音楽
「理解しながら…」改め「FET差動HA」ってことにしようかな
タイトル通りなんだけど、「理解しながら作るヘッドホン・アンプ」の付録基板で作ったヘッドホンアンプ…っていくらなんでも長すぎるし、アンプそのものの形式や性質を表しているわけでもないので、「FET差動HA」って略すことにした。さらには、作者殿への敬意を示すために「ぺるけ式」と前置するのが、この形式のヘッドホンアンプを作成されたり、話題にされている方々の間での習わしとなっているようで、自分の場合、全然その末席にもおこがましくて近寄れないが、その習わしに従わせていただこうと思う。
この「FET差動HA」はその名の通り、FET(ってこれがまた普通にはわからない略語だな…)すなわち、Field Effect Transistor 電界効果トランジスタを使用したアンプってことになる。アンプって「増幅器」のことで、入力された信号を「増幅」するのが仕事だが、小さい入力信号に変化を、大きな出力信号の変化とする機能の一番プリミティブな部分を担っているのが、かつては「真空管」であり、今は「トランジスター」ということになる。そういえば、ちょっと前にトランジスターに代わる新たな「増幅機能」を持つ何かが発見か発明家されたようなことをスラドで読んだような気がしたが気のせいだったかな。
で、ただオーディオ用のアンプでは、この小さな信号を、大きな信号に反映させるときの「正確さ」が求められる。それどころか、入力信号のよくない部分を補正して増幅してくれないか?くらいの勢いで性能を求められる(笑)。そういうわけで、この増幅機能を持つプリミティブなトランジスタだの真空管だのを組み合わせて、より複雑で規模の大きな回路にして、その回路への入力と、増幅結果がより好ましいものになるように、創意工夫が凝らされて「オーディオアンプ」が作製される。大きなスピーカーを駆動するアンプの場合は、それだけ増幅率も大きく、悪い部分も増幅されてしまうので、(逆に大局的には細かいところは大きな音に隠れてしまうという面もあると思う)、それらを補正したりするために、いろいろいろんな付加的回路も付け足されて規模も大きくなりやすい(らしい、っていうか、そんな気がする^^;)。
それに対して、ヘッドホンアンプの場合、逆にそれほどの増幅率を求められないが、ヘッドホンで聴くため、スピーカーで聴く場合に比して、ノイズやちょっとした音の変化に、聴く側が敏感になってしまうため、正確さというか、素直さというか、そういう部分はよりいっそう求められる(と思う…)。
例によって脱線しまくりだな。ま、いいかー。もう少し続けると、このトランジスタを組み合わせた増幅回路部分を1個のICにまとめてしまったものが、いわゆる「OPアンプ」で、このOPアンプのIC一個で複数のトランジスタを組み合わせた回路全体と同じ働きをしてくれる。そういうわけで、自作のヘッドホンアンプの多くは、このOPアンプを使用することで部品点数を大幅に減らすことで作製を容易にして、かつ性能を一定水準以上に安定させることに成功している。
最初に頒布キットで作製したnabe氏の「低電圧HPA」も、LME49721というoPアンプを使用したもので、性能もここで取り上げている通り、個人的には非常に満足している。ところが、この「ぺるけ式FET差動HA」はOPアンプを使っていない。素のFETとトランジスタで回路を組んでOPアンプ相当の増幅回路を実現しているわけだ。こういう実現方法を「ディスクリート」という、まぁ「コンクリート」の逆ですな。
ディスクリートだから、どうとか、OPアンプだからどうとか、言えるような知識や経験はまるでないので、どちらの場合も、それぞれなかなかいい感じに音楽を聴かせてくれる。ただ、ぺるけ式FET差動HAの場合、電源が12Vと言うこともあるのか、出てくる音楽に余裕があるところが、感じる違いだろうか、これはディスクリートとかOPアンプとかには関係ない部分だし。もちろん、この違いの原因が電源の余裕のためなんて、誰も言っていない、個人的な「感じ」でしかないわけだが。
