音楽
Vinyl Record って。
で、アナログレコード再生環境がほぼ整ったので、自分の数少ないコレクションから、適当にっていうか、とりあえず印象の強さと、「もしかして」という直感に基づいて、チョイスしてターンテーブルにのせてみたりしている。で、気付いたのは、悲しいことに傷んでしまっているものもあるという事実。と言っても、保存状態の問題ではないのが悲しいところ。保存状態も特別なことはしていなくて本棚の奥にしまってあっただけではあるが、幸い、ジャケットが色あせたり、シミが付いていたりするくらいで、保存状態が原因で中のレコードにダメージが及んでいることはなさそうだった。
しかし、1枚だけ、かけてみてちょっと悲しい気分になったのが、中森明菜のファーストアルバムの「プロローグ」。記憶が定かでは無いのだが、多分割と長いこと知り合いに貸していたような気がする。そう言えば、相当聴き込んだと言っていたような気もするが、このアルバムだったかどうか、本当にそう言っていたかも曖昧模糊…。だが、歴然としているのは、再生される音が、かなり悲しい感じだと言うこと。なんか、下手するとカセットテープより悪いかも。多分、ろくに調整されていないプレーヤーでがりがり削りながらかけていたんだろうな~って感じ。レコードの溝がもうほとんど摩耗でつるつるになってるんじゃ?って感じだ。これが、見た目には全然わからないから困ったもの。最初は、やっぱり、新人のアイドルのファーストアルバムなんて、こんなものかとも思ったが、さすがにそういうレベルじゃない…。
で、結局、最初の2曲くらいで、耐えきれずに聴くのをやめてしまった。怖くて、セカンド以降のアルバムはまだ聴いていない(笑)。
ところで、ターンテーブルを載せてある棚というか、ラックというか、かなりの安物で、振動の影響を受けやすいターンテーブルをそのまま載せるのは心配だったので、少し無理して御影石のオーディオボードを下に敷くことにした。45cm x 35cmで、厚さは3cm。だが、重さはなんと13.2kgもある。かなり、気分の問題という感じだが(それにしては、そこそこコストはかかるんだけど)、実際、はっきり違いが感じられたわけではない。って言うか、ある場合と、ない場合をちゃんと比較して聴いていない(笑)。
繰り返しになるが、レコードが傷んだりしていない限り、音質的にはCDなどの近代的再生メディアと比較して、特別劣るところはない。大きく違うのは、やはり「使い勝手」ということになるだろう。
が、おもしろいもので、CDにはCDの、レコードにはレコードの「聴き方」というか、聴く側の心構えというか、気持ちの持ちようというものがあるようで、レコードを聴くときに、ランダムで聴きたいとか、今の曲をもう一度戻って聴きたいとかあまり思わないのだ。と言うか、アルバム1枚が、コンサートの1回分、レストランのフルコースみたいな、「一連のもの」として、通しで味わうべきもので、単品それだけとか、その曲の時だけ会場に入ってきて、1曲終わったら帰るとか、そういう接し方が、どうもそぐわない、そんな感じなのだ。盤面の裏返し、それさえも、なんか「聴く」という行為の一部って、思えてしまうような。ま、一種の「形式美」ってことなんだろう。
また、こうして、一応それなりの再生環境を整えると、学生時代にいかにしょぼい「音」を聴いていたかが、よくわかる。もちろん、今の環境も、ちゃんとした人のちゃんとした環境に比較したらしょぼいのだろうけど、それでも自分が学生の頃に聴いていた音と比較すると雲泥の違いがある。どのレコードを聴いても、今更だが、こんなにいい「音楽」だったのか~と思ってしまう。ま、若い頃は、今では枯渇し、すり減ってしまった、それを補う想像力があったのだろうけど。
で、前回はとみたゆう子の「DEUX」だったのだが、今回はつちやかおりの「フレグランス」。つちやかおりは、最初の「金八先生」に生徒役で出ていて、その後、しぶガキ隊の布川敏和と結婚した人。すごくちっちゃくて今で言うと矢口真里みたいな感じだろうか。で、当時のアイドルらしく歌手というわけではないが曲を出していた。で、この「フレグランス」だが、オフコースの鈴木康博がプロデュースやアレンジを担当していて、ボーカルはあくまで「アイドル」級だが曲やアレンジなどはなかなかかっこいいのだ。
