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オデアジロ・オレンジ
いや、まったく…。ついに、と言うか、とうとうと言うか。
エスプレッソを家で淹れるようになって、どのくらいになるだろうか。最初は、カフェローサとかなんとかいう諭吉でお釣りがくる(それもお札で)レベルの手動マシンだった。それにPODで淹れていたのだが、それでも、エスプレッソ処女の自分にはちょっとしたカルチャーショックっていうくらいにおいしくて、やられてしまった。
それまで「おいしいコーヒー」を知らなかったんだな、要するに。おいしいコーヒーを淹れてくれるお店にも行ったことがなかった、なんと嘆かわしいことか。結局は、長い長い貧乏生活だったということなのだけれども。
で、それから、ほぼ毎日エスプレッソを最低1カップはいただかないと物足りない気になるっていうような人生になってしまったのだが、その初代カフェローサの調子が悪くなって、二代目SaecoのVIA VENETOに代替わりして、何年になるだろう。丸2年ほどかな、と思って調べてみると、なんと2007年3月27日にAmazonで注文している。ってことは、もうすぐ丸3年だったんだ。よくはたらいてくれました、軽く1000杯は淹れたことになる。
で、そのVIA VENETOのスチームを出すためのバルブねじが樹脂製なのだが、こわれてしまって、ちゃんと閉らなくなってから、ずいぶん経っていた。それでも、ごまかしごまかし、どうにか使用できていたのだが、いよいよスチームに切り替えた状態では手で押さえておかないと、そのねじが蒸気圧でポーンと飛び出してきそうになってしまっていた。そんな感じだから、飛び出さない状態であっても、手で押さえておかないと、抽出時にしっかり圧力がかからず、常に圧力漏れしているような有様。
何しろ、出勤前に必ず淹れているので、ここで気持ちよく一服できないのは、精神衛生上非常によろしくない。で、実は、ここ1年ほど、新エスプレッソマシン選考は続いていたんだけど、なかなか踏ん切りがつかなかった。
が、先に書いたようないよいよ駄目だね状態となり、本気で候補を考えざるを得なくなったわけ。
で、別にそんなにたくさん候補があるわけではない。何でかと言うと、とりあえずおいしいエスプレッソを淹れるという点で失敗したくはなかったので、メーカーはSaecoに限定。他の未体験メーカーで冒険する気はなぜかなかった、いつもだと、むしろ「初めて」にチャレンジしたくなるところだと思うのだが。
そうなると、あとは手動マシンにするか、初体験全自動マシンにするか、ここの選択でお値段が3倍以上違ってくるので、これまた普通なら迷わず手動を選びそうなものなのだが、現状Saecoの手動マシンと言うのは、Ninaに一本化されているが、どうもクレマ増強装置がなくなり、淹れる者の腕前勝負になっているらしい、それも面白いかもしれないが…。どうも、そこで頑張る気がなくて、敬遠気配が強くなってしまった。
そういうわけで、結局Saecoの全自動マシンってことになり、そうすると、値段的に、この冬の新製品である X small にするか、オデアジロにするか(オデアゴーはもうないのかな)って勝負になる。それ以上となると、もう10万円に届きそうだし。メーカーはもちろん違うと言うけれど、やはり Xsmallは廉価仕様のセールスマシンって感じが色濃くて、どうも最初からなし。
ってことで、めでたくオデアジロ・オレンジと相成ったわけだ。最終的には一部改良されたことになっている、2010モデルのオデアジロプラスというものになる。via venetoのほぼ4倍という、「おいおい、エスプレッソ飲みたいだけで、洗濯機や冷蔵庫なみの家電かよ」と突っ込みたくなるようなお値段。まぁ、せめて4年は頑張ってもらわないと困るなぁ~。
で、今朝届いて、さっそくセッティングを済ませて、最初の一杯を淹れてみた。抽出量のダイヤルの1目盛りがどれだけなのかわからなくて、困ったが、どうも1目盛りでデミカップ1杯分、約30ccじゃないかと思われる。ただ、最初一番左にしていたら、ごぼごぼっていうだけで、ちょびっとしずくが出たかな?って感じで、ここに目盛りをセットできる意味があるのか?って感じだった。で、わからなくて2度目はダイヤルの真ん中ほどにセット2~3目盛りあたりにセットしたので、カップを1個だけしか置いていなかったせいで、ダダ溢れ状態(笑)。
問題の出てきたエスプレッソの味だが、アロマ2目盛り分でちょうどいい感じかな。手動で淹れたものと遜色ない。実は、もっとおいしいものが出てくるかもと言う期待もあったので、ちょっとだけ期待はずれ、普通においしい、っていうレベル。
ところが、ちょっと問題があって、それはスチームの方。何しろ、VIA VENETOになってから、スチーミングをすっかりサボっていたせいで、だめだめ。さらに、スチームにしてから、最初お湯がちょろちょろっと出たりするせいで、ミルクが薄くなって、うまく泡立ってくれない、ここはもう少し研究の余地がありそうだ、あ、これは自分がってことね。ラピッドスチームも、それほどラピッドと言うわけではないので、バルブを開けてから、ほんのちょっと待って、ジョロジョロも出し切ってから、スチーミングをはじめないといけないようだ。
というあたりが、ファーストインプレッションかな。
関係ないが、VIA VENETOがお蔵入りしたために、あまってしまったエスプレッソ用に深入りで、かなりの細挽きのコーヒーがある(まだ600gほどありそうだ)。そこで試しに、紙ドリップで淹れてみたら、これが予想以上においしいのにびっくり。もちろん、ミルク・砂糖は多めにだが、新しい種類のコーヒーって感じで悪くない、いや、むしろ良い、とっても良いって感じ。



