかかることに(あぁ、その前に一旦片づけないと行けないんだけど)。

で、1時間ほどかけて、片付けとお昼ご飯を済ませて…って段階で、なんかもうへとへと…。まぁ、そりゃそうか、なにしろ9時間ほどぶっ続けて根を詰めてしまったし…。ってことで、泣く泣くケースの加工と取り付けは来週にすることにした。で、これを書いていて、熱があることに気付くってことになるわけ…。そりゃ、きついです、はい。

これは、なかなか期待していいんじゃないか?って感じの鳴り方

 

音声スイッチ基板とワイヤレスコールチャイムで

一人暮らしで、平日誰もいないので、アマゾンなど通販の受取は土日の午前中となることが多い。ところが、玄関先でチャイムを鳴らしてもらっても、そのスピーカーはリビングにあって、リビングではけっこう豪快にピンポンサウンドが鳴り響いているのだが、自室で部屋を締め切って、プロジェクタでドラマや映画の鑑賞をしていると、ほとんどの場合聞き逃してしまう。

ワイヤレスチャイム子機のスイッチ部分

まぁ、どうでもいいものだったら、夜とかに再配達してもらう手もあるのだが、どちらにしろ「来るかも」という時間帯には鑑賞モードになることができず、基本的にはリビングに張り付き状態となってしまう。

Huluに入ってからは、それでもリビングで「モンク」や「カイル」をiPadで観るとかして過ごせないでもないが、それでもせっかくなんだからちゃんとした鑑賞環境で観たいという気持ちは大きい。

というわけで、結局玄関先のチャイムを自室でプロジェクタ鑑賞中でも認識できるようになれば、問題解決というわけなのだが、これがなかなか難しい。一番お手軽で確実なのはドアホンを最新式のワイヤレス子機のついたものに置き換えること。一応、現在使用中のものも、モニタ付きではあるが、何しろパナソニックでも、もっとも廉価なクラスのもので、子機を追加するなんてことはできそうにない。

あるいはワイヤレス電話機をパナソニックのドアホン連携対応できるものに買い換えて、ドアホン側にアダプタを買い足すことで、チャイムとともに、別室の電話の子機が知らせるという方法もあって、使用中のドアホンもそれには対応している。

しかし、いずれにしても、かなりのコストがかかってしまう。工事自体は簡単なので自分でやるにしても、なんか四万円から五万円くらいはかかりそうな勢いだ。いくらなんでも、そこまでコストをかける気はしていない。

で、も「モダンファミリー」で最近観た赤ちゃんネタから、連想したんだと思われるのだが、リビングにベビーモニターを置いておけば、いいじゃ~んというアイデア。この場合、赤ちゃんの泣き声が目的ではなくて、玄関チャイムの音が鳴ったときの自室のチャイムとLED点滅が目的。さっそく、アマゾンやヤフオクで探してみると、それなりにあるのだが、そこそこ高い。何万円もするわけじゃないが(そのくらいするものもあるが)、6,000円くらいはかかりそうだ。まぁ、最初の作戦が数万円かかることを考えると、数千円ですむなら、それほど悪い手ではないかもしれない。

音声センサ基板とワイヤレスチャイム子機の基板

などと思いつつ、アマゾンのリストを眺めていると、主に介護用なんだろうけど、ワイヤレスコールチャイムという製品がある。値段も1,300円程度と非常に安い(もっと安いものもあるが)。もちろん、これは呼び出し側に押しボタンがあって、それを押すことで、親機側でチャイムとLED点滅を発生させるというもの。まぁ、自宅にナースコールを設置する感じ。あるいは、ファミレスのウエイターコールみたいなものだ。