今聴いてみても、なかなか悪くない。やっぱりギターがかっこいいねって感じ。残念ながら、いかにもアイドルって曲も、多分に含まれるので、その手のものがダメな人には、全曲聴くのはつらいかもしれない(笑)。自分はむしろ嫌いじゃないので(笑)。
お次は、外さないところで、中島みゆきの「予感」。これも、相当昔のアルバム。まぁ、中島みゆきの初期のころのものと言っていいんじゃないだろうか。「ファイト!」とかが収録されていて、当時けっこうガツンとやられたものだ。中島みゆきに関してはわざわざVinylで聴かなくても、ファーストアルバムから普通にCD化されているだろうけど、こうしてVinylで聴くと、前述のように「気分」が違ってくるからだろうか、「気合い」みたいなものが聴く側にみなぎってくる気がする。やっぱり、よくできたアルバムを、こうしてレコードで聴くというのは、その全体がセットで「体験」だね。単に、1曲1曲を聴くことを束ねただけとはなんか違う。
んで、ここでまた、とみたゆう子に戻る。DEUXの後に出た3rdアルバムの「Classical Heart」だ。DEUXの相当に良かっただけに、かなり期待された1枚だったが、当時の自分の感覚ではちょっと肩透かしを食らったというか。あれ?こんなもん?って感想が強かった。しかし、今こうして聴いてみると、確かにあの頃聴いたのと同じ曲だし、同じアルバムなのだが、ちょっと印象が違う。音質というか、聞こえてくる楽器の音が違うからだろうか、いいアルバムだと思う。セカンドの「DEUX」からの流れ的にも、ある意味文句の付けようがないデキなのだ。まぁ、当時は再生機器という意味でのハードウェアの面も、聴く側の経験値という意味でのソフトウェア面でも、今とは随分違っているからなぁ。とりあえず、再発見という意味では、とてもいい体験をさせてもらった。とみたゆう子のファーストから4枚のアルバムは残念ながらCD化されていないようなのだが、なんでだろうな。YouTubeでもけっこう人気あるみたいだし、そこそこ売れたりはしないのかな。ってことで、この4枚のVinyl たちは大事に聴いていかなくてはいけない。どっかのタイミングでノベタンの1ファイル(じゃないか、A,B面の2ファイルか)でデジタル化しておかないといけないかもしれないな。
ところで、これに限らないがDEUXのB面の「ラスト・シーン」などに、彼女の高音かつかなりの声量というのか、おそらくdB的にも跳ね上がる部分があるのだが、今まで友人のステレオセットで再生し、カセットテープに録音したものでは、この部分がゆがんで、というかつぶれてというか、いかにも、何かが飽和してしまって「こ、これ以上は無理っ」て感じなのだ。もちろん実際の波形を見たわけじゃないのでよくわからないが、とにかく明らかにちゃんと再生できていない部分があった。長らくちゃんと再生できていないのか、ちゃんと録音できていないのか、はたまたちゃんと聞こえていないのか、実際のところは、定かではなかったのだが、今回こうしてまともな状態で再生してみると、ちゃんと再生できていることに気付いた。
っていうか、本当は短いケーブルでフォノイコライザーがアンプその他のケーブル類がウジャウジャあるところのすぐそば(っていうか、もうその中っていうくらい)のときは、何とか位置を探して、まともに再生できていそうな感じでごまかしていたのだが、それでも、この部分はかつてのカセットテープと同じく「歪んで」再生されていたのだが、「classical heart」を聴いていたら、同様に歪んでいてもおかしくない部分がちゃんと再生できていることに気付いた。それで、もしかするとレコードのせい(レコーディングのせい?レコードが傷んでる?)なのかと思い、DEUXを聴き直してみると、こちらも問題なくなっていたのだ。このときは(そして、未だにそのままだが)GK03EとSR5005は、一応単体つるしの売り物ではあるが、オーディオ用とは言いがたい、Victor製のAVケーブルで接続し、いかにも悪そうなケーブルジャングルから、そこそこ離してある。ちゃんとしたケーブルが届いたら、もう少し離して配置したいとは思っているが。ってことは、あの歪みはフォノイコライザーとかフォノアンプとかの性能なんだろうか。っていうか、とみたゆう子のアルバムのあの部分はそれなりの環境じゃないとちゃんと再生できないくらいのレコーディングになっているってことなのかな?にわかには信じがたい気もするが。