ところで、前々回の記事だったろうか、ちょっと触れたのだが、haiga氏のページで頒布されているバランス式出力のポタアンキットを注文(なんて言っていいのかな?好意で頒布されているキットに対して)して、昨日届いた。実は、このバランス式出力のポタアンって、中身は本ぺるけ式FET差動HAをポータブル化したものだったりする。と言うわけで、本当に低電圧かしているにもかかわらず、この12Vのアンプと同じ効果を得られるのか?あるいはバランス出力によりさらに一歩上をいく音を聴かせてくれるのか?楽しみである。が、届いたパーツを、ちょっと見て、びっくり。前もって作製手順pdfでわかってはいたのだが、チップ抵抗やDualトランジスタチップのなんと小さいことか…。チップ抵抗とか、ごま粒をさらに薄く半分に切ったものより、さらにさらにもうちょっと小さいくらいだ((T-T)。こんなの本当にハンダ付けできるんだろうか?確かに今回作製した基板と比較すると送ってきたプリント基板は1/8もない程度の面積だし…。正月休みに頑張って作り上げられないかと…。
で、今朝iPod 5G 30GBが無事引き取られていったので、試しに MGR-A7をソースに聴いているところなんだが…。iPodで聴いていても、特に不満もなかったし、「やっぱMGR-A7じゃないとダメだな」なんてまったく思わなかったのだが…。それでも、やっぱり、こうして「よりいいソース」で聴くとけっこう違うので、困ってしまう。特に衝撃だったのは、松下奈緒の映画「チェスト!」のサントラから、唯一彼女のボーカルが含まれる「流れる雲よりもはやく」。いつものポータブルセットでは感じたことのない奥行きの深さを感じさせてくれた。彼女の決して上手とは言えないが、きまじめで一生懸命な歌唱が唄のテーマとも見事にマッチして、ただただその「音楽」に涙しちゃうようなそういう感動を呼び起こしてくれる「世界」を垣間見れたようなそんな感じ(って、大げさすぎだな、さすがに)。
う~ん、まぁ、iPodが戻ってきてから、どうするかは考えよう…。
遠近両用とMDR-EX500と自作ポータブルアンプと…
タイトルの最後の「…」は、本当はこの週末に再チャレンジするはずだった「無安定バイブレータ回路」をユニバーサル基板に実装する件だったりする。本当は、今日の午後にでもやるはずだったのだが、いろいろあって来週に延期となった。
第一には台風の影響による天候不良で、いろいろ計画が微妙に狂ったこと、そもそもは新調した遠近両用眼鏡が届いてから、再チャレンジしないと先週と同じ轍を踏む可能性も高いわけなのに、受取が日曜日になっているし。
で、予定外に発生した問題というのが、愛用しているイヤホン「SONY MDR-EX500SL」の断線。実は今までイヤホンケーブルの断線というケースに遭遇したことがなかったのだが、どうも運が悪かったらしく、まだ1年も経っていないのに、MDR-EX500君が断線してしまった。断線箇所はありがちでプレーヤー側のステレオミニプラグ部分の付け根辺り。プラグがL字でなくストレート形状であるため、プレーヤーをバッグにしまうために、コードをプレーヤーにぐるぐる巻きにするのがよくなかったようだ。プラグ部分とコードの付け根の部分が常にL字に曲がってよろしくない力が加わり続けていたのだと思われる。
う~ん、買い換えるしかないか…と思ったのだが、どうも旧機種であるMDR-EX500SLは市場在庫がはけてくるとともに、投げ売り状態ではなくなっているようで、手元のEX500のときみたいに、3,500円ほどで新品が手に入ることはなくなっている。現行機種のEX510も、まだ7,000円以上だし…。で、ふと、おいおい「自作系」に目覚めたんじゃないんかい!?と自問自答(笑)。だとしたら、ここはプラグの付け替えを自分でするべきでしょ?って話になるわけで、せっかくお高いハンダごてとか、いろいろ道具だけは揃えたんだから活用せんでどうする?
