カテゴリー‘音楽’ の分
熊木杏里
ここのところ、何かとサボり気味。
先ずは「重いっ」と不評だったサイトのテーマを比較的軽いものに変更した。基本的には「サビしい」くらいにシンプルなのが好きなんだけど、ちょっとキマグレてみただけ。で、今回、基本路線に戻ったって感じかな。
しかし、不景気ですなぁ~、ニュースサイトは、どこでも派遣社員や、季節労働者の方々のレイオフ話題にあふれかえっている。明日は我が身か…。で、まぁ怖いもの見たさで、ちょこちょこと読んでいたりはするんだが、派遣会社がそういう人たちに「もう仕事がありませんよ」っていうときに「ご自分でも探してください」って言うらしい。そう言えば、今年の4月だったか、紹介してもらっていた会社の営業さんからそう言うことを言われたな、とか思って「そういう意味だったのか~」と…。5月いっぱい連絡を待っていたりした自分が馬鹿みたい…と今更思ってみたりして。まぁ、その会社内のエンジニアさんたちとは、人間関係的にあまりうまくいっていなかったからなぁ~、お互いそれが幸せだったのは確かなんだが。



それはいいとして、音楽ネタ。先週だったか、アマゾンメールで、紹介されていた、この「熊木杏里」。新しい人かと思ったら、デビューは2002年なんだそうで。父親が大のフォークソングファンで、自分も井上陽水レスペクトなのだそうだ。
いつもは、このアマゾン・リコメンドはだいたい無視するのだが、何を思ったのか、今回に限ってちょっとのぞいてみることにした、まずはカスタマー・レビューだが、基本的にすごく気に入ったカスタマーか、すごく失望したカスタマーしか書かないわけで、評価値そのものはあまりあてにならないが、その感想、気にいった人は「何」が気に入ったのか、失望した人は「何」に失望したのかについての情報が非常に役に立つ。
そういう観点で見ると、かなり「抒情的」なシンガーであり、前述のとおり、「なつかしい」フォークソング風味ってところらしい、これはかなり、自分のような「おじさん」の嗜好に合うんじゃないかと。
ってことで、早速、この最新アルバム「ひとヒナタ」を聴いてみると…。いつものことながら、初見はパッとしない印象。だが、自分の場合はいつもこうなので、ここであきらめずに、しばらく聴き続けてみる。まぁ、ほどなく、これは「おいしい」ってことがわかったので、ひとつ前のアルバム「私は私をあとにして」も続けて iPod行き。今週の通勤はほぼずっと、この2枚のアルバムを聞きっぱなしで、さらに昨日・今日の土日も家のオーディオはこの2枚がかかりっぱなし…。
う~む、6年前から活動していて、けっこうCMにも曲が採用されているんだそうだが、まったくもって知らなかった、我ながら超ウカツ。今年もそろそろ押し迫ってしまったが、音楽的には自分の今年一番の「収穫」かもしれない。しかし…、CD代がシャレになりませんぜ…。(なるべく、楽天レンタルで済ませたいところなのだが…)
Fairy Dance – KOKIA
ひさしぶりに音楽ネタ。リビングのTANNOY Mercury MX-1の右スピーカで、高音域でのビビり音、っていうのかノイズなんだけど…、が出始めて、かなりビビった。まぁ、あまり新しいスピーカーと言うわけじゃないし、経年による劣化もあるんだろうけど。一応、音量を大きくすることで出なくなるので、どうも電気的なものなのかな?と。
小音量で聴けないというのは、ちょっと悲しいがやむを得ないか。バイワイヤのつなぎ方を変えたり(そもそもちゃんとねじがしまっているかを見たり)とか、は一応やってみた。もうしばらくは様子を見ることにしよう。
で、この現象に気づいたのは、掲題の通りのKOKIAの新譜「Fairy Dance ~ KOKIA meets Ireland」を聴いていて。聴いていたアルバムは、借り物でMP3(192kbps)から音楽CD化したもの。最初は、このCDが原因かと思っていたのだが、気になったので、他のオリジナルCD(KOKIAの「songbird」)で試してみたら、同じ現象が…。
最近、小音量でしか鳴らしていなかったから、スピーカが「イヤイヤ」しちゃったのかな。
と、それはいいのだが、実はこの「Fairy Dance」が思いのほか、気にいってしまって、迷ったのだが、結局、上記の過程で大音量で聴いたら、KOKIAの声が「カスカス」で、色気や艶がまるでないのに気づいてしまった…。これは明らかにMP3化でのハイカットフィルターの仕業だろうと思うってしまったのが(その真偽はさておき)、Amazonでクリックというはめになってしまった。