で、次に試したのが、小山卓治の「ひまわり」。これも、買ったときに聴いたのとは、まるで印象が違ってちょっとびっくり。友人のステレオセットで聴いていたのだが、もしかすると、もう随分機器自体がくたびれていたのかもしれない。彼がそのステレオセットを買ったときから使わせてもらっていたから、当時ですでに何年か経っていたが、針やカートリッジを替えたという話は聞いたことがない気がする。
で、「ひまわり」だが、これがまた何回でも聴きたくなるくらいいい感じで驚き。まぁ、基本的に自分が気に入ったアーティストのものしかないわけだから、ハズレがあまりないのは当たり前なのだが。ハズレがない以上に、期待の線を大幅に超えていいものがたくさんでうれしくなるというか、Vinyl再生のハードウェアへのそれなりの投資が報われた感じで、ちょっとウキウキ。まぁ、その友人が引っ越してしまってからは、手元に再生環境がなかったので、もう10年以上も聴いていなかったこともあって「新鮮さ」特需もあるし、さらに言うと、これの方がありそうだが、いわゆる「郷愁」点というのが、かなり上乗せされるというのも大きいとは思う。
あ~、そう言えば、伊藤銀次の「Baby Blue」も聴いたんだった。これも自分にとっては、永遠のお気に入りみたいなものなので、外しようがないのだが、それでも、やはりこうしてレコードを聴くというスタイルで聴くとまた雰囲気というか、感じ方が違う。
ところで、こうして「Vinylを聴く」っていう、行為そのものが楽しくなっちゃうと、新譜も欲しくなる。そこで、amazon.co.jpと、amazon.comで、どんな感じなのか、少しうろうろしてみたのだが、まず国内盤のアナログレコードは、とにかくお寒い限り、というか、基本的に新譜のアルバムがアナログレコードで発売されると言うことは、ほぼ完全にないらしい。シングルとかの「企画」ものとしては、ちらほらと出てはいるが。とりあえず、まぁCDと比較すると、本当にちょっとしかないのは確か。一応、その中で、もしかすると?と思えるものを少しだけオーダーしてみた。届いたら、何かしらの感想を書けたらいいなと思う。何もなかったら、それこそ可も無く不可も無くってヤツだったってことだろう。
ところが、これが洋楽となると、様相が一変する。全部とは言わないが、けっこうな割合でCDで出ているヒット作品は、Vinylでも出ているのだ。残念ながら、Vinylの方がけっこうお高い(と言うか、CDの方が驚くほど安い)のだが、それでもうらやましい限りで、見ていると、あれもこれもと試したくなる。何しろ、実はglee以外、洋楽をまったく聴かない人なので、何もかもが新鮮なのだ。で、とりあえず、多分ここのところ、かなりホットなんだろうと思われる、Adeleの「21」とAny Winehouseの「Back To Black」をオーダーした。これらはamazon.comの方なので、届くのはおそらくお盆の頃になると思われる。例によって気長に待って、忘れてしまった頃に届くというサプライズとなるのだろう。それまでに、今のVinyl熱が冷めていなければいいけど(笑)。
【追記】メール便だったこともあって、発送後なかなか届かなかったGK03EとSR5005をつなぐ予定のRCAケーブルがようやく届いた。長めの1.5mを2本だ。上にも書いたVictorのAVケーブルと交換して、ついでにせっかくそれなりの長さがあるので、もう少しアンプ類から離して配置しようというもくろみ。で、さっそく、ケーブル交換して、ターンテーブルの右側にアンプ類、左側にGK03Eという感じに配置した。で、さっそくDEUXを聴いてみると…。あれれ?またなんか低音部に、例のブォ~ンって振動音が…。どうも、ターンテーブルのアース線が、ターンテーブルの出力ケーブルのコネクタ近辺(おそらく被膜されていない部分)に触れることで発生しているようだ。このあたりの仕組みはよくわからないのだが、それぞれ同じところから生えていて、L, G, Rと横一列に並んでいる端子に接続するわけだから、変に動かしたり、触ったりすると何かの拍子で接触しやすかったりするので、ちょっと微妙だ。まぁ、フォノイコライザーなんて一旦設置しちゃうと、そうそう動かすものじゃないから、あまり問題にはならないのかもしれないが。