そこで、思いついたのが、あぁ、これを音声センサーでスイッチオンできればいいんだよねぇ~っていう作戦。さっそく、google先生に質問してみると「MK-305 用途はいろいろ。マイクとリレー付き。ミニ音声スイッチ(VOX)キット」なんてものが見つかった。キットではなく、完成品もあるのだが、ここのところ、電子工作もご無沙汰気味だし、ってことで、amazonでは、「ワイヤレス コールチャイム LCW100」を注文し、さらに前述の音声スイッチキットも注文した。送料も含めると、3,000円弱って感じだろうか。音声スイッチには別途12VのACアダプタがいるのだが、あり合わせのもので間に合わせることにした。ただ、この音声スイッチのDCコネクタが、なぜか2.5mm端子用になっていて、間に合わせのACアダプタの標準的なDCプラグ(2.1mm)と不一致になってしまうことに後で気づいた。仕方ないので、マルツ千代店で2.1mm用のDCコネクタ基板用を買ってくることにした、ま、60円ですむんだけど。

とりあえず、送ってきた「ワイヤレス コールチャイム LCW100」の子機を分解して、プッシュボタンの仕組みを調べ、本当に音声キットのリレーでオンにできるのかを調査。幸いなことに、単純にボタンが押されたときに、基板上の2点がショートするだけの仕組みのようだ。ここからリード線を出して、音声スイッチのリレーにつないでやればよさそう。ただし、面倒なことはしたくないので、プッシュボタンのショートさせる仕組みは取っ払ってしまうことになった。もう押しボタンではチャイムは鳴らないわけだ。頑張れば、活かしたままにすることもできなくはなさそうだが、それなりに面倒なことになるので、潔くあきらめることにした。

ワイヤレスチャイム親機・音声センサ・チャイム子機

音声センサーキットの方は、部品点数も大した数じゃないし、はんだ付けが難しい部品も全然ないので、シルク印刷通りにはんだ付けしていくだけで完成した。ある意味、あっけないほどなんだけど。

ということで、チャイム子機からのリード線をセンサ基板側のリレーにつないで、早速テストしてみる。一回目は、あえなく失敗。どうも、子機側のスイッチ部のリード線接続がどこでもいいというわけではないらしくて(場所によって、親機側のチャイムの種類も違うような?)、リード線のはんだ付け加減を調整する必要があった。今度はリレー側に接続する前にリード線自体をショートさせて、チャイムが鳴ることをしっかり確認してから、センサーに接続。

無事に、2回目の挑戦で音声を認識して、リレースイッチオン、一拍置いてから、チャイムの親機が鳴り始めるって感じに大成功。チャイムの子機の方はリード線を出す部分だけやすりで削ってやって、もとのケースに収めた。実は、もともとこの子機は日常防水されたものなのだが(飛沫程度はOK)これで、それもなくなったわけ。だけど、まぁ、自分の用途ではまったく問題ない。

あとは音声センサーをむき出しというわけにもいかない、こちらは実はケースについてまるで何も考えていなくて、どうしたものかと思ったが、とりあえず、マイクごとお蔵入りしていたHPA用のALTOIDS缶に押し込んでしまうことにした。マイクも中に入れてしまうので、感度的にちょっと心配だったが、問題ないようだ。

で、音声センサとチャイム子機を、ドアホン親機のすぐ下の定位置に配置し、ワイヤレスチャイムの親機を携えて、玄関に移動し、玄関先のドアホンを押して、ドアホンのチャイムを鳴らしてみると、一拍置いて、ワイヤレスチャイム親機のチャイムも手元でちゃんと鳴動することが確認できた。とっても、いい感じだ。問題は、リビングから自室へのワイヤレス電波がちゃんと届くかだけだが、これは一人でテストするのは難しいので、このまま実戦配備ということにしようと思う。しかし、今のところ、宅配が届く予定はなかったりするんだけど(笑)。

多分、安定したバランス型ヘッドホンアンプ(by haiga氏)

今週の火曜日から、バランス型HP+MDR-EX500改で、MGR-A7を楽しむという形。そう言えば、MGR-A7のメディアとして使っているのが、ノーブランドというか、メーカー名ラベルなどが一切ない、完全無地のSDHC 32GB Class10で、これが2,300円くらいだったのだが、すこぶる調子がいい。まぁ、風見鶏さんによるとサムスン製と言うことだったので、品質に対する不安はそれほどにはなかったが、さすがClass10ということで、やっぱりかなり速いし、動作もしっかりしている。お陰で、かつてKINGMAX製のMicroSDをアダプタ経由で使っていたときとは、比較にならないくらい動作が安定している。あれは、やはりメディアの不良が原因だったんだと、今更思ったりする。