そういうわけで、ステレオミニプラグを探して、最終的にはeイヤホンさんでオヤイデのL字型ミニプラグを購入。680円とちょっと高級品。通常のパーツ屋で探すと100円程度らしいのだが。ま、送料無料だし、送料込みで考えるとコスト差はあまりなかったりする。で、土曜日の午後だったか?に注文して翌日にはメール便で届くという手際の良さも、超好感度アップ。
台風一過の好天を期待したのだが、あいにく、ときどきぱらつく感じのどんより天気で、眼鏡の受取に行けるかどうかも危ぶまれたが、正午くらいにどうにか落ち着いたようだったので、出かけることにした(それでも、往路はにわか雨に遭遇してしまったが)。で、生涯初の遠近両用眼鏡にチャレンジとなる。まぁ、遠近両用と言っても、要するに両レンズの鼻寄りの下半分にかけて、徐々に近視向けの度数が弱まってくるように「度数グラデーション」がかかっているってことらしい。で、近くを見る場合は、近視度数が強いと焦点を合わせられなくなるのが「老眼」なんだそうで、寄り目な感じで下向きに眼鏡を通すと、焦点が合わせやすいということ。実際、今その眼鏡を装着しているのだが、なかなかいい感じだ。今まで、目に近いところはまるで焦点を合わせられなかったのが、眼鏡の特定の部分を通して見ることで、焦点を合わせられるというのは悪くない。
ただし、問題ははんだ付けの時などに効果があるか?なのだが…。絶大というわけではないが、一定の効果はあるように思える、というところか。結局、より細かい作業をする場合は、眼鏡を外して、さらに顔に近づけるようにして、作業する必要がある(悲しいかな、お年寄りの方々がよくやっている「あれ」である)。ただ、はんだ付けなどのようにそんなに顔を近づけられないような作業の場合は、新しい近視度数が弱い部分を通して見ることで、前より随分見やすくなったと思う。
そういうわけで、本来ならこの眼鏡で「無安定バイブレータ回路」のリベンジにチャレンジするべきところなのだが、割り込みでイヤホンの修理となった。が、これがまた、意外と細かい作業で、眼鏡の効果を確かめるのには、なかなか悪くなかったかもしれない。要するに、イヤホンのケーブルってあんな細くて柔軟なのに、中にLRステレオ分のケーブル2本分が通っているのだ。スピーカーとアンプを繫いでいる片チャンネル分の2本のケーブルだけ考えても、すごい太さになる(自分の場合、直径1cmほどが2本で片チャンネル分だ)のに、両チャンネル分で直径が1.5mm程度しかないのだから、びっくりである。
で、おそるおそるMDR-EX500のケーブルをニッパーで切断し、外皮をカッターで切り取って、中身を露出させると、いやはや、太さが0.2mm程度でありながら、それぞれ被膜されている線が3本出てきた、ほ、ほ、細すぎるぞ~って感じだ。線には色があって、赤・緑・カッパーとなっている。カッパーは被膜されていないのかとも思ったが、被膜を剥ぐためにガスコンロの火で熱したら、他の線と同様に「燃えた」ので被膜されていたらしい。で、悪戦苦闘して、これらの線をプラグ内部の端子に結わえるのだが、電子工作用に精密ピンセットがあって本当に助かった、っていうかなかったら少なくとも自分にはとうていちゃんとできそうにない。精密ピンセット様々である。
が、お約束というか、なんというか…の大失敗。一旦はんだ付けまで済ませて聴いてみると、「おぉ、ちゃんと音出るじゃん~」さらにはおそらくはプラシーボだが「音もすげークリアになったような感じ」と大喜び。確認のつもりで、media Keg MGR-A7の録音モードで、左右チャンネルを確かめてみた。録音モードにして、左右のマイクを軽くポンポンと叩いてみると…、ガビーン、Lマイクを叩くと右の耳のポンポンと…(笑)。ってことで、思いっきりLR反対にはんだ付けしてしまっていた。ということで、せっかく苦労して結わえてはんだ付けした3本の線をニッパーで切って、残骸をはんだ吸い取り線できれいにして…。ただ、ちょっとうれしいのはさすがに2度目になるとピンセットで結わえるのも、かなりコツがわかってきていい感じにできたことだろうか。まぁ、はんだを掃除するときに熱しすぎてプラグ内のパーツの絶縁用と思われるポリビニール部分が溶けちゃったという問題はあったが。