で、そのあたりの問題を排除して、再度聴き直してみると、プラシーボな気もしないではないが、かなりいい感じだ。例のとみたゆう子のファルセットの部分(?)なんか、良すぎて、ちょっと涙ぐんじゃうくらい。さっきまでは、そんなことは無かったから、きっと改善されたんだろう。なんか、いよいよVinylの方がデジタル系の再生装置よりも「豊か」に再生できるようになっちゃってきてる気がする…。
とみたゆう子 DEUX
あまり考えたくはないのだが、このアナログレコードを買ったのは、多分31年前だ。時期的に考えても「ちょうど」31年前って感じではなかろうか。昨日は神奈川からレターパック500で発送された合研LABさんところのフォノイコライザーGK03Eなのだが、午前中に発送していただいたお陰で、なんと本日午後には飯塚に届いていた。
1回目の不在配達をするまでは、配達時刻の変更はできないという、意味不明のJPの制限には手を焼いたが(何しろ、配達しても留守だから夜に配達してくれって、こっちは親切で言っているのに、できないの一点張り。本当にまだまだお役所体質だね)、どうにか帰宅後、受け取ることができたので、さっそくTHORENS TD190→GK03E→SR5005とつないで、どんな感じか聴いてみることにした。
あ、もちろん、TD190の方はトーンアームのバランスや針圧調整とか、いろいろ簡単に調整はすませてある。で、はてさて一発目として、何をかけるのが適当か?ま、実はあまり迷うことなく、掲題のとおり、とみたゆう子のセカンドアルバムであるDUEXになった。実は、大学に入って、自分で初めて買ったレコードがこれだったのだ。もちろん、それまでに、山口百恵のEPとか、いっぱい買っていたし、あ、岡田奈々とかも買ったなぁ~、青春の坂道、まだあるかなぁ~。後で探してみよう。本当の意味で「自分で買った」と言えるのは、このレコードが最初であるような気がするのだ。
で、感想だが、やっぱり「いいねぇ~」って素直に言える。比較対象は、CDプレーヤーと、後はApple TV経由のApple LossLessの再生くらいだが、ぜんぜんまるで引けをとらないと言っていいだろう。いや、むしろこっちの方がいいのかも?と思わせる。やっぱり、ちゃんとした再生装置でレコードも再生してあげないといけないんだなぁ。かつてレコードからデジタルデータを吸い出すためだけに買ったパイオニア製だったろうか、1万円未満の「おもちゃ」とはまるでちがう。実のところ、もしかして、あのプレーヤーと、そんなに変わらない「レコードの限界」みたいなものがあるのだとしたら、かなりショック(お金の無駄という意味で)だと思ったのだが、完全に杞憂だった。っていうか、今でも多くのマニアの方々がデジタル化によって、無情にもカットされる高音域、低音域というのがアナログレコードではちゃんと再生されるってことで、アナログレコードで音楽を聴いているワケなんだしね。
ただ、ちょっと失敗したのが、GK03EとSR5005をつなぐRCAケーブル。ケーブルが音に及ぼす影響については身にしみていたので、前もってそれなりのオーディオ用のケーブルをヤフオクで(これまた中古なんだけど)入手していたのだが、いつものように50cmペアにしたのだが、実はアンプの上にスタックしている装置と違いレコードプレーヤーは、ちょっと離れたところに置かなくてはならなかったのだ。で、全然長さ足りないし…。その上、GK03Eが電気的な外的影響をかなり受けるようで、なんかハウリングみたいな共鳴音が再生音に混じるというか、再生音を圧してしまうくらいの音になったりと、よろしくない。しかたないので、ちょっと高いけど、1.5mペアを別に注文してしまった。
ま、そういうわけで、音質というか、自分が聴くレベルでは、CDプレーヤーでの再生(CDプレーヤーのDAC)、ネット経由でのロスレス再生(SR5005のDAC)と較べて、まったく問題ない、問題ないどころか、こんな自分でも、こっちの方がいいかも?と思えるくらい。これはなかなかの収穫だった。今後、手持ちのレコードを徐々に聴いていくことにしよう。