MDR-EX500改と、バランス型ポタアン

で、問題の新しいヘッドホンアンプだが、残念ながらやはり調子が悪い。左右チャンネルのどちらかが鳴らなくなる事象が頻発し(一旦鳴り出すと、電源ON/OFFするまでは大丈夫である傾向があるが)、両チャンネルが鳴っていても、片チャンネルのレベルが明らかに低かったり、さらにどうも定位がフラフラするというか、いかにも安定感がありませんって感じがしていた。のだが、木曜日の会社帰りにいよいよ完全に片チャンネルが鳴らない(っていうか、すごく低いレベルで鳴っているのだが…)って感じになって、金曜日は、op-dbuf2に復帰願っていた。

どうも、電解コンデンサ周りのハンダ付けがしっかり出来ていない部分があって、ケースに収めるときに垂直に力が加わると、そのハンダ付け部分が接触不良を起こしてしまっているんじゃないかというサスピション。と言うわけで、土日になったら、ふたを開けて、電解コンデンサ周りを重点的に再ハンダしたりしようと思っていた。

で、その土曜日が訪れたわけだが。まず、グッドタイミングというか、まさに、今朝、haiga氏から頒布を受けた人たちに対して、サポートメールが届いていた。実は、この両チャンネルで定位がフラフラする現象は、他のユーザーのところでも起こっているそうで(そういうケースが「散見される」って言うのが、どのくらいの割合を指しているのかはわからないけど)、どうも出力カップリングコンの電荷が悪さをしているとのこと(ん?なんか違うかもしれない、というようなことがメールに書いてあったくらいの意味しかないです、はい)。で、その対策として、出力LRの、さらに、そのHot/Coldそれぞれを、500Ωくらいの抵抗を介してGNDに落とすというもの。ヘッドホン出力をヒロセの6pinコネクタにしている場合は、もともとのLRそれぞれのステレオミニジャック用の跡地に付けて、配線するといいというらしい。

そういうわけで、当初の予定通り、電解コンデンサ周りのハンダ付けをやり直してから、この対応を行うことにした。が、問題は500Ωくらいの抵抗が手元にないってこと。なにしろ、電子工作歴がようやく半年って感じなので、手持ちの抵抗のストックもほとんどないし、そのバリエーションも限られている。で、手持ちのがらくたを漁っていたら、220Ωの豆抵抗がけっこう一杯あるのを発見。これを直列にして、440Ω抵抗を4セット作れそうだ。ってことで、ちょっとスペースを食うのが玉に瑕だが、何とか所定の位置には納まりそうってことで、さっそくメールの通り、配線。

って、実はその前に、一部ハンダ付けする前に、仮配線で試してみたりして、問題ないことを確認。何しろ、具体的な配線が提示されているわけではなくて、言葉を解釈して、このド素人が「こういうことでしょ?」って考えて、具体化するわけだから、いかにも「怪しい」(笑)。ってくらい自信はない感じだったが、とりあえず仮配線で聴いてみたところ、煙が出るとか、トランジスタが異常発熱するとかもなく、鳴っているようだった。

ということで、ちゃんと配線して…とは言え、後付けの配線なのでいわゆるジャンパを飛ばすのだが、どうしてもハンダ面にジャンパせざるを得なくて、その出っ張り分のせいでケースに収まらなくなるんじゃないかとヒヤヒヤ(笑)。ま、結果的には、どうにかケースを閉じることは出来たのだが…。残念ながら、MDR-EX500改で試聴してみると、前よりひどい感じで片チャンネルがゲロゲロな音。っていうか、まったくまともに再生できていない。しかたないので、またケースを開けて、ジャックやボリュームを取り付けてあるパネルをケースから外していると、なんかの拍子に音がまともになったりする。あれれ?と思って、そのあたりをまさぐっていると…「でましたっ!」またもや、コネクタ周りがトラブっている。アンプ本体とは関係なく、MDR-EX500改のヒロセ6pinコネクタとケーブルの配線がマズいんじゃないか?って感じ。で、試しに MDR-CD900ST改をつないでみると…「おぉ~!」って感じに非常に調子よく鳴っていたりするしぃ~。