で、その過程というか、最近自作ネタをいろいろ見て回っている中で、見つけた「単三2本で駆動する自作ポタアン」にふつふつと興味が。っていうか、そこにぶつかる前にはもっと大物が竿にかかってしまうところで危ういところだったのだが、何とかそれを回避できたと思ったところで、小物というか、中モノが引っかかってしまった。それがこれ。nabeさんという方が設計されているもので、これだったらド素人の自分が悪戦苦闘するのにちょうどいいのでは?と思ってしまった。さらに最初「これつくろー」って思ったときには気づいていなかったのだが、委託頒布でキットが販売されているのを発見。これまたド素人には、とりあえずの安心保険になる。まぁ、例によって、パーツをパーにして、再入手なんてことにもなりそうではあるけど。
ということで、実はもうすっかりこのポタアンが完成して、MGR-A7のライン出力→本ポタアン→太めのステレオケーブル→MDR-EX500って感じの構成に決めうちしちゃっていて、ポタアンとMDR-EX500の間のケーブルもヤフオクで落札済(笑)。もちろん、ポタアンが完動するにはまだけっこうな時間がかかりそうなので、しばらくは上記の構成でMGR-A7のアンプ出力からヤフオクケーブルってことになるけど。
ってことで、自作ネタは、この単三ポタアン→「理解しながら作るヘッドホン・アンプ」→自作DACって感じになる予定。あ、もちろん、その前に「無安定バイブレータ」などの初心者トレーニングをいくつかこなさなければならないのは当然として。
ところで、遠近両用レンズの話に戻るが、遠くを見る領域と近くを見る領域のバランスが自分にはなかなか絶妙だったようで、とてもいい感じだ。特に今まで近場を見るときに、まるで焦点が合わなかったのだが、新しい領域を使うことで楽に焦点を合わせられる、まぁ、まさにこれが「遠近両用」ってことなんだろうけど。昔のようにレンズに明らかに「境目」があるってことでもなく違和感も少ない。ただし、眼鏡の全面を使って、全体を眺める場合、たとえばこうして大きめのモニタに何かを書いているときとか、モニター全体はほぼレンズの全面を使用する形で視野に入ってくるんだけど、近場用領域で見た部分で「線が太く」見えるようだ。あるいは、その領域だけ、はっきり見えているせいなのかもしれないが。でも、それが目の疲れの原因になると言うこともなさそう(実際、1時間ほか2時間ほどこうしてモニタを見ながら作業しているが、特段目に疲れを感じたりはしていない)。
もう一つ、別の話だけど、ADELEの「21」に続いて、AMY WINEHOUSEの「Back To Black」のVinylが届いた。これも、ほぼ1ヶ月で到着って感じだ。まぁ、Amazon.comに注文するときは、普通1ヶ月と思って待つのがいいようだ。残念な亡くなり方をしてしまったAMYで、自分的にはヨーロッパコンサートでのごたごたとかが話題になるまでは、ほとんど知らなかったし、気に留めたこともなかったのだが、いきなり天に召されてしまって、実はかなり評価の高い女性ボーカリストであったことを「いまさら」って感じで知った。で、この遺作とも言える「Back To Black」だが、個人的にはそんなにスゴいとかすばらしいとか言う感じは今のところしていない。ま、いつものことながら、「鈍い」ので、真の評価はもうしばらく聴き込んでからになるのかもしれない。