と、ここまで書いたところで、なんとサブウーファーのオートセーブが発動して「ボスッ」と言う音が…。あーうー、なんとSR5005がDIRECTモードになっていなかった。だから、なんか音が厚いなぁ~っていうか、っていうか太いなぁ~っていうか、針圧の調整がいるのかなぁ~って思っていたのだが…。本当に、それっぽいこと書いていても、せいぜいこんな程度だな、自分的に(笑)。
再度、B面をPURE DIRECTで聴き直し中。これこれ、SM6001SA/KAIの分解能の良さというか、それぞれの楽器が目に見えてくるような感じがよみがえってきた。音量小さめだと、最初のSR5005でイコライズされた音も悪くないのだが、こうしてダイレクトの音をボリュームをちょっとだけ上げて(本当はもっと上げたいけど、23時になりそうだしね)みると、基本的には好きな音楽はこっちで聴きたいねって思わせる。
とりあえず、今夜はまだ試しに鳴らしてみたって感じ。ケーブルの件と、別途注文したオーディオボードが届いてしっかり設置して再度気合いを入れて鳴らしてみようと思う(ま、今の感じでも十分満足なんだけど…)。
あ~、そう言えば、気持ちよくきくために「ジャケットスタンド」みたいなものが欲しくなったなぁ~、完全にアクセサリだけど(笑)。
最近の音楽CDの収穫
とりあえず、不安定だったMM7025から、安定的に働いてくれるSM6100SA/KAIに変更してから、かなり気持ちよく自室で音楽鑑賞できている。前にも書いたように、MM7025初体験時の衝撃というような感じではないのだが(そう言う意味では、MM7025もいつかちゃんと導入してみたいとは思っていたりするけど)、いわゆるモニタ視聴に近いようなクリアで正確な「鳴り方」に聞こえる、いまの感じもかなりのお気に入りで、けっこう遅い時間でもできれば音量大きめで聴きたいっていうか、聴いてるけど…、なところ。
しかし、そうなると、いつものことだが、またぞろ、今度は音源に興味がいってしまう。特に今回はリビングのMac mini上のいえでもっとも古いiTunesライブラリを共有して聴いているのだが、これには、まだiPodが第3世代だったころの、下手すると128kbpsAACの音源なんかもあったりする。途中から、ほとんどはApple LossLessになっているのだが、古いものの中にはレンタルして、128kbpsでリッピングして、そのままなんていうのもあったりする。
で、今回気になったのは、まずは高杉さと美の「garden」というファーストアルバムかな、多分。昔のヒット曲のカバーとかもあって、いい感じだったし、オリジナル曲もシングルとしてそれなりにヒットした曲でいい感じだった。ってことで、例によってAmazonで中古をさがしてレンタル落ちを1円+送料でゲット。勢い余って、セカンドアルバムの「Prism」も、こちらはもう少し値が張ったがゲットした。したのだが、ちょっと残念感かな。基本、ボーカルにそれほどインパクトがないし、曲も平凡なので、個人的にはそれほどでもない。
続けて、これも発売と同時に、おそらくレンタルしたんだけど、圧縮音源しか残っていなかった、平家みちよ改め「みちよ」の再出発アルバムの「JECICA」もゲット。もともとのアルバムの曲は本当に彼女の「生」の感情が塗り込められた作品で、レベル的に「いい悪い」とかいうものを越えて、そういう「想い」が記録されている作品になっているところが気に入って、一時よく聴いていた。驚いたのは、どういう経緯なのかは知らないが、アルバムタイトルに(2nd Edition)の文字が追加されて、聴いてみると、オリジナルバージョンとはまるで録音の感じが異なっていること。どちらかというと「Unplugged」を意識したような、もちろんぜんぜんunpluggedではないのだが、非常に生々しさの残る、いい録音になっている。これは、そうとうな「収穫」と言っていいんじゃなかろうか。
鬼束ちひろの「剣と楓」は、なんか予感があったので、迂闊に予約とかせずに、まずは楽天レンタルで借りて聴いてみた、とても残念なことに、自分のあまり当たらない予感が的中してしまい、買わなくてよかったかもって感じ。amazonでの評価はそれほど悪くないのだが、どうも自分が彼女に求めているものは、いわゆる鬼束ちひろファンの人たちとは違うみたいだ。LASVEGASやDOROTHYの方が、かなり自分的には彼女に求めているものに近いと思う。