Amazonの「Fairy Dance」のページによると、このページを見た人のうち、83%もの人がこのアルバムを購入しているのだそうだ。これはすごい数字だなぁ~、自分も結局この数字を押し上げることになってしまったわけだが。
一押しは、実は前から大のお気に入りだった「悲しくてやりきれない」。フォーククルセーダーの名曲だが、アイルランド民謡だったのね。いろいろな邦画でテーマ曲、挿入歌に使用されているが、とにかく、その理由を語ることなく、とにかく「悲しくてやりきない」ことをひたすら歌うこの曲は日本の「歌謡曲」の中では珍しい「普遍」性をもつ歌だと思う。
加えて、「Siuil a Run」も素晴らしい。これは歌を聴いて初めて知ったのだが、実は自分の「お気に」の一人「鳳山雅姫」のシングル「シュラル」こそが、実はアイルランド民謡の「Siuil a Run」だった。ググってみると、実は元ちとせとかも歌っているのね。
ということで、久しぶりに「買いっ」の新譜に出会えて大満足。実は、たたみかけるように、新譜アルバム「Christmas gift」の予約も始まっていて、これまた前評判がえらくいいのだが、う~む、勘弁してくれ。
NINE DIRTS AND SNOW WHITE FLICKERS[2]
で、さすがに夏至から2カ月経とうかという季節になって、6時過ぎともなるとかなり陽も傾いて、けっこう薄暗くなってくる。
前の日記でも書いたように、すでにCD化して何度も聴いてしまったので、感動が薄くなっちゃっているんじゃないかと心配しながら、鬼束ちひろのライブDVD「NINE DIRTS AND SNOW WHITE FLICKERS」を鑑賞した。
これは「2008年4月26日に、渋谷Bunkamura オーチャードホールにて行われた一夜限りのプレミアムコンサート」(Amazonより)の様子を収めたDVD。彼女にとっては、4年8か月ぶりのコンサートなのだそうだ。多くのファンが、その「衰え」を心配していたにも関わらず、見事な復活を披露し、コンサートの評判は、すこぶるよろしい。自分は今年の春にステレオセットを初級レベルにグレードアップして、彼女のボーカルをしっかり聴いてからのファン。とにかく、彼女の「魂の唄」は、MP3(AACか?)をiPod+イヤフォンで聴いていたのでは、その「魂」の部分がほんのちょっとしか伝わってこない。
問題のDVD、映像作品としての出来だが、前半のパノラマ風の16:9のさらに上下をそれぞれ20%ずつくらい切った映像はさすがにちょっといただけないというか、ワイド感ではなく、上下を隠されているというブラインド感を強く感じさせる。
7曲目以降からは、普通に16:9のみで進むので、あれはいったいなんだったんだ?って感じ。
危惧していた、新鮮さだが、幸いにも杞憂だった。やはり、映像とセットになると、これはまた別物、ということを実感させられた。
ライブの模様は、とにかく単調、これは悪い意味ではなく、歌唱を聴かせるという意味において、積極的に不必要なものを排除しているという、潔さというか、「聴かせる」ために必要な映像とは何か?という目的意識を感じさせる構成になっている。とは言え、ちょっと物足りない感もあって、なんか考え込んじゃったりするが。これは、実は前もって、「音」のみで散々聞いていたおかげで「究極的には、映像はまったく不要」と、安直な結論に飛びつけないから。やはり、目からの情報とセットで、なんというか「臨場感」というか、音だけではわかりようのない歌い手に関する情報が補填されることにより得られる「何か」があることは、なんか結論だけだと「当たり前のこと」だが、確かなんだろう。
そういう観点で観ると、実際はよりよい見せ方があったと思われる点も多いのだが、それでも総合的には、鬼束のボーカルを聴くことが目的であるなら十分の出来だと思う。なにせ、ステージ中央のスポットライトから、決してはみ出ることなく開始から15曲をただただ歌い続けるわけで、これで映像作品を作れと言われても大変だろうなとは思う。バンドも、グラントピアノ1台に、弦楽器(バイオリン?ヴィオラ?が4つとチェロ?が1つ)だけで、さらに前半はほとんどピアノのみというシンプルさ。背景も、ほんの申し訳程度に色がかわったりするくらいで、ほとんどの時間は暗黒のままである。
というわけで、ほとんどの時間、数台の固定カメラが彼女を追うという映像になるしかない。面白かったのは、そのうちの1台はかなりF値が小さく、かつ絞り開放で撮っているらしく、被写界深度がきわめて狭くて、かつ外れると急激にぼけぼけになるカメラがあって、いい感じの効果を出していたことかな。あれって、もしかしたら、撮影後のデジタル処理による映像効果?かとも思ったのだが、同じアングルではすべて同様の映像だったので、おそらくはカメラのセッティングなんだろう。なんせ、目にピントが合っていると、手足はもちろん完全にフニョフニョなのだが、それどころか、鼻やあご付近でさえ、かなりぼけてしまっている感じ。