と、言いつつ今日はけっこう聞き続けてみて、ずいぶんその魅力に気づきつつある気はするけど。レコード全体として、ちょうど昔のキャバレーとかの生バンドがあるような「社交場」でエイミーが唄っているのを、一杯やりながらくつろいで聴いているなんて、そんな「くつろぎ感」というか、ノリノリでありながら、どこか心中の遊び心をくすぐられているような、そういう心地よさを感じさせてくれる、そういう作品って思えてきた。聴く側に真剣勝負を挑んでいるわけではなくて、「一緒に楽しみましょうよ」と誘っているような、そういう「世界」を思わせてくれる感じだ。
あ、そう言えば、ADELEの「21」には付いてきたデジタルデータのダウンロード券はなかったな。入っていたら、通勤時も聴いてみたいものなのだが。ま、気に入ったらCD買いなさいってことなんだろう。CDなら、それほど高くないし。(と言っても輸入盤が1,500円か… Amazon.comでは$12なのになぁ~)。
道のりははるか…(自作DAC)とADELEのアルバム
ブレッドボードでは、まぁ失敗はあったが、どうにかうまく行った無安定バイブレータ回路だが、問題はこれをユニバーサル基板上に乗っけるところ。むしろ、こっちがメインであって、このあたりの修行を積まないと、自作DAC(といっても、設計とかはさすがに無理か…、でもいつかはとか少しだけ思っているけど)を作って動かすという目標地点はいっこうにこちらに近づいてきてくれない。
いきなり、結論だが「あちゃちゃ~」の大失敗。まず、ブレッドボードで犯したのと、まったく同じミスを犯すという、ちょっといくらなんでも情けなさ過ぎやろって感じ。すなわち、またまたトランジスタを「左右対称」にはんだ付けしてしまっていた…。一旦はんだ付けしてしまったトランジスタは、「つくる電子回路」にあるように、端子を完全に基板に引っかかるようにかぎ状に曲げて、1mmほどに短く切り落としてしまっていると、ほぼ不可能。はんだを熱で溶かしているあいだにかぎ状に曲げた端子をラジオペンチで伸ばしてから、再度はんだを熱して溶かして引き抜くしかないのだが、三カ所同時には溶かせないし、端子を短く切っていると1本ずつ外すこともできない。結局、そのトランジスタは足からニッパーで切ってしまい、その後1本ずつ残った足をはんだを溶かしながら抜いていった。
その後、基板の空き地に正しく配置して回路を繫ぎなおした。
が、残念ながら、それでもLEDは点滅せず…。赤と緑のLEDを付けているのだが、赤の方が点灯しっぱなし。その後、いろいろ試してどこが悪いのか追い込んでいったりしたのだが、たぶん、電解コンデンサを熱で壊してしまったんじゃないかと思われる。それ以外の要素は、ほぼ排除したつもり。だが、部品をあまり余計に買っていなかった(特にLED)ので、基板の空き地に再度作成することもできず…。ってことで、仕方ないので、再度部品類を今度はそれぞれちょっと多めに注文した。しかし、無安定バイブレータの部品だけ、こんなに注文してどうするの?って感じだ(笑)。ま、いつか何かに役立ってくれるだろう。っていうか、それくらい、いろいろ作ったりいじったりできるようになるのが目標ではあるのだが。
しかし、こんな単純な回路一つ、ちゃんと動くようにはんだ付けできないとは…、道のりは、そうとうに遠そうだ…。
で、まず痛感したのは「目が見えていない」ってこと。年齢なりに老眼が進んできて、近くに焦点が合わない。特に、近視の度が強いと、ダメなんだそうだ。ってことで、メガネを外してやろうともしたのだが、今度は乱視のせいでうまくいかない…。あぁ、さすがにかなりガタが来ているなぁ~、自分のボディ(泣)。