わはは、またまたですか…。もちろん、最初からかなり不安はあったというか、なんかしっくりいかない、うまくできないと思っていたヒロセ6pinコネクタのケーブル配線でした…。結論から言うと、うまく出来なかったのは、4芯ケーブル側の被膜を剥く長さが短すぎたこと。ここを十分長く(5cmほどだろうか)したら、非常にスムーズにハンダ付けできた。最初、仕上がりをきれいにしたい一心で、1cmほどしか剥いていなかったのだが、さすがにそれでは事実上まともにハンダ付けできさそうだ(少なくとも、今も将来も自分には)ってことがわかった。

その状態で、聴いてみるとフラフラする感じもなく、さらに片チャンネル状態になることもなく、至極まっとうに鳴ってくれている感じ。問題の鳴り方と言うか、鳴り質だが、やはり低音の鳴り方と言うか、駆動加減がハンパじゃない。ただし、EX500のドライバでは、その強力なと言うか、強引な駆動力に対応できていない感じがあって、低音が続く音楽では、その低音をしっかりとは再生できていないのではなかろうか。同じ曲をMDR-CD900STで聴くと、低音部もちゃんと再生できているのでアンプの問題ではないのではないか?と思っている。

試しに、op-dbuf2+Shure SE215とバランスHP+MDR-EX500改を聴き較べてみた。やっぱり、低音部がかなり違うだろうなくらいの意識だったのだが、なんか、もうそういうレベルではなくてまるで、鳴り方の性質が全然違っていて、驚いてしまった。どっちがいいとか、悪いとかそういう話にならない全く別物って感じ。アイスクリームの味と、サンマの塩焼きの味を比較して、ここがこう違うねって言われてもなぁ~っていうくらい比較するのがお門違いって感じた。

ま、来週こそ、心置きなくバランス型アンプ+MDR-EX500改で行き帰りの音楽を試してみて、はてさてop-dbuf2+Shure SE215とどちらを常用ガジェットにするか?って感じだろうか。

ちなみにSE215だが、エージングが進むとともに、かなり化けてきている上に、その鳴り方に耳の方も慣れてきてしまったというか、なじんできてしまっていたので、最近は「EX500には戻れないんじゃないか?」って気もしていたのだが、バランス出力で低音を超ブーストされたEX500で、リベンジとなるか?と言うところ。

バランス型ヘッドホンアンプ(by haiga氏)の持出準備

青空バックに、こういうのぼりの絵も悪くない

まず、恥ずかしながら、今気づいたのだが、このシリーズのタイトルが「ヘッドホンアンプ」であるべきところが、「ヘッドホンアップ」になっていた。まったくもって、意味不明だな…。ってことで、慌てて、全部修正。

で、本当ならば金曜日の会社帰りにマルツ博多千代店によって、引き取って来ようと思っていたケーブルとコネクタだったのだが、会社を出るのが遅くなってしまい、閉店に間に合わなかった。閉店が19:30から19:00になったらしいけど、19:30だと立ち寄れる可能性が高いんだけどなぁ~。

というわけで、土曜日の午前中に吉塚駅まで…。ちょうど、その日から、恵比寿神社の大祭が始まるところだったので、東公園の中はテキ屋の方々が、出店の設営でわんさか…。

本当は、東公園でゆっくり撮り歩けるかも、と思っていたのだけど、とてもそんな落ち着ける雰囲気ではなかった。

ってことで、早々に買い物を済ませて、戻ってきた。

が、相変わらず、6pinコネクタのはんだ付けは苦手で、まったくもってうまくいかない…。かなり、悪戦苦闘してどうにかコネクタの方は取り付けた。で、イヤホンの方だが、こちらは意外とすんなり完了~。だが、な、なんと、アンプにつないで再生してみても、うんともすんとも言わない…。CD900STに換えるとちゃんとなっているので、アンプのせいではないようだ。コネクタ部のはんだ付けも怪しいが、そうだとしたら、こんな風に左右ともまったく鳴らないってこともなさそうだな~。