いやしかし、10曲目「Angelina」あたりからは、もう圧巻としか言いようがなく、曲ごとに鼻がツーンとなるのを覚えしまう。特に個人的にお気に入りの「僕等、バラ色の日々」には、ひとたまりもない。CDの計算しつくされた音もいいが、こうした「生」というか「活きている」歌も、素晴らしい、もちろん、彼女のボーカルだからこそなのだろうが。
あぁ、11月には福岡でもコンサートがあるらしい、この「NINE DIRTS AND SNOW WHITE FLICKERS」的な構成だったら、行きたいなぁ~。
NINE DIRTS AND SNOW WHITE FLICKERS[1]
実は、6月ごろ、いったんはamazonで予約注文していたのだが、7月ごろだったか、amazonのカートを見ていて、そんなに焦らずともよいかぁ~、一応発売後の評判を確認してからでも、遅くはないだろうと思い、予約を破棄していた。
先日ふと思い出して、レビューなどを確認すると、コンサート自身同様に、このDVDもすこぶる評判が良い。で、いつものようにレビューで、こんなにいいんだ、あんなにすごいんだと書き立てられると、否が応にも聴いてみないと、いやこの場合は観てみないと気が済まなくなってしまう…。
中古が出回るのを待てば、おそらく2,000円以下にもなりそうだが、もともとが3,318円(amazon)と、普通のCDアルバムと変わらない実勢価格だしってことで、注文してしまった。
何が?っていう話をまったくしていない。鬼束ちひろが、今年の4月に単発で行ったプレミアムライブのDVD。鬼束ちひろを知らないという人はあまりいないと思うが、最近全く表舞台に出てこなくなったと思っていた人も多いと思う。自分もそのひとり。どうも、レコード会社の移籍とか、自分のペースに合わない仕事量とか、いろいろあったみたいだ。今年のこのライブはなんと4年8か月ぶりなのだそうだ。
で、なんと最近のamazonってば、可能ならメール便で送ってくるらしい、いくら送料無料とはいえ、3,000円以上するものをメール便っていうのはどうよ?とは思う。まぁ、ずいぶん前だが、6,000円ほどするコンピュータ関係の本を書籍小包で送ってきて、無造作にポストに放り込まれたこともあったが、あれは、まだamazonが日本に進出して間もないころで、今はもうああいうことはないのだと思っていた。
まぁ、それはいいや。で、とりあえず届いたのだが、やはりプロジェクタの大画面で観たいと思ったのだが、自室の遮光がいまいち完全じゃないこともあり、暗くなるまで待つことにした。
で、待っている間なのだが、このDVDには音声がPCM 2chで収録されているので、これを抜きだして、CDに焼いてやろうってことに。問題は、どうやって抜き出すか?だ。
調べていると、DVD Decriptorを使って、Audio Streamを wavファイルとして保存できるということを発見。とはいえ、あまりこういうニーズはないのか、結構わかりにくいというか、DVDの中身のこととか、詳しく知っていないと普通は見つけられないなぁ~って感じの方法だ。(ここ)
また、具体的なやり方自体も洗練されていなくて、チャプターごとにいちいち一連の操作を繰り返さないといけなかったり。このDVDはチャプターが17あるので、17回繰り返すことになったりしたが、一応有限回で済むし、そうそうあることでもないので(といいつつ、GO!GO!7188のライブDVDでも同じことしたいと思っていたりするが)…と言い聞かせて、退屈な作業を繰り返して、17個のwavファイルを手に入れた。
17個全部で、100分弱あるので、1枚のCDには入りきらない。とりあえず、最初の14個でほぼCD1枚いっぱいになるようなので、とりあえず焼いてみる。これを、自室のCD6002で再生してみると…。「ん?」おそれていたとおり、不具合が。高音部、特に音量の大きい部分が割れ気味といか、キンキンとした音になっている感じ。実は、気になっていながら、そのまま試してみたのdが、DVDから抜き出したwavは、48.0kHzとなっていた。CDは通常44.1kHzのPCMなので、どうなるかな?と試してみたわけだ。このまま48kHzで焼かれるのかと思ったのだが、ざっと調べてみたところではそうではなくCD書き込み時に48->44.1のダウンサンプリングが行われるらしい。で、このダウンサンプリングの精度によって、先のような現象が起こるらしい。