そういうわけで、今日は午前中、「眼鏡市場」に出かけて新しい眼鏡を作ってもらうこととした。う~ん、なんか、結局高いDACでも買えたんじゃない?っていうくらい、びゅんびゅん預金が減っていくぞ(笑)。人生初の「遠近両用」にしてみた。できあがりは来週なので、これでなんとかはんだ付けが手際よくできてくれるといいのだが。とにかく、今のままでは遠近感がちゃんとつかめなくて、はんだ付けにもたもたしてしまうのが、最大の原因だと思われる。特に、それぞれをはんだ付けするだけでなく、回路をつなぐために、スズメッキ線をはんだ付けすることも必要で、熱に弱い電解コンデンサの、それも基板にぴったり付けてある上に、スルーホールだったため、もろに熱がコンデンサ本体に伝わってしまった(っていうか、たぶんはんだが直接触れているはず)からではないかと推測。というか、他の部分はすべてチェックしたり、トランジスタもさらに、新しいモノに換えたりしたが、状況は変わらず、結局あとはコンデンサしかないなって結論。
なんか、こうプログラミングを始めたころ(20年以上前だけど)、簡単なプログラムでもなかなか動かなくて悪戦苦闘していた、あの頃を思い出すなぁ~。ただ、今度は「コーディング」じゃなくて、本当に「モノ」を扱う工作なので、パーツがなかったりすると、いやでもそこでストップになっちゃう。気長にやらなくちゃな。
この後は、例の「電子キット」の「サイン波発生回路」を作ってみる予定。前にも書いたが、これは基板上での配線が付属せず、回路図しかないので、なかなか大変そう。もちろん、まずはブレッドボードで配線を確定しないといけないが、そこまでの手順とかも確立しないと。
で、それが解決する頃には、たぶんもう冬になっているだろうけど(笑)、「理解しながら作るヘッドホン・アンプ」に付属の基板で本の内容にあるヘッドホン・アンプを作ることにする予定。基板に載せるパーツの頒布もホームページで作者の方がやっていたので、それを利用させてもらうことにしようと思っている。
話が、がらっと変わるが、ThorensのTD-190+GK30Eでアナログレコード再生環境が整ったときに、Amazon.comに注文して老いたVinyl2枚のうちの先に発送されたADELEのアルバム「21」が今週届いた。ほぼ1ヶ月かかったことになる。思ったより、届くのに時間がかかったなって感じ。前回は2週間ほどで着いたのだが。で、びっくりしたのはレコード盤の品質の劣悪さ。ちょっと日本では考えられない感じだ。第一に、新品なのに盤面に指紋があるし~(笑)。第2に盤そのものが非常に分厚くて、大昔のレコード盤て感じ、いや、もしかして2枚貼り合わせてある?って気がしないでもない。で、盤面には削りかすみたいなモノなどが散りばめられてるし、極めつけはセンターホールがちゃんと空いていない!?。プレーヤーに初めて乗せるときに、えいやっと押し込まないと入らないのだ。プレーヤーの方は大丈夫だろうか?って心配になる。
アルバム自体は、評判通り、パワフルなボーカルでノリも悪くないし、聴いていて気持ちいい。レコード盤は危なっかしい感じだったが、演奏や編曲、録音自体はちゃんとしていて、いいでき。この週末はこればっかり聴いていた。
もう一枚のエイミー・ワインハウスの方はどうかな?同じような品質のレコード盤なんだろうか。日本だったら、間違いなくクレームモノだと思うのだが。あー、ちなみに同じアルバム(Vinyl)が(ADELEの方)、Amazon.co.jpでは、3,000円弱で売られているが(import盤)、エイミーと合わせて送料込みで3,000円しなかったと思うので、「すぐ」に欲しいって言うのでなければ、Amazon.comで買った方が断然お得だ。まぁ、この円高がどれだけ続くのか?続いてしまって、日本は大丈夫なのか?っていうのはあるのだけれど。
そういえば、ジャケットの中にPINコード付きのカードが入っていて、そこにあるアドレスでPINコードを入力すると、アルバムの楽曲がMP3/320kbps で全曲ダウンロードできるようになっていた。まぁ、実際はwavファイルであってほしいところだが。それほど気張って聴くのでなければ320kbpsでも、それほど問題にはならないだろう。って、気が利くね~、日本のアルバムも同じようなサービスをやっているのかな?
