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鳳山雅姫(とりやままさき)
鳳山雅姫、タイトルにも書いたとおり「とりやままさき」と読む。この人を初めて知ったのは、TVドラマの「早乙女タイフーン」のエンディングテーマになっていた「渇いた胸」に興味をもったとき。今、Wikipedia で調べてみると、2001年のことなのだそうだ。すでに丸7年になるってことになる。それから、インディーズ時代に出していたシングルとかも買い集めて彼女の出したCDは一通りそろえるほどにファンになっていたわけだが、このところまるで活動の話を聞かなかったせいもあって、実はすっかり忘れてしまっていた。
で、オーディオ環境の整備の過程で、昔のCDを再度聴きなおしていたりの、その道半ばで、かけてみた彼女のCDが他のアーティストのものと比較して、かなりだめというか、アレンジの構成が貧弱というか、すかすかな感じで「おいおい、手を抜きすぎやろ~」と思ったことについては、前にも触れたと思う。
今回、自室、リビングともに、セッティングなど一応決着したと思ってもいいくらいにはなって、たまたまテストにKOKIAの「songbird」を聴いてみた(のも前回書いたけど)。すると、これまで自分が持っていたこのCD自体に対する印象が変わってしまうほど、とてもいい感じに聴こえちゃったのだ。そういうわけで、「さればっ!」と思って、鳳山雅姫のCDのリベンジとなった。
選んだのは、大した意味があるわけではないが「恋におちたふたり」と「あなたと見た夜」の2枚。最初に出したアルバムと、現在もっとも新しいアルバムということになる。
早速、聴いてみた感想だが、予想通り、前回の「ダメダメ」評価とは、かなり違う違うものになった。前回「すかすか」と思っていたのは、どうも彼女の曲のアレンジの傾向が影響していたようだ。ダイナミックレンジが広いというか、楽器の音のレベルが大きいグループと小さいグループにはっきり分かれているために、再生能力がないと、大きいレベルの音の楽器だけが目立ってしまい、小さいレベルで入っている楽器が「音」として形を成さないために、なんか音数の少ないアレンジに聴こえてしまって「聴きごたえがない」という不満だけを感じることになる。また、まだセッティング半ばで、音自体もガサツだったために、再生時のボリュームもあまり大きくする気がしない状態で、中途半端に小さいレベルで聴いていたことも影響していると思う。小ボリュームでは、ただでさえあまりきれいに再生できていない繊細な楽器の部分が、もう完全に「なんだかわけわかんない音」になってしまっていたんじゃないだろうか。
今回、セッティングが進み、ボリュームも前より十分にあげることができたために、小さい音の楽器を明確に解像するようになった。そのために、喰い足りない感がずいぶんと改善され、曲の印象がずいぶん変化したように思う。前ほどに「つまらない」アレンジとは感じなくなった。
以上は、アルバム2枚のどちらにも感じたこと。だが、とはいうものの、残念ながら、曲やアルバムの完成度としては、あまり高くないというか、正直成長を感じさせないできではあるかなと…と辛めの評価になってしまう。彼女の拙いが、ストレートな詞は個人的にはツボなのだが(だからこそ、ファンであるわけだけど)、いかんせん「曲」としてみると、今ひとつであると思う。
しかし、ではどうするべきか…というとむずかしい。彼女もすでに26か…。現在は主にモデルとしての仕事が多いのだろうか、ブログを見ると、割と更新も順調で、楽しそうではあるのだが「自身」を位置づける何かを見つけられているのだろうか?と思ったりもする。わはは、もちろん、人のことを心配している状況なんかではない自分のことは、地上30階ほどにある棚に上げっぱなしなのではあるが。
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