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QNAP TS-109II
長いこと使ってきた、玄人志向の安物NASボックスであるGW3.5MM-U2/LANなのだが、さすがにファンが異音を発するわ、筐体は変なびびり音を発するは、でなんかやばい感じになってきていた。その上、これは使い始めた当初からなのだが、読み書きともに非常に遅いし、なんか動きもちょっと信用できない感じだった。
さらには、USBでPCと接続できることも売りだったのだが、最初からなのか、いつからなのか、USBケーブルでPCとつないでも、まったく認識しないようになっていた。もちろん、LANケーブルは外した状態である。というか、ケーブルつなぎ直して再起動しているのだが、全然認識しない。
ということで、しばらく前から新しいNASの導入は懸案だったのだが、たまたま、このQNAPのTS-109IIを発見してしまった。送料別で16,000円である。QNAPは業務用のもっと大きなNASを作っている会社で、いくらSOHO用の1ドライブとはいえ、この値段ならかなりのお買い得という気がする。新品のQNAP TS-110がAmazonなんかだと18,000円ほどだが、TS-109IIの方が機能的には上だったような気がするし。
機能が上と言ったって、その機能を使うわけでもなかったりはする。基本的にはNASとしてしか使わないし。しかし、そもそもの基本仕様というか、NASとしての「ちゃんとしてる具合」が、GW3.5MM-U2/LANとは比較にならない。まず、そもそも内部にハードディスクを取り付けるために筐体を開けたときの、その内部のきれいさが全然ちがう。これだけで、製品に対する好感度は急激上昇だ。見た目だけでなく、ハードウェアの完成度というか、精緻さというか、ちょっとしたパーツのかみ合わせみたいな部分で、いやぁ~、こりゃはっきりとは見えないところにもそれなりにコストをかけてるのかなぁという感じがする。
そういうわけなので、ハードディスクの取り付けなんて、もう何の問題もなくすんなり取り付けられてしまう。あ、そうだ、引っかかったところと言えば、マニュアルかもしれない。マニュアルというか、クイックスタートのA3版程度のかみっきれなのだが、これによると、筐体を開けるさいに、ボディの半身をスライドさせて外して、ハードディスク取り付け後にねじ止めすることになっているのだが、このボディの半身が押しても引いても外れない。おかしいなと思ったら、後でしめることになっていたねじが最初からつけてあり、これを外さないとスライドしない(当たり前)。だが、マニュアルを読む限りでは、その固定ねじは別パーツで同梱されていて、ハードディスク取り付け後にしめるようにしか読めない。おそらく、マニュアル作成後に、輸送中に半身ボディが外れたりすることを防ぐためにあらかじめねじ止めするようになったのだろう。
とは、いうものの、細かいところの作りがちゃんとしているので、この程度のひっかかりはほとんど気にならない。NASなのでインストール自体は、特に問題ない。電源ケーブルとLANケーブルを接続して、起動スイッチを入れると、DHCPからアドレスを取得して、そのまま起動し、ネットに接続する。あとは、PC上に「QNAPファインダー」というソフトをインストールして、ネットワーク上のTS-109IIを見つけ出して、ファームウェアをインストールする。付属のCDROMに、もちろんそのファームウェアは収録されているのだが、QNAPサイト上のものの方がかなり新しいようだったので、最初からそちらをインストールした。その上で、再起動すると、あとは、このTS-109II自身が管理サーバーも兼ねるので、ブラウザでアクセスし、管理ページを開けばよい。
そうすると、そこで、このNASが持つ多彩な機能を有効化したり、設定できたりする。細かい話は、次の機会ということにして、少なくとも、この管理ページのさくさく感からして、相当の底力があることが窺われる。そのあたりも、次の機会だが、とりあえず、前NASからの転送などファイルサーバーとしての使用感だが、まず、データのリードだが、うちの場合、旧態然たる100BASEのネットワークであり、理論的にも10MB/sほどの転送速度しかでないわけだが、このNASからの読み取りでは、実はこれがボトルネックになる。すなわち、転送速度が10MB/s弱くらいで頭打ちというか、ずっとこのあたりの速度で読めてしまうのだ。TS-109IIのアダプタはGBit仕様なので、実はそういう環境で使ってあげないとかわいそうなのかもしれない。ただし、ライト性能については、残念ながら5.0MB/sほどまで落ち込む。まぁ、どこがボトルネックになっているかはわからないので、あながちTS-109IIのせいだけだとは言えないのだが。
そういうわけで、もうこれだけでも、十分すぎるほどの対費用効果を得られたと言えるわけで、さらにNASすなわちファイルサーバーとして以上の機能のことを考慮すると、いや~、やっぱりいいもの買わなくちゃだめだねと、安物買いの銭失いとはよく言ったものだと。
というわけで、気が向いたら、あまり使ってはいないのだが、ファイルサーバーとして以外の機能についても触れていこうと思う。
訃報:Link Station HD-160LAN
しばらくおかしかったのは気づいていたのだが、とうとうお釈迦になってしまった。
おととしくらいにヤフオクで買った、160GB のNAS。バッファローの HD-160LAN というやつで、本当に初期のころのモデル。USBも付いていないし、プリンタサーバ機能とかもない。で、普通は、ドライブ自体がクラッシュしそうなものだが、そうではなくて、ネットワークインタフェースがダメになった。HUBにつなぐと、なんかパケットを「ガ~」っとやり取りしちゃうみたいで、双方のLINK/ACT LEDが激しい明滅が絶えることなく続いてしまう状態になる。
そうなると、まったく通信ができないようで、まるで外部からNASにアクセスできなくなる。dumb HUBを持ち出してきて、ネットワークアナライザでなんのパケットをやりとしているのか見てやろうかとも頭をよぎったが、他のNASは問題ないし、外部の影響ではなさげだ。実際、ここ3,4日はリブートしてみたり、電源を入れなおしたりして、だましだまし使ってきたのだが、いよいよ、それらの方法でも、その「ガ~」状態から抜け出すことができなくなってしまって、「南無~」ということに。
とはいえ、内部のデータのバックアップがあるわけでもなく、そのままにもしておけないので、分解して内部のドライブを取り出して、USBケースに臓器移植することに。
で、そうして生き返ったドライブは、サーバのUSBにつないで、使用することにした。3.5″のドライブなので、電源はUSBから撮ることなく、自前でACアダプタ経由なので、例のACアダプタ電源かしたサーバでも、ぎりぎりのW事情を逼迫させることがないので、助かる。
実は、今やサーバは、増設したUSBのネットワークインタフェースを経由してローカルLANにも接続していたりするので、サーバにログインして、そこから、この移植されたドライブの一部を生きているNASへとコピーして使うことができる。サーバにローカル向けの sambaサーバを走らせれば、そんなまどろっこしいことをしなくても直接参照できるんだけど、まぁ、そのためだけにサーバに samba を走らせるのは、う~んと思って今のところは保留中。
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