で、このところ新しい楽しみにかまけて、ついつい写真がおろそかになっている。今週も、どうも雨がちというか、傘を持って出ないといけないことが多くて、あまりカメラを持って出かけられなかった。だが、どうもOLYMPUSがViewer2をバージョンアップして、ドラマチックトーンとかを、そのアートフィルタを持っていない機種のRAWファイル現像でも適用できるようにしたらしいというニュースをみて、早速使ってみた。
ところが、例によってオリンパスの「ケチくさい」病は、なかなか不治の病のようで、なんと、E-30/E-600のフォーサーズボディのRAWファイルでは、これらの新しいアートフィルタを適用できないのだ。xD-Pictureカードとパノラマ機能の時にもそうだったが、この何か、微妙に「底意地の悪い」ケチ臭さは、簡単には治らないようだ(っていうか、そういうあたりがユーザーをきわめて不快にさせるってことを軽視している「お偉いさん」がいるんだろうな~と予想)。
一応、E-P1もあるので、こちらは素直にドラマチックトーンを適用できた。自分の場合、ジオラマが活かせそうな写真をほとんど撮らないが、今度から注意して取ることにしょうかなって気がしたりもした。
Vinylいろいろ
う~ん、困ったことに(っていうか、別に困らなくていいけど)、導入したアナログレコードの再生システム(って言ってもThorens TD-190+GK-03Eだけなんだけど)の音がとっても気持ちよくて、Vinylばっかり聴いてる。これは、アナログレコードだからという「メディア」の問題ではなくて、むしろ再生装置の優秀さなんだろうなって気がしている。オーディオってこれだから困ったちゃうんだ。デジタル再生もこのレベルにしたいと思っちゃうからなー。(いいDACとか、20万とかするんですけど~)
で、せっかくだからとVinylの新譜を購入。一つは、「1999 Grammy Nominees: Rap」という輸入盤。一応、中にLauryn Hillの曲が入っていたのが主な理由。基本、ヒップホップははそれほど好みではないのだがHillだけは別かな。っていうか、女性ボーカルラップは、そもそも嫌いじゃないかも。届いてみてびっくりしたのは2枚組だったこと。聴いてみた感想は、正直可もなく不可もなくって感じかな。時々、聴くことは聴くだろう。といいつつ、まだ各面一回しか聴いてないけど(笑)。
次は、邦楽で「TEENS FILM」で、アーティストは「カジヒデキとリディムサウンター」。カジヒデキは一応聞いたことある名前だけど。何しろ、邦楽のVinylは選択肢が少なすぎて…。本当は、阿部真央、矢井田瞳、ステレオポニーあたりが限定でいいから出してくれているとうれしいところなんだけどなぁ。で、「TEENS FILM」だが、正直けっこうショボイ。曲調とか、ノリとかは何となく嫌いじゃない方向性だと思うのだが。アレンジというかレコーディングというか、どうもユルすぎて、聴いていて気持ちいいってところまで行かない。一応、いま3回目くらいかな、聴いているけど、やっぱレコーディングがダメなんだろうなぁ、おそらく。
で、後はAmazon.comにオーダー中のAdeleの「21」と、Amy Winehouseの「Back To Black」まで、新譜はお預け。そういうわけで、30年ぶりのVinylたちをターンテーブルにのせていくわけだが。
やはり、驚くのはとみたゆう子の完成度の高さ。結局、手持ちの4枚のVinyl,
- COLOURS
- DEUX
- classical heart
- Shampoo
を全部聴いてみたのだが、どのアルバムもこれから先何回でも聴いちゃうこと、確定だなぁ~。もちろん、自分の嗜好のど真ん中だっていうのが、その理由の大半ではあるけれど、アルバムというか音楽?いや、音声によるエンターテイメントというか、聴いて楽しむ作品として、こうして「ちゃんと再生」すると、本当によくできているというか、もう言い尽くした言い方だけど、聴いていて気持ちいいのだ。まぁ、本当はApple TV経由で、このレベルで再生できたらどんなにいいだろうとは思うんだけど…。ただ、まぁ前も言ったように、こうして「形式美」の中で聴くからこそ感じることができる良さってことなのかもしれないし。これだけ気持ちいいと、ジャケットから出して、ターンテーブルに乗せて、おもむろに腰掛けて演奏が始まるのをゆったりと待つというのも、それほど苦にはならない。