バランス型に改造したMDR-EX500って、ここだけじゃ(><;)。

とすると、イヤホン側の配線なのだが、イヤホン側の内部ケーブルの被膜が剥けていない可能性が高いことに思い至った。前回、ステレオミニプラグが断線して、ケーブルを付け替えるときは、火であぶって被膜を融かしてから、はんだ付けしたのだが、今回ははんだの熱で被膜が融けるはず、と勝手に思って、そのままはんだ付けしてしまった。

結論としては、やはり、この判断が浅はかだったようで、ハンダ付けされたまま、ライターで熱して、被膜を焼き切ってから、フラックスをしみこませて、再ハンダしてやると、両チャンネルとも元気に鳴ってくれるようになった。が、例によって、オオボケかましていて、LRを逆にハンダしてしまった。注意したつもりだったのだが、そもそも短い方が「右」だと勘違いしていたみたいだ。ま、最初は気付いていなかったのだが、片チャンネルで、また例の差動破綻による異常状態に陥ってしまい、CD900STに換えて確認したときに、再生できない方のチャンネルが食い違っていたために気付いた(笑)。

とりあえず、電池の抜き差しで、異常状態からは抜け出せて、その後は発生していない。とりあえず、この方法で解消できるなら良しとしよう。とにかくは火曜日以降、持ち出してみて、もしもop-dbuf2より、こちらの方が好ましい、常用したいということになったら、組立再チャレンジなどの方法を考えなくてはならないだろう。

MDR-EX500での、本アンプの印象は、基本的には MDR-CD900STの場合と同じで、低音の豊かさというか、太さだろう。EX500にしろ、CD900STにしろ、どちらかというと低音は控えめで、中音・高音部の繊細さが特徴であるから、それらの「いいところ」を活かしたまま、低音部も補強されるのであれば、悪くないという感じかな。ただ、このアンプ、多分立ち上げから、しばらくしないと調子が出ないような、そんな気がする。暖機運転が必要なのかな(笑)。再生を始めてから30分ほどすると、なかなか「言わせん」音を聴かせてくれるって気がする。

 

バランス型ヘッドホンアンプ(by haiga氏)の組立4日目

一応、何時間か正常に鳴り続けているかな?

と言うわけで、4日目だが、いろいろやっているうちに、基板のたわみ説も怪しくなってきてしまい、結局根本的な原因ははっきりしないまま、不安定な状態は解決できていない。解決はできていないが、あれこれやっているうちに、なんとかふたを閉めてねじ止めして、再生を続けても片翼飛行にならない状態で、何時間かは再生できている。

ただ、微妙に安定しないというか、再生レベルもフラフラしているような気がする。気のせいだといいのだが…、多分違う。やはり、どうもDual Transitorあたりが怪しいのだろうか?ただ、電源周りも怪しい気がしている。

まぁ、今のところ、聴き方がかなり神経質になっているために、ちょっとした変動に対しても過敏に反応しちゃっているって気がしないでもない。左右のバランスも気になっているのだが、これはもしかしたら、またもやって感じのボリュームの問題かもしれないし。

前回も書いたが、音自体はかなりご機嫌だ。これが、差動ディスクリートアンプ部分のお陰なのか、バランス型出力のお陰なのか?どっちの影響が大きいのかはわからないのだが、音がパワフルというか「厚く」なったと言ったらいいんだろうか。音楽の細部、バックの細かい部分を「背景だからこんな感じでいっかー」っていうような描き方をしないで、「そんな細かいところまで、そんなに頑張らなくていいよ」って言いたくなる感じの再生の仕方なのだ。まぁ、上手に「聞き流さ」ないと、聴き疲れしそうな気がしないでもない。(追記)と、思ったが、聴きながらよくよく考えてみると、それってアンプの違いと言うよりも、MDR-CD900STの特徴だと言うことに気付いた。op-dbuf2+SE-215と本アンプ+CD900STで同じ曲を聴き較べると、本当に大げさでなく「同じ曲か?」っていうくらいに違って聞こえる。どっちがいいってのはないのかもしれないが、正直な話、前者の方が好きかもしれない。ただ、聞き続けているとCD900STの鳴り方は癖になる感じがあるんだよなぁ。バランス型改造したCD900STをアンバランスのステレオミニにつなぐアダプタを作らないことには、アンプの違いを検証するのは実際無理だなってことか。とはいうものの、まさに今FET差動HA+TH-7で鑑賞中だが、十分に気持ちよく聞かせてくれているしなぁ~、ヘッドホン(イヤホン)+ヘッドホンアンプばっかりこんなに一杯あっても使い分ける意味も必要もあんまりないのに…。

実際のところ、バランス型がアンバランス型と較べて、明らかに音質的に有利であるならば、バランス型出力とバランス型ヘッドホンというシステムが、もっと「一般化」しているはずだろうと言うのは感じるところ。安物アンプは別にしても、高級アンプにはバランス型ヘッドホン出力が必ずあるとか。現実には、バランス型のヘッドホン自体、ほとんどないし(全くないわけではない)、バランス型のヘッドホン出力を持つ通常アンプなんていうのも、個人的には聞いたことがない。

これで、とりあえず決着してくれるといいのだが、ダメな場合、もう1セット組み直すかなぁ~って感じだが、実際、そこまでやるかどうかは未確定。とりあえず、これで安定してくれればいいが…。もう1セット組んでも必ず完動するとは限らないわけだし。

しかし、2個目を作るというのは、それなりに魅力ではある。1個目での失敗を踏まえて、先回りしながら作製できるわけでより完成度が高くなるのは明らかだし。とはいえ、こうした自作ものって結局、2個目まで作らないとちゃんときれいに仕上げられないってことになるのだと、ちょっと悲しい気もする。結局、1個目でちゃんと作れるように「経験値」を積み上げていくしかないのかなぁ~。

もっとも怪しいのはやはりDual TransitorのBC846DS/BCM856DSを壊しちゃったか、はんだ付けに失敗しているっていうパターンだとは思う。で、それらを取り替えたいところだが、このチップってば、マルツとかでは売っていないのだ。で、調べてみると、MOUSER ELECTRONICSなど北米から日本に送ってくれるお店がある。あるが、送料が2,000円取られるのに対して、これらのチップは1個あたり、それぞれ7円弱と40円弱しかしない。それぞれ20個買っても1,000円しないのだ…。もっと何か注文するものがあればなぁ~ってないよなぁ~。って、そもそもすでにはんだ付けされている8つのチップを基板へのダメージを最小限にひっぺがすなんてできそうにないしなぁ~。まぁ、トランジスタは壊すこと前提で丸ごと加熱すれば、なんとか外せそうな気はしないでもないが。

3,000円の追加投資+基板ダメージのリスクを勘案すると、もう1セット頒布してもらっても、8,000円弱っていうのに俄然コストメリットが出てきたりするので、微妙なところだ。とは言え、すでにMDR-EX500のアンバランス化計画は始動していて、6PINコネクタと4芯ケーブルはマルツにオーダー入れてしまって、これが意外にも3,000円弱のコストで痛かったし…。

う~ん、悩ましいところだ。

(追記)翌朝、連続12時間以上(とはいえ、途中何回か再生が止まったり、アンプのスイッチのオンオフがあったりはするんだけど)、鳴らし続けてみたが、うれしいことに両チャンネルとも元気に鳴り続けてくれていた。昨夜、感じられたレベルがフラフラする感じもなくなって、しっかり鳴ってくれているように思える。これで、安定してくれるといいのだが…。問題は持ち出しに耐えられるか?ってことだな。MDR-EX500をバランス化改造できるのは、多分週末だろうなぁ~、一応マルツには明日パーツが届くんだけど、何とか金曜日の会社帰りにはゲットしたいところ。あわよくば、明日定時退社が出来たら、明日ゲットしちゃうかなぁ~)あ、しかしイヤホンをバランス化することにどのくらい効果が期待できるかは問題だなぁ。

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