最後に、阿部真央の「素。」なんだけど、これは、かなりかなりかなりの満足。これは、発売を知ると同時にかなり早い段階で予約していたのだが、大正解だった。彼女のつたなくはあるが、せいいっぱいの「伝えたい」気持ちを込めた「言霊」を、これでもか、これでもか、と浴びせかけられて、超満足ってところだ。一種、女王様と下僕みたいな(笑)。基本、心中の何かを、上品に唄っちゃうものより、唄っている本人もよくわかっていないし、消化もできていないんだけど、とにかくゲロみたいに吐き出したいんだ~って唄が好きかな。まさに彼女のゲロはなかなかすさまじい。スカトロ嫌いの自分にもその良さがわかりまくりって感じだ。
MEDIA keg MGR-A7(MG-F5xxの内蔵フラッシュのばかやろー)
先週の週末、glee: The Music VOL1-3が届いたし、そのほか、手嶌葵とか、たまっていたCDのリッピングをMEDIA kegに格納しようとした。しばらくは、micro SD 32GBの方に好きなアルバムを入るだけ入れて、それをランダムに再生する感じで満足していたのだが、4月に miwaの guitarissimoは、そればっかりリピートで聴いていた。そこに glee: The Music VOL.4が割り込んで、その2枚を収録順にリピートでって感じになっていたら、なんだか、新譜があるうちは、むしろ最近入れたアルバムを収録順に聴くって感じがしっくりくる感じになってしまっていた。
きっと、新譜が(って、世間的に新譜というわけではなくて、自分にとっての「新譜」ってことなんだけど)あるうちは、この感じがいいし、新譜が続けざまに増えちゃう場合は、しばらくすると「最近追加した曲」のランダムって言うのがしっくりくる。
で、そうなると、microSDの32GBもは必要なくて、MG-F516の内蔵16GBで事足りる感じになってくる。まぁ、目先を変えたいとか、普遍的なお気に入りのランダム再生も捨てがたいので、micro SD32GBがまったく要らないというわけではないのだが、基本的には新譜の数枚程度を順番通りにリピートでだいじょうぶってことになる。
そういうわけで、guitarissimo, glee:The Music 1~4 , 手嶌葵の「虹の歌集」, 伊藤由奈のベスト, あたりだったかをMG-F516の内蔵フラッシュにコピーしようとしたのだが、何しろ、この内蔵フラッシュにコピーするのはかなり久しぶりだったせいで、こいつの扱いが一筋縄ではいかないんだと言うことをすっかり忘れていた。
NASに保存してあるwavファイル、アルバム数枚分をUSBで接続したMG-F516の内蔵フラッシュに一気にコピーしようとしてしまったのだが、もちろん、そんな「お気軽」コピーを許してくれるはずもなく、それほど待つまでもなくハングアップ。コピーしているfile explorerはプロセス終了すらもできなくなり、デバイスの取り出しもきかない。しかたないので、強制的にUSBのコネクタを外すと、本体の方は起動さえしないという始末。本体リセットなどを試みるが、おそらく内蔵フラッシュのファイルシステムが壊れてしまったらしく、読み込み途中で起動をあきらめてしまう。ここまできて「あ~、そう言えば、MG-F5xxの内蔵フラッシュってこういう感じだった~」と思い出した。
結局、KENWOODのサイトから、MG-F5xxのファーム書き換えソフトをダウンロードしてきて、最新ファームの書き換えと同時にストレージのフォーマットをやって…。ってことで、どうにか復活。したと思ったのだが、月曜日の朝、電源を入れると、やっぱり起動しない…。
で、会社から帰って、もう一度ファームウェアの入れ直し、メディアのクリア&フォーマットをしたりするのだが、やはり次の日の朝になると調子が悪い。復活したように見えても、起動に非常に時間がかかったり、再生中に1分以上も次の曲に移らず、やっぱりダメかと思った当たりで、突然再生が始まったり…。いよいよハードウェアがダメになったのかなぁ~と言う感じ。内蔵のフラッシュがリカバリー不能なダメージを負ってしまったんじゃないかと判断するしかなかった。