ということは、今使っているDeepBurnerのダウンサンプラーが「イマイチ」であるのが原因というわけだ。あぁ~、このダメなダウンサンプリングを使ったCDを4枚も作っちゃったよ。
ということで、SoundEngine Free版を使って、48kHzから44.1kHzへダウンサンプリング、試しに「とっても高品質」でやっても、1曲にそれほど時間がかからなかったので、17曲全部このクオリティ設定でダウンサンプリングした。結果は上々で、少しなまくらな感じになった気がしないでもないが、前のようなヒスノイズっぽい、キーキー感はなくなった。
って、実はいまだにDVD観ていない、その前に、このCDでさんざん聴き倒してしまったんだが…、DVD鑑賞時に、新鮮さがなくなって感動がそがれてしまうんじゃないかとちょっと心配。とりあえず、DVD、というかコンサートの感想は、次回ってことで。
鳳山雅姫(とりやままさき)
鳳山雅姫、タイトルにも書いたとおり「とりやままさき」と読む。この人を初めて知ったのは、TVドラマの「早乙女タイフーン」のエンディングテーマになっていた「渇いた胸」に興味をもったとき。今、Wikipedia で調べてみると、2001年のことなのだそうだ。すでに丸7年になるってことになる。それから、インディーズ時代に出していたシングルとかも買い集めて彼女の出したCDは一通りそろえるほどにファンになっていたわけだが、このところまるで活動の話を聞かなかったせいもあって、実はすっかり忘れてしまっていた。
で、オーディオ環境の整備の過程で、昔のCDを再度聴きなおしていたりの、その道半ばで、かけてみた彼女のCDが他のアーティストのものと比較して、かなりだめというか、アレンジの構成が貧弱というか、すかすかな感じで「おいおい、手を抜きすぎやろ~」と思ったことについては、前にも触れたと思う。
今回、自室、リビングともに、セッティングなど一応決着したと思ってもいいくらいにはなって、たまたまテストにKOKIAの「songbird」を聴いてみた(のも前回書いたけど)。すると、これまで自分が持っていたこのCD自体に対する印象が変わってしまうほど、とてもいい感じに聴こえちゃったのだ。そういうわけで、「さればっ!」と思って、鳳山雅姫のCDのリベンジとなった。
選んだのは、大した意味があるわけではないが「恋におちたふたり」と「あなたと見た夜」の2枚。最初に出したアルバムと、現在もっとも新しいアルバムということになる。
早速、聴いてみた感想だが、予想通り、前回の「ダメダメ」評価とは、かなり違う違うものになった。前回「すかすか」と思っていたのは、どうも彼女の曲のアレンジの傾向が影響していたようだ。ダイナミックレンジが広いというか、楽器の音のレベルが大きいグループと小さいグループにはっきり分かれているために、再生能力がないと、大きいレベルの音の楽器だけが目立ってしまい、小さいレベルで入っている楽器が「音」として形を成さないために、なんか音数の少ないアレンジに聴こえてしまって「聴きごたえがない」という不満だけを感じることになる。また、まだセッティング半ばで、音自体もガサツだったために、再生時のボリュームもあまり大きくする気がしない状態で、中途半端に小さいレベルで聴いていたことも影響していると思う。小ボリュームでは、ただでさえあまりきれいに再生できていない繊細な楽器の部分が、もう完全に「なんだかわけわかんない音」になってしまっていたんじゃないだろうか。
今回、セッティングが進み、ボリュームも前より十分にあげることができたために、小さい音の楽器を明確に解像するようになった。そのために、喰い足りない感がずいぶんと改善され、曲の印象がずいぶん変化したように思う。前ほどに「つまらない」アレンジとは感じなくなった。
以上は、アルバム2枚のどちらにも感じたこと。だが、とはいうものの、残念ながら、曲やアルバムの完成度としては、あまり高くないというか、正直成長を感じさせないできではあるかなと…と辛めの評価になってしまう。彼女の拙いが、ストレートな詞は個人的にはツボなのだが(だからこそ、ファンであるわけだけど)、いかんせん「曲」としてみると、今ひとつであると思う。
しかし、ではどうするべきか…というとむずかしい。彼女もすでに26か…。現在は主にモデルとしての仕事が多いのだろうか、ブログを見ると、割と更新も順調で、楽しそうではあるのだが「自身」を位置づける何かを見つけられているのだろうか?と思ったりもする。わはは、もちろん、人のことを心配している状況なんかではない自分のことは、地上30階ほどにある棚に上げっぱなしなのではあるが。