さらに、はずかしいところで、実は早見優のアルバムも、けっこう所蔵していたりするので、そちらも聴いてみたのだが、うれしい発見が…。彼女の何枚目くらいのアルバムになるのかは、覚えていないのだが「MUSIC」という、まぁ、なんとうか、安直なタイトルのアルバムがある。
これが、かなりいいのだ。当時のちょっとしたブームだったような気がするが、名の売れたアーティストたちが書いた曲がいっぱい収録されているのだ。さらには、ほぼ全曲アレンジは、伊藤銀次なので、これで自分のツボにはいらないわけがないという感じ。実際、彼女のちょっと特徴的なボーカルの感じも手伝って個性的かつキャッチーなアルバムに仕上がっている。これも、たびたび聴きたくなるVinyl二なりそうな感じだ。
ところで、右のジャケット前にあるのは、レコードクリニカという湿式クリーナーの液なのだが、どうもクリーナーへの充填のあんばいが、何回やってもつかめなくて、あっという間に一本使い切ってしまった。いっつも、ビタビタにしてしまうのだ。で、次に加減したつもりで少なめに注入するのだが、なかなかクリーナー表面まで湿り気が浸透してこないもんだから、放置したまま、気づくと蒸発してしまって、またカピカピってことになってしまっている。なんか、もうちょっとどうにかならんのかな~って感じだ。そういうわけで、2本目を買ってきたのだが、ついでに針先をクリーニングするスタイラスクリーナーも買ってきた。こちらは、なんか一生なくならないんじゃないかって感じだ。
この瞬間は、大沢誉志幸の「まずいリズムでベルが鳴る」(アルバム)を回していたりする。全然、期待していなかったのだが、かなりいい感じだ。と思ってつらつら思い出すと、このアルバムはレンタルで借りて聴いて気に入ったので、なんと買ってしまったという曰くもあったな、レコードプレーヤーも持っていなかったくせに。
「I LOVE YOU」オフコースと「2222年ピクニック」チューリップ
どちらも、同名タイトルのシングル曲があるが、ここではアルバムの話。前者は当時自分がオフコースのファンだったので、自分で予約購入までしたアルバム、後者は実は自分のものではなく引っ越した友人の置き土産。
で、2枚のVinylを続けて聴いている(後者はまだSide-Aの途中)ところなんだが、悲しいかな、自分で買った「I LOVE YOU」のやっつけ仕事具合が目立つ悲しい感じ。まぁ、当時オフコースは鈴木康博の脱退が決まっていて、気もそぞろっていうか、その後どうするか?って感じだったのかもしれない。まぁ、それほど経たずにオフコース自体は解散することになったと思う。で、買った当時も、しばらく経つとほとんど聴かなくなっていたと思うし、今回所蔵レコードを漁ってみるまでほとんど意識に昇ってこなかったのも頷けるって感じだ。
それに対して、後者の「2222年ピクニック」は実は今回聴くのが初めて。いや、しっかり作ってありますね。っていうか、これが普通だけど。財津和夫ソロの曲っていうか、チューリップ=財津みたいなイメージだったけど、こうしてバンドとして聴いてみてもいい感じだ。
そう言えば、オフコースの最初のアルバム「僕の贈りもの」は、この「I LOVE YOU」に比較すると断然よかった。いろんな意味で「古い」のだが、そんなことは関係ないよ、って感じのなんか普遍的な「ものづくり」の気合いを感じさせる感じというか、聴いていて、ふと入り込んじゃっている自分に気付くような、そういう良さがあったんだけど。「I LOVE YOU」に関しては、むしろ疎外感を感じさせるような、「どうでもいい」って言われているような、そういうはねつけられている印象。
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