で、このMG-F516の次は、音質に定評のあるSONY WALKMAN の現行Aシリーズの64GBモデルであるNW-857にしようと考えていた。内蔵フラッシュが64GBもあって、なおかつATRAC Advanced LossLessが使えるので、現在の16GB+32GBにwavファイルで保存するのに比較すると、保存可能曲数が格段に増えるだけでなく、様々な利便性の享受も可能になると考えられるからだ。
しかし、いかんせん約30,000円の想定外出費はかなりの打撃だ…。無理ではないが、できれば避けたいところだし、そう思っていろいろ調べていると、いろんな意味でSONYのWALKMANという選択は、いかにも自分らしくない。さらに、音質についても、プラス評価ばかりでもなく、個人的な好き嫌いのレベルではあるが、マイナスな評価もちらほらと見受けられる。というわけで、すんなりWALKMANへと移行できず、どうしたものかと、またネット上をうろうろと彷徨していたりしたんだけど。
そうしているときに、価格.comの掲示板で見つけたのが、タイトルにあるとおり、MGR-A7を薦める書き込み。ちょっと中途半端ではあるが、生録機能があるので、純粋なプレーヤーというわけでなく、それなりの生録もできる高音質プレーヤーという位置づけだ。そういう生い立ちもあって、けっこう音質にはこだわっていて、発売当初の価格も約3.5万円ほどもしたものなのだが、一時投げ売り状態だったらしく、最低で6千円台まで下がったらしい。そういうわけで、音質にこだわる人にはお勧めですよって感じの書き込みだったわけだ。
残念ながら、自分が気づいたときには、もうかなりの流通在庫が捌けてしまった後らしく、最低価格が9,800円まで上がってしまっていた。2008年のモデルなので、内蔵フラッシュは、たったの2GBで、SDHCのスロットつき。せめてSDXCだったりしたら、そのうち、64GBを挿すという手もあるが、SDHCなので32GB止まりだ。まぁ、逆に考えると内蔵フラッシュが小さくて、基本的に非常用と考えると、MG-F5xxのような面倒が起こらないとも言える。
本体がそれなりに大きいこともあって、DACもデジタルアンプも完全LR独立に持っているという贅沢さもかなりそそられる。というわけで、最安値に間に合わなかったのは残念だが、MG-F516がダメダメな状態では背に腹は代えられず、ポチることにした。多分ポチったのは水曜日だったのだが、お店の選択がマズかった感じで、いまどき当然在庫があるなら当日出荷かと思いきや、なんと金曜日出荷とかいいやがる。確かに、当日出荷なんてどこに書いていないんだから、お店を責めるわけにはいかないが…。
ってことで、じゃ土曜日に着くかと思ったら、金曜日になって在庫が黒だって言うのは間違いで、実際在庫があるのは赤でした。それでもいいですか?みたいなメールが来てたりして、そのせいでまた出荷が遅れるし…。う~ん、今後積極的にこの店のお世話になることはないな。で、結局届いたのは今日日曜日の午前中。
基本、生録はしないと思うので、さっそく内蔵フラッシュにmiwaとgleeを転送して、聴いてみる…。「お、お、お、おぉ~、これは違うぞぉ~」って感じ。明らかに左右の分離が良くなっているし、それぞれの音の分解能もそうとう良くなっている。高音域から低音域まで全体にわたって分解能が上がっているからなのか、「音の粒がたっている」とでも言うのだろうか。それがリアルかどうかは、よくわからないが、聴いていて「贅沢感」に浸れる感じの音だ。なんというか、いい悪いとかじゃなくて、「あぁ、お金かかってるって感じの音だなぁ~」と思える。あかん、これ聴いちゃうと、さらに後戻りできないって言うか、これが壊れたら、本当に選択肢がなくなってしまいそうな気がする。と思ったが、MGR-E8という後継機もあり、こちらは音質的には、むしろ良くなっているらしい。内蔵フラッシュ2GBやSDHCスロットは進化なしなのが悲しいが、それでも、いざとなれば選択肢があるというだけで、ちょっと安心。いや~実際MG-F516にももどれそうにないぞ、こりゃ。
ちなみに、せっかく最近買ったHippo Box+ポタアンは、無音時のホワイトノイズがけっこう気になるし、せっかくのLR分離の良さをスポイルしている感じ、逆に音を濁らせる感じだったので、使わないことにしようと思う。これは、MGR-A7のヘッドホン出力→Hippo BOX→ヘッドホンというリレーで聴いたときの話。これはアンプを二重に通るので普通にあまり良くない感じはする。MG-F516の場合は本体アンプがほとんど仕事をしていない感じなので、これでもむしろ良くなる感じだったのだが。実は、MGR-A7には内蔵アンプを通さないLINE OUTの端子もあったりする。じゃ~、LINE OUT→Hippo BOX→ヘッドホンってどうよ?って考えるちゃうワケで、早速実行してみると、残念ながら、Hippo BOXにボリュームがない(実際にはGAINとして2段階切り替えはある)せいで、GAIN弱でも、耳が壊れるかと思うくらい大音量になってしまう。少し耳から離して聴いてみると、そんなに悪い感じもしないのだが現実問題実用にはまるでならないので却下だ。ボリューム付で、それなりに高級なポタアンでも買えば、試してみる価値があるかもしれないが、MGR-A7の内蔵LR独立デジタルアンプがけっこう優秀なので、投資に見合う結果を出すアンプはそれなりのお値段になりそうな感じがする。
というわけで、またまた、想定外ではあった上に、せっかく買ったポタアンHippo BOX+と接続用のケーブル(これもけっこういいものだったので、3,000円弱もしたのに(泣))が無駄になってしまった。
実は、さらにもう一ひねり顛末があって、MGR-A7が届かないので、土曜日にMG-F516の内蔵フラッシュの再フォーマットや再転送・構築をいろいろ試していたのだが、最終的にはほぼ完全に復活して普通に使えるようになってしまった。どうも、NASから、内蔵フラッシュに書き込もうとすると、フラッシュ書き込みとのタイミングが悪いらしく(フラッシュの書き込みは、実際は前データの消去と新データの書き込みの2段階になるので)、それでMG-F516のフラッシュ書き込みドライバがハングアップしているようだ。NASから一旦ローカルのHDDにコピーしてきてから、転送するとコピーの成功率が格段に上がる。それでも、一度に大量のファイルの書き込みをしようとすると、前と同じようにダメダメなのだが、CD1枚分くらいならば、なんとか大丈夫そうだ。それでも心配なので、だいたいCD2枚分をコピーしたら、一度「メディアの取り出し」を行い、MG-F516本体の起動を行ってリストを作らせ、再度接続して、またCD2枚ほどをコピーして…という感じで、14GBほどを転送したら、異常が発生する前の状態に完全復帰した感じだ。え~って感じだが、まぁ、非常用のプレーヤーとして、予備イヤフォンとセットでキープしていてもいいだろう。
ところで、いま価格.comをみると、本当にMGR-A7の在庫が捌けてきたらしく、最低価格が1.4万円弱まで上がっている。こうなると、もうMGR-E8にしちゃうでしょって感じだ。っていうか、MGR-E8の再生機能部分だけを切り出した用な機種を実売1万円くらいで出してくれたらいいのになぁ~。
glee: The Music voulume 1-3が届いた
かなり、予想外に早く届いた。オーダーが May 3, 2011となっているので、10日あまりで届いたことになる。まぁ、時差も考慮すると11日というところか。それでも、ぜんぜん問題ない早さだ。
まだ、ちゃんと全部は聴いていないので、大した感想は言えないが、って、もちろんちゃんと聴いた後もぜんぜん大した感想は言えないワケだけど。最初に volume.4を味わっているので、その後にvolume.1から聴いてみると、まだ荒削りというか、「模索」している感じが色濃い。volume.4ともなると、視聴者が何を求めているか、それにどう答えるのが最適解かに、かなり自信がある感じだが、なんというか、まだ「思い切った」ことができないもどかしさを感じる仕上がりになっていると思う。
まぁ、だからといって、「駄作」かというと、そういうわけでもなく新旧絶妙なブレンドで織り交ぜた選曲や、そのglee cast っていうか、glee 部に唄わせるためのアレンジといい、「聴かせて」くれるわけだ。
しばらくは、通勤は、この4枚だけ回そうかなー。楽天レンタルで邦楽の新譜(っていうか、自分にとっての「新譜」なんだけど)も何枚か取り込んだし、それなりにいい感じのCDばっかりなんだけど。しばらくは、このgleeの「ノリノリ」感が、気持ちを浮揚させてくれて、いい感じだしな~